弁護士法人アドバンス
五十部 紀英
POSTED | 2018.02.15 Thu |
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TAGS | 従業員数:101〜300人 業種:士業(会計士・税理士・社労士・弁護士) 創立:9〜10年 決裁者の年齢:40代 商材:その他 |
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全ての人に、法律サービスを届けたい。
ワンストップ支援のプロフェッショナル集団Topics
弁護士法人アドバンス 代表弁護士 五十部 紀英氏のONLY STORY
弱者の代弁者となるために弁護士を志した。
私は現在、弁護士法人アドバンスを経営しています。はじめに、私が独立し活動をはじめたその経緯からお話いたします。
幼い頃は、野球や卓球などのスポーツや、TVゲームに熱中していました。戦略を立て、いかに要領よく物事をこなしていくかを考えるのが好きだったんです。勉強やスポーツ、何事に対しても、勝ち筋を考えて結果を手にすることに面白みを感じる子どもでした。
母子家庭で育ったこともあり、小さい時から自分のことは自分で考えなくてはいけなかったので、要領よく物事を進めていく癖がついたのかもしれませんね。
弱者の代弁者になりたい。そう思ったのは高校生の時でした。これは、新聞記者だった母の影響です。大学は法学部に進学しましたが、法律のことよりもメディアが持つ力に興味がありました。困った人たちの声を記事にして、社会に発信するような仕事ができたら……そんな理想を抱いていたんです。
しかし、最終的に私が志したのは記者ではなく、弁護士でした。大勢に向けて発信するメディアよりも、弁護士の方が個人に対しより直接的な支援ができるのではないかと考えたことがきっかけです。
思い立ったが吉日。その後はロースクール(法科大学院)に行って弁護士資格を取りました。卒業後は外部で3年間修行をしたのち、弁護士事務所を立ち上げました。ここで、自分の理想とするプロフェッショナル集団を作ってみたかったのです。
ジェネラリストであり、スペシャリストである集団を目指して。
弁護士法人アドバンスは、法律関係のことなら何でもご相談頂ける、法務のプロフェッショナル集団です。
個人のお客様に対しては、債務整理、交通事故、離婚問題、労働問題、刑事弁護など「個人法務」といわれている、日常生活の中で起こるトラブルを扱っています。
一方、企業法務の分野では、顧問契約をはじめ、日々の法律相談、契約書のチェックに債権回収など幅広く対応しています。その他にもM&A、デューデリジェンス、フランチャイズ、不動産に関するトラブル、海外の進出企業へのサポートなどを行っています。
おかげさまで、ここ5年間で個人の方からの法律相談は、月約1,000件ペースとなりました。法人のお客さまでも、これまでご依頼を頂いた件数で100社以上あります。
また、2017年9月には、税理士法人をグループ法人として設立しました。弊事務所には司法書士や行政書士も在籍しているので、他士業と連携してワンストップサービスを実現できるのも特徴の一つです。 アドバンスグループは、ジェネラリストでありスペシャリストな総合リーガルグループを目指しています。「アドバンスに行けば全部解決できる」とお客様に言っていただけるよう、各分野に特化したプランを設けているんです。
特にスポーツと医療分野に関しては、今後さらに注力しようと考えています。両分野とも、十分に対応できるスペシャリストが日本にはまだまだ少ないのが現状です。
私たちはこれまでに、スポーツ選手や医療関連の企業と顧問契約を結んできた実績もあるので、その分野に特化したチームを組んでサポートを行うことが可能です。例えば、選手がスポーツに専念できる環境や、引退後もセカンドキャリアとして活躍できるような仕組みを作っていきたいと思っています。
医療の分野に関しては、今後は独立する医師が増えてくると思うので、治療費の未払い問題や、薬事法に関するリーガルチェック、医療広告の分野などを法務の専門家がサポートし、医療の質の低下を防ぐための体制づくりが必要だと考えています。現在、遠隔診療、在宅医療の規制緩和が進み、法務を必要とする病院が増えています。そういったところでもお役に立てると考えています。
[LAW FOR ALL] 全ての人に、法律サービスを。
これからは、司法書士法人、弁理士法人、社労士法人などさらに多くの士業事務所をグループ法人として立ち上げていき、士業の専門集団を作りたいと思っています。現在は行政書士法人の設立を手続中です。
また、東京都外にも事務所を展開していき、地方でもしっかりとしたリーガルサービスを浸透させていきたいと考えています。各地域の政令都市にアドバンスの事務所を構えることも目標のひとつです。
経営者の方が、「アドバンスに頼めば、登記も税務申告もできるし、違法性のチェックや、お給料の計算、商標登録も安心して任せることができる」と言ってくださるような、ワンストップで支援できる体制づくりを行えたらいいなと思っています。
そのためにもアドバンスは、専門分野を持ったスペシャリストでありジェネラリストが揃うチームにしていきたいですね。
これからも、目標に向かってスタッフ一丸となって取り組んでいきます。現在は60人ほどのスタッフがいるのですが、年に3~4回ほど、社内の交流を深めるためのイベントを開催しています。先日も国立能楽堂に生き、狂言を鑑賞してきました。日常の業務の中でも、チームで働くことを大切にし、各自学んだことをシェアすることで、社員同士の一体感が生まれやすくし、全体のスキルアップにつながる環境づくりに取り組んでいます。
私たちのビジョンは、「LAW FOR ALL」です。すべての人に、あらゆる法律サービスを提供していきます。現状、法律問題を抱えた人が、弁護士に相談する割合は非常に少ないです。私たちのサービスを通じて、悩んでいる人を1人でも多く救っていけるように、これからも進み続けていきます。