株式会社ヘルスアンドソーシャルケア事業団
渡辺幹洋
POSTED | 2018.11.05 Mon |
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TAGS | 従業員数:51〜100人 業種:医療・介護・健康 創立:15年以上 決裁者の年齢:その他 商材:BtoC |
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高齢化時代に合った「訪問」特化の在宅医療サービス
健康に関わる幅広いサービスで『生きがいの創造』をTopics
株式会社ヘルスアンドソーシャルケア事業団 代表取締役 渡辺 幹洋氏のONLY STORY
【経歴】
1970年 横浜生まれ。日本大学大学院 グローバル・ビジネス研究科修了。
MBA(経営学修士)取得。会員制リラクゼーションサロン 静養會館 院長を経て
株式会社 ヘルスアンドソーシャルケア事業団設立 現在、代表取締役。
その他、医療法人社団 サクラ 顧問 社会福祉法人 秀峰会 評議員
社会福祉法人 久遠園 評議員 株式会社 楽土舎 取締役 等 複数の企業経営に
参画 役員等を兼任。
ゼロから1を創る為の経験を重ね、医療の道へ
私が小学2年の時に両親が離婚。母親に随分甘えていた私は小学校卒業と同時に中高一貫校で親元を離れ寮生活を送りました。この6年間の寮生活で私自身鍛えられ、社会で生きていく術を教えられました。また一生涯の付き合いとなる友人達との出逢いがありました。
高校時代、交換留学と言う形で1年間カナダへ。
大自然の中で理想と現実のギャップある生活を過ごし、ある意味、最初の挫折を経験した事は今思うと貴重な経験でした。
帰国後、特にやりたい事が見つかった訳でもなく、いくつか学校に通い天職探しを始めます。
私の家は祖父も曾祖父も実業家で母方の曾祖父も海外で自らの手で事業を興していたので、私も幼い頃から漠然と経営者になりたいと言う想いや憧れがありました。しかし、自分が何をやりたいのか、どのような会社を作るべきかは全く決まっていなかった。
だからこそ自分が興味のある色々な職種の仕事を経験してみようと決めました。
例えば、お豆腐屋さんで働いていた時には毎日同じことを繰り返し行う事の大切さを実感したのですが、そういった事は自分には向いていないとも感じました。
お豆腐屋さんを辞めたのは、たまたま大きな事故がたて続けに起きたからです。
大怪我をした仲間のお見舞いに行った時の仲間の顔、これからの不安と恐怖全てが表情に現れていました。あの悲しく、笑っていない笑顔は今も忘れる事が出来ません。
この様な経験から医療・介護・リハビリ等そういった仕事の方向にアンテナが向き、
鍼灸・マッサージ師の資格を取得しました。
さまざまな会社で働きながら、その時々でゴールを迎え最終的には曾祖父起業の地、ペルーにも赴きました。
それまでゼロだったものから1を生み出す経験を繰り返しながら、訪問による鍼灸マッサージから株式会社ヘルスアンドソーシャルケア事業団はスタートしました。
訪問マッサージ・リハビリ特化デイサービス・訪問歯科で地域No.1へ
当初からビジネスモデルを固めていたので事業は順調でした。
初年度6000万円、2期目で1億円の売上を達成しました。
しかし、そこから閉塞感と言うか伸び悩みが続きます。
そして現状の事業を継続させる事に注力するのでなく、新規事業にも積極的に進出しようと決めました。新たな事を取り入れる決断は思考や行動を変え、既存の事業でも良い影響が出てきました。今もその繰り返しの日々です。
はじめはスタッフの皆から、また社長が新しい事を始めたのかと言う感じでしたが、今ではそれがウチのスタイルだと諦めたのか、管理職からも新規事業の提案が出てくる様になりました。本当に嬉しい事です。
現在訪問マッサージでは日々800人以上の患者様と関わりながら業務を行っています。リハビリ特化のデイサービスでは圧倒的に地域No.1を達成しました。そして私たちの日頃の活動が新たな新規事業を生み出しています。
グループ内の医療法人を中心に訪問歯科のネットワークも確立しています。
現在20の歯科医院と業務提携を行い、2020年までに50医院の提携を目指します。
その実現とともに、横浜市内で訪問歯科シェアNo.1を狙っています。
今後の展開・未来・理想は
今まで培ったコネクションやネットワークを最大限活用して在宅医療・介護・生活支援のプラットフォームを生み出していきます。今想うことは、組織はその率いる者の力の影響を大きく受ける事。積極的で野心ある仲間を募り、責任者や起業家として新たなビジネスを生み出していきたいと思います。
理想は今ある事業が独立してそれぞれの事業で社長が誕生する事。
そして次々と新たなビジネスを生まれる土壌が維持、拡大する事です。
弊社の会社名でもある事業団とはその様な想いが込められています。
それを叶える為には、現状の事業を大切に育てながらその中心にいる患者様・利用者様・お客様の満足度を高め、そこで働いてくれているスタッフの働きやすさやモチベーションを高める姿勢を忘れずにいる事だと思います。
私たちの会社に興味や新規事業の提案などあれば遠慮なく連絡下さい。
医療や介護・生活支援領域の専門職の方々をはじめ、何か共感して頂けたら嬉しい限りです。お読み頂きありがとうございました。