株式会社LIG
岩上貴洋
POSTED | 2015.05.23 Sat |
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TAGS | 従業員数:101〜300人 業種:IT・情報通信業 創立:15年以上 決裁者の年齢:40代 商材:BtoB |
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クリエイティブ×メディア×スペース!
ファンの心を動かし続ける『LIGのブランド力』Topics
株式会社LIG 社長 岩上 貴洋氏のONLY STORY
イケてるものをつくりたい
株式会社LIGは、Webサイト制作・メディア(LIG ブログ)・プロモーション・シェアオフィス・ゲストハウス・映像制作など、Web関連事業を手掛けている会社だ。
これらの業種それぞれに特化した会社は数多くある。
しかし、それら全てをマルチに扱っているのは株式会社LIGだけだろう。
Webを作って、運用までをすることはもちろん、そこにクオリティを求め、
質の高いものを提供することは必ずしも簡単なことではない。
それではなぜ、そのような容易ではないことを可能にしているのか、
そしてなぜWeb事業をしているのか、岩上貴洋社長に直接インタビューしてきた。
「私たちは楽しい、面白い、感動する、怖いなど、どのような感情であっても、
『とにかく人の心を動かすものをつくること』を強く意識しています。
だからこそ、そのためにイケてるものを作りたくて。
そして逆にかっこ悪いものは作りたくないんです。
私たちにとってWebはあくまで心を動かすための手段であって、
そこに特にこだわっているというわけではありません。
ただ、Webは面白いですし、何より自社の強みでもあるので、
その得意分野を強くしていかないと、
『自分たちの存在価値はどんどん薄れていってしまうな』
という危機感は常に持っています。」
そんなLIGの思いが何より象徴的に表れているのが、LIGのホームページである。
皆さんは株式会社LIGのホームページを見たことがあるだろうか。
私はこのホームページを初めて見たとき、素直にびっくりしてしまった。
まず最初に目に飛び込んできたのは、サイトのデザインレベルの高さだ。
TOPページだけでなく、1つ1つのページのレベルがとにかく高い。
またLIGのホームページの特徴的な点として、ブログが挙げられる。
実はこのブログは、全社員が月に1記事は書く決まりになっているという。
ブログに関して、読者として何より感じるのは、
記事一つ一つが純粋に面白いということである。
勉強になる記事から、思わず笑ってしまう記事まで、
記事のジャンルは幅広くあるが、全てに共通しているのは、
『イケていて心を動かされる』ということである。
そう、それはまさに岩上社長の思いが体現されたものだったのである。
あなたは即答で「ないよ」と答えられるか
それでは、そのようなイケていて心を動かす仕事はどのようにして生まれているのだろうか。働き方(社内のルールや制度)について岩上社長にインタビューした。
「実は社内の決まりとかはあまりないんですよ。
基本的にみんなで話し合って、みんなで考え、そしてみんなで何かを決めています。
自然とそうなっていますね。強いて言うならば、『楽しむこと』がルールですかね。
やはり楽しんでいなければ、いい記事を書くことやいいサービスを提供することは
できないし、面白いアイディアがでてくることもないと思います。
そしてそんな環境をつくるためにつくったのが、このオフィスなんですよ。」
みなさんはLIGのオフィスを見たことがあるだろうか。
そこには一面漫画本で埋まった大きな本棚があるのに加え、
ダーツやキッチンまでもある。
そして、テーブルは丸テーブルがいくつも用意されていた。
ここにも考えがあるという。
「やはり上下関係があると、つくるものは画一化されてしまうと思うんです。
クリエイティブな発想ができなくなってしまいますし、
いいものをつくるのに上下関係はいらないと思っています。
四角い机だと、上座や下座がありますよね。
でも丸テーブルだと上座や下座などを気にしなくてもよいんです。
だから丸テーブルにしています。」
LIGのイケている仕事は、このような自由でクリエイティブな
職場環境から生まれていたのである。
ファンという武器
最後に、岩上社長に今後の展望についてお話を伺った。
「私はこれからの時代は、
情報源がどこかやどれだけ信頼されている人からの情報かが
何より大切になってくると思っています。
そのような中で、今後はただPV数を増やすだけでなく、
ファンを増やすことが何より大切になってくると思っています。
そして私はファンを増やすためにはよりリアルな場が必要だと思っています。
例えば記事を見て得られる情報量よりも、
映像で見て得られる情報量の方が何十倍も多いですよね。
そして映像よりも実際に会って対話する方が情報量はさらに多くなります。
だからこそこれからはもっとリアルな場を大切にしていき、
濃いつながりをつくっていきたいと思います。」
『イケているものをつくって心を動かすことでファンを増やしLIGブランドを広めていく!』
そんなLIGの世界観は今後ますます広がっていきそうだ。
編集後記
今回のインタビューは本当に本当に楽しかったです。
元々LIGのファンだったこともあり、オフィスに入ったときから、
LIGの世界観に引き込まれてしまいました。
インタビューをさせて頂いているときも、周りで楽しそうに仕事をされている
社員の方々を見て、素敵な職場だなと素直に感じました。
岩上社長の想いに触れることができ、ますますファンになりました。
これからもずっとLIGのファンとしてLIGを応援し続けます。