プリエボディフィットネス
城山 珂奈見
POSTED | 2018.08.08 Wed |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:その他 創立:3〜4年 決裁者の年齢:その他 商材:その他 |
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トレーニングだけで終わらないしなやかな身体作りとは
女性がより美しく健康な日々を送るためにできることをTopics
今回は、女性がトータルで綺麗になるための様々なサービス提案している、プリエボディ®考案者である城山 珂奈見氏にお話を伺います。
ご自身の経験から立ち上がった創業の経緯をはじめ、こだわりと想いが詰まった確かな事業の特徴、さらには今後の展望までお聞きしましょう。
プリエボディフィットネス 社長 城山 珂奈見氏のONLY STORY
自分の時間が取りにくい時期こそ、自分の身体を整える時間を
私は3歳のころから20歳を過ぎるまでクラシックバレエをやって、その後チアリーディングにも取り組んでいたのですが、結婚を機に一度すべて辞めて、家庭の仕事に専念することにしました。
ただ、二人目の子供を産んだときに自分の体つきが変わったことに気付きました。見た目はもちろんなのですが、肩こりが原因の偏頭痛や吐き気に悩まされることも多く、自分の身体をもう一度立て直そうと思ったのが、創業のひとつのきっかけになりましたね。それから現役時代に経験したいろいろなトレーニング方法の中から最適なものを模索するように。
トレーニングを行っているうちに、周りの友人から教えてほしいという声をいただくようになりました。自分も含め、子育てで自分の時間が取りにくい時期だからこそ、自分のために身体を動かす時間を持つことの大切さを感じていたので、このように人に教える仕事を始めたんです。
この仕事を始めるにあたって、ヨガの勉強をしたり、パーソナルトレーニングの資格を取ったりもしたのですが、やはり自分が長年やってきたバレエの動きを軸にしたトレーニングが、体幹やインナーマッスルを鍛えるのにもっとも適していると感じ、それを中心にしたトレーニングを現在行っています。
身体を正しい状態に戻し、一人一人に合ったトレーニングを
プリエボディ®は「しなやかな身体を手に入れたい」女性のためのエクササイズ、ひいては概念となっています。ただ、単に身体を鍛えるというわけではなく、現在は女性がトータルで綺麗になるためのサービス、商品を提供しています。
まず、事業の中心になるコンセプトとして掲げているのは『バレリーナのようなしなやかな身体を作る』。
従来のパーソナルトレーニングでは筋肉をつけてベストボディーを目指すという目標を掲げていることが多いのですが、プリエボディ®は少し違います。アウターマッスルをつけて割れている筋肉を見せていくのではなく、インナーマッスルをしっかりつけて、しなやかで姿勢が良い、細いけれど体幹はしっかりしている、といった身体作りを目指しています。
その他、女性が楽しめるスイーツを扱ったり、日常生活の過ごし方のアドバイスもさせていただいています。身体を鍛える以外の部分でも女性の生活をサポートするというのが、プリエボディ®のひとつの強みだと思います。
さらに、管理栄養士の先生にご協力いただきながら、栄養指導まで行っています。前提として、まず身体に良いものを追求して添加物が入っていないものや身体を内側から綺麗にしてくれるような食べ方にこだわります。ただ単に糖質を減らして痩せよう、というよりも、ここから10年、20年続けていける食生活や食習慣を身につけてもらえるように、と指導させていただいています。習慣を変えていくのは大変なことですが、その効果は大きく、先生方と一緒に尽力しています。
その上、理学療法士のトレーナーにも相談できる関係性を作っているため、身体の歪みを治し、身体を動きやすくするところからアプローチを始めていきます。身体を本来の正しい状態にするということに関しては、こだわりをもって取り組んでいますね。
顧客1人1人に対してトレーニングメニューを組むため、身体の状態によって治療から入る人も、最初からどんどん身体を動かしてバレエエクササイズのメニューを取り入れる人もいます。
インストラクターがきちんと稼ぎ、より仕事を楽しめるよう育成に尽力
今後は、私の地元の名古屋で店舗を持ちたいという想いもあります。メニューはフィットネスではありますが、それだけにこだわらず、女性の生活をサポートするものとしてヘアケアの商品も取り扱っていきたいと考えています。
実は現在、髪の毛を頭皮から元気にして綺麗な髪を育てる商品を新しく開発しているところで、それを名古屋の方で展開していくことも視野に入れています。あまりジャンルを限定せず、女性が綺麗になるために、私がおすすめしたい商品をどんどん発信していくつもりです。
それと同時に、インストラクターの育成にも力を入れていこうと考えています。インストラクターって、綺麗でスタイルも良い華やかなイメージがあって憧れる女性は多いんですよね。しかも、国家資格などはないので、インストラクターになるための敷居は非常に低いんです。
そういったこともあって、女性は転職先にインストラクターを選ぶ人も多いのですが、最初の敷居が低い分、収入に繋げていくのが難しいという一面もあります。
日本国内だけでなく、世界的に1レッスンあたりの金額が低く、特に地方では1,000円を切る値段でレッスンを行っている人もいます。私はそういったインストラクターの人たちの事業をサポートして、きちんと稼ぐことができるように育成していきたいんです。多くの人にその人のレッスンの価値を知ってもらい、収入を上げられるよう、魅力付けと教育を行っていきたいと思います。