ウェルス・コンサルティング株式会社
藤城 健作
POSTED | 2018.04.18 Wed |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:建築・不動産 創立:15年以上 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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不動産にまつわるあらゆる資産問題をまるっと解決。
脳に汗をかいて起業を目指すインターン生が大活躍!Topics
ウェルス・コンサルティング株式会社 社長 藤城 健作氏/副社長副社長 井手野 宏幸氏のONLY STORY
ビジネスの光と闇。両面を見て育まれた起業家としての血
「起業すること=すごい!」
そう思われることが多い世の中ですが、そこにあるのは“華”だけではないことをご存知ですか?
私は、ビジネスの華やかさの恐ろしさを幼少期から目の当たりにしてきました。
もともと母方が呉服屋だったので、私は幼少時から家業を営む母の背中を見て育ったんですよ。その影響もあって、小さい頃から自分で事業を営みたいという想いはありました。その想いを抱えたまま学校を卒業し、「短期で成長できるということ」「お金が稼げるということ」という二つの条件を重視して就活に取り組み、ある会社に新卒で入ります。
この時に選んだのが、不動産業。実際に投資物件の販売業に就くと、抜群の成績を上げることができました。ところが、管理職になると苦戦し、お金は稼げるものの、上手なチーム作りができず、悩みながら5年くらいを過ごします。
その後、大手経営コンサルティング会社を経験し、自分ができることを選んで行った結果、再び不動産という業界にたどり着き、当社立ち上げに至ります。
この時の創業のきっかけはというと、「起業の気持ちはあるものの、ビジネスは1人ではできない」という話を現副社長である井手野と話したことでした。
身近に家業を営む親がいた私は、ビジネスの華やかさと恐ろしさを知った上で、やはり富を得ることができるビジネスというものは面白そうだと思っていました。しかし、一人で会社を立ち上げる勇気はなかった。
井手野は、かつては自衛隊で同期昇格トップとして司令部の中枢まで登り詰め、秀でたマネジメント力を持つ人物です。そんな彼と出会い、「一緒に働かせてほしい」と言ってもらえたことから、ウェルス・コンサルティング株式会社は始まりました。
お互いに心のどこかで持っていた「起業」という新しい取り組みへの思いが合致し、そのタイミングも重なったことで立ち上げを決意したのです。
若手に裁量権を与え、そのエネルギーを引き出す環境を
こうして井出野とともに立ち上げたウェルスコンサルティング株式会社は、不動産賃貸の管理をメインに物件のサポートから資産管理などを包括的にコンサルティングをしています。管理会社からシナジー化した様々な事業も展開していますね。例えば、医師の方の資産形成や医院の売り上げに関するコンサルティングなど。良質なサービスや情報をお届けすることは、大切に考えていますね。
そのような事業を営む中で、弊社では若手社員やインターン生といった若者も活躍してくれているんですよ。
例えば、新人社員は入社後にコンサルティング営業からスタートします。賃貸で悩みを抱えるオーナー様に対してテレマーケティングやセミナーで営業を行い、情報提供やアテンドすることでサポートをしていくのです。こうした中では、賃貸の仕組みや資産分析について深く学べるので、若手のメンバーにとっては知見と経験が広がる貴重な経験になる。
一方で、積極的に若手の力を生かしていく事業の進め方をしていると、うまくいくことばかりでは無いことも事実です。過去にはインターン主体で失敗してしまったプロジェクトもありまして・・・。
しかし、その経験を失敗だけで終わらせず、その経験をもとに売上500万円ほど、利益200万円ほどの成果を上げてくれた事業もあります。
このようにしていくと、たとえ失敗してもインターン生が自分自身で考えて、動いて、挑戦していく風土が築かれていくんですよね。その風土は会社を突き動かすエネルギーとなり、現在ではインターン主体の広告事業が4000万円ほどの事業になっています。
さらに、弊社を支える若者たちは、仕事を通してエグゼクティブや中小企業の社長様と数多く接している。若者にとって、こうした方々と接点を持てる場面ってなかなか無いですよね。当然ビジネスマナーはしっかり覚えないといけないし、求められる知識量も半端なものではない。
こうしたアグレッシブな若手社員・インターン生の働き方は、弊社の大きな特徴の一つです。
ここまでお話しするともうお気づきかもしれませんが、私たちは周りを巻き込んでリーダーシップの取れる人たちを応援し、歓迎しているんです。社内外を問わず、起業すること自体が社会貢献に大きくつながると思っている。
日本のビジネス界を支える人材を輩出していく!
ウェルス・コンサルティング株式会社では、自分で考え、行動できるような社内風土を築きあげ、起業人材を輩出することで社会貢献をしていくことを目標にしています。
というのも、私は政治では世の中は変わらないと思っているんですよ。世の中をよりよくしていくためには、やはりビジネス。その中でも、日本を支えている中小企業が伸びないと、世の中は変わらないと思うんです。そこの屋台骨を支える人材を弊社から輩出することができれば、それは大きな社会貢献につながるでしょう。
今後は、海外ビジネスとして主に海外不動産業界への展開も考えています。今後、日本の人口が大幅に減少すると予測されているため、海外の外貨を稼いでいくようなビジネスを展開する必要があるのです。
さらに、日本国内における海外ビジネスに取り組みたい企業様のアテンドビジネスも考えていますよ。海外の言葉を話せても、その国におけるビジネスの商習慣はなかなか分からないものです。もしも、商習慣や法が分かれば、よりよいアプローチに繋がっていくはず。そうした情報をデータベース化して、プレマーケティングをすることで勝率の高いビジネスが展開できると予測しています。
ウェルス・コンサルティングは、ホールディングス化も見込んでいるため、周りを巻き込んでいける人材には、将来関連会社の社長に就いてもらいたいと考えています。もちろん弊社を経験して外に出てもらっても構いません。もちろん、付き合いはそれっきりというのではなく、取引先としてつながるような文化を作っていきたいですね。
最後に一言!
若手の皆さんには、「20代に濃縮しろ」「脳に汗をかけ」というエールを送ります。
というのも、20代の過ごし方はその後のキャリアに大きな影響を与えると思うんですよね。
20代で死ぬほどの高い壁に当たった経験は、その後の人生の大きな糧になり、あなた自身を守ってくれる。
起業したい意欲のある学生さん、みさなんが望む高い壁に向き合える仕事がここにはありますよ。
私たちと時間を共にすることで、きっと20代のうちに一生分働くことができるでしょう。
編集・山崎