株式会社BLAM
杉生 遊
POSTED | 2018.06.12 Tue |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:IT・情報通信業 創立:9〜10年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoB |
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あなたの世界は、そのコミュニティ1つだけではない。
パラレルワーク事業「カイコク」で新たな働き方を提案Topics
株式会社BLAM 社長 杉生 遊氏のONLY STORY
「杉生」の名を残すという、祖父との約束を守るために
株式会社BLAMは、日頃もったいないと感じるものをインターネットを活用することで「ワクワク」へと変えるために事業を営んでいます。まずは、私たちが今の事業を営むようになった経緯からお話ししますね。
私は大学卒業後、新卒でオプトに入社しました。振り返れば、そのときの面接で既に「3年くらいで起業する」と宣言していましたね。17歳のころから周りに起業することを公言していたのですが、その理由は「杉生」という私の苗字を残したいという想いがあったからです。
というのも、私は母方の祖父から「杉生の名を残せ」と言われ続けていたんですよね。幼い頃はその言葉を真剣に考えたことはなかったのですが、17歳のときに祖父が亡くなって、杉生という名前の人数が減っていくことを初めて実感します。
ちょうどその頃、他校の同級生の友人が起業して社長になり、どんどんネームが売れていくのを見て、自分もそうなろうと思いました。
オプトに入社して2年で、同期の木村と共に会社を立ち上げます。最初はブランクマッチングサービスを手がけていました。お店を探すのが面倒なユーザーと、空席のある飲食店をマッチングするというサービスを始めたのですが、キャッシュが底をついてしまう。
キャッシュが回らないと会社はすぐ潰れると言うことを実感し、オプトで2年間働いて培ったスキルを活かしてキャッシュを作る方向に切り替えようと思いました。
そこで始めたのが広告代理店です。私たちが持っているスキル・ノウハウ・実績のある働き方に新しいものを重ねていくやり方で事業を成長させようと考え、今取り組んでいるメディアデジタルマーケティング事業に参画していきました。
ユーザーが複数の仕事に携わっていくことを推進していく
現在は、インターネット広告代理と、パラレルワーク推進支援事業を中心に展開しています。その中でもパラレルワーク推進の「カイコク」が最も弊社のビジョンに沿った事業で、社運をかけて取り組んでいくつもりでいます。
そのような中で、株式会社BLAMはコンセプト・ビジョン・ミッションの3つを設定しています。コンセプトは基本的な考え方、常に持っている基本的な考え方という定義づけをしています。ビジョンは達成したい未来、作りたい理想像。そのために取り組む任務がミッションです。
まず、コンセプトが「ITを使ってもったいない物をワクワクに変えていく」というもの。ビジョンとしては「幸せな人生を送る人を、“働く”を通じて創出し続ける」というもので、そのためのミッションは「フリーワーカーを増やしていく」ことだと考えています。
私達がまず考えたのは、幸せな人生を送れること以外に働く理由はあるのか、というところです。誰もが生活を送るための収入を得るためにさまざまな職に就きますが、20歳程度から40年ほど働いていくことは、だいたい共通していますよね。その時間が楽しくないというのは、地獄だと思います。各自の幸せの定義は違うので、自分にとって幸せな何かを得られているような世の中にしていきたいと考えました。
職場でのパワハラなどに悩む人が多いという話題をよく耳にしますよね。それを解消するひとつの手立てとして、所属するコミュニティを増やすというのがあると思うんです。ひとつのコミュニティにしかいないとそこが自分の世界のすべてになりますが、複数の場所に所属しているとそれが逃げ道になる。
1人が1つの企業にずっと勤め続けることを否定するわけではありませんが、1つだけの企業で働き続けるしかない状況を変えたいと思いました。メインはこの会社で勤めているけど、他にもいろいろな企業でいろいろな事業に関わっていくという働き方を推進していこう、という考えが背景にあります。
具体的には、中小企業へのから仲介を受けて、ユーザーとマッチングするという方法を取っています。その企業に対して、ユーザーをどんどん紹介する。ユーザーに対してはその人その人に対して、どれだけのスキルを持っているか査定した上で、仕事を受けると決めた時点で前払をします。ユーザーに適した仕事をピックアップして、ユーザーが働きたいと思えば繋げる。そういう窓口になろうと思っています。
また、ユーザーサイドは副業に対して不安があると思うので、税金に関する講習会など、そういったサポートもゆくゆくは付けていく予定です。現在はこのような形でサービスを進めていますが、ユーザーが複数の仕事に携わっていくことを推進していく事業なので、ユーザーが実際に求めていることや課題が出てくれば方法はガラッと変わる可能性もあります。
「働くこと」に対して影響力を持つ会社になりたい
今後の目標としては、株式会社BLAM自体が「働くこと」に対して社会に影響力を持つような会社になっていくように事業を進めていきたいというところがあります。
例えば私たちが「副業NGは時代遅れだ」と言うと、どの会社もどんどん副業OKにしていく。逆にユーザーサイドに「現代社会は副業をしていかないと生き抜けない」と呼びかければ誰もが副業してみようと考える。私たちの一声で「働くこと」自体に対して、変化や進化を与えられるようなポジションを取っていきたいと思います。
そのためにはやはり、パラレルワークをする人を増やしていかなければならないので、今後も「カイコク」を推進していきます。
働き方が多様になっている世の中で起業家を目指す学生も多いと思いますが、私自身の考えとしては、まず難しい勉強をしないでとにかくやってみた方が良いと思います。毎日生きているだけで背負っているものや責任やリスクが増えていく一方なので、そういったものがなるべく少ないうちにチャレンジしてみること。「やりたい」と言う欲求を満たすためはやるしかないので、やってしまった方が良いと思います。
例えば22歳で起業しても、そもそも社会の信用的にそれほど大きな借金はできないし、できたとしても数百万ですよね。それなら失敗しても頑張って働けばすぐ返せますが、40歳で家族もいて、資本調達もある程度できるようになってから10億ぐらいのキャッシュを借り入れて起業するとなると、圧倒的なリスクや恐怖が伴い、結局一歩が踏み出せません。だからこそ、今のうちにどんどんチャレンジしていってほしいと思います。
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<パラレルワーク支援「カイコク」>
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