トライアングル個別学習塾合同会社
石田 祐介
POSTED | 2018.11.08 Thu |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:研修・コンサル 創立:9〜10年 決裁者の年齢:40代 商材:BtoC |
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学習塾でお子様の人生を一生涯サポートします!
トライアングルで夢に全力でフォーカスTopics
自分の力で問題を解決できる大人になるには、自分で考える力を育てなければなりません。トライアングル個別学習塾合同会社では、勉強好きになるための小さな成功体験の場を設け、自発的に勉強のできる力をサポート。さらに子どもたち1人1人の可能性や未来の選択肢を広げるために全力を尽くしています。
今回は代表取締役の石田氏にトライアングル個別学習塾合同会社の教育理念や起業のきっかけ、今後の展望についてお話を伺ってみました。
トライアングル個別学習塾合同会社 代表取締役社長 石田 祐介氏のONLY STORY
他にはない学習塾を目指しています
―まず、目を引いたのが1人1枚の大きなホワイトボード。大きなホワイトボードを使っているところはあまりお見掛けしませんが。
石田:はい、個別指導塾で私たちが使用している大きさのホワイトボードを使っているところは他にはないと思っています。1対1の授業で、目の前で書かれて教わるのと口頭で教わるのではやっぱり伝わり方が違ってきますから。
一人ひとりにあったノート作りもできますし、そのまま家で復習できる、授業が分かりやすいという声を多くいただいているんですよ。
―なるほど。たしかにホワイトボードは大きな特徴の1つですね。他にも学習塾としてのこだわりはどんなところにあるのでしょうか。
石田:そうですね、これまでの塾は、受験が終わると生徒との関りがなくなってしまう、いわゆる「点」のサービスだったり、学校でも卒業したら終わりになるような点の教育だったりだと思います。
わたしたちは学習塾として「点」になるのではなく、卒業しても関わっていけたらという想いで「学習塾から始まる一生涯のお付き合い」というのを教育理念としています。
たとえば、社会人になった時に「君は何が強みなのか?目標を決めなさい、行動を決めなさい」と言われたとしても、自分がどんな目標を立てて、どういうふうに達成していくのか、トレーニングをしていないとできないですよね。
学校や学習塾では学べないので、このままだと指示待ち人間になりかねません。大学生で気づいて自分から発信をしていく人もいますが、中学生や高校生からでも日々のトレーニングを積み重ねれば自立した大人になれると思っています。
―具体的に塾ではどのようなことをされているのでしょうか。
石田:勉強を少しでも好きになって欲しいので、1番は成功体験を積めていない子に、小さな成功を積み重ることに力を入れています。勉強において喜びだったり感動だったりが手に入ると人生ってガラリと変わってきますから。
そして、塾の勉強でも、学校生活の目標でも何でも良いのですが、自分が将来何になりたいのか?
1年後どうなっていたいのか?
半年後どうなっていたいのか?
じゃあ今回の目標は何だろうという所から、行動することを全部書き出して、日常生活の中でその目標に向かうためにどのくらいの時間を要するのかを自分で考えてもらうんです。
こちらからアドバイスはしますが、絶対にこうしなさいというのはしません。
―自分で考える力を身につけるということですね。他にも取り組みはありますか。
石田:去年からの取り組みでいうと、毎月1回「ママつく」というお母さん方との無料のランチ会を開いていることですかね。その中で、お子さんの家庭での様子や悩みをヒアリングさせていただいています。
ランチは無料で、意見を出していただいたら1000円キャッシュバックなのでちょっとお得だと思いますよ(笑)。
塾に通っている子は、英会話スクールも併設しているので、英会話を学ぶことができたり、それに派生した国際交流イベントに月に1回参加することができます。
また、入塾時にお子様に行動特性診断を受けてもらい、モチベーション特性やストレス特性なども診断して指導に活かしています。
他にも、勉強のやり方や勉強のその先を教えるセミナーを塾内で開く取組みなどもやっています。
―なるほど、それは珍しい取り組みですね。塾で勉強をするだけでなく、1人1人にあったその先のサポートまでできる塾というわけですね。
先生、生徒、保護者のトライアングルで叶える夢
―石田氏がこの事業を立ち上げたきっかけを伺ってもよろしいでしょうか。
石田:学生時代にアルバイトで塾講師をはじめたのがきっかけです。その時、勉強がそこまで得意じゃない子や苦手だと思っている子たちが、自分が教えることで成績が上がったり、喜んだりしてくれることにやりがいを感じました。
塾を運営するにあったっては今でもその気持ちが核となっているのは確かです。
その後、新卒で企業に勤めたのですが、学習塾で働きたいという思いがあり転職しました。大企業を辞めて転職したので、親からはどうせやるのなら自分で起業しろと。親も経営していたので。
―そうなんですか。
石田:転職先の学習塾には拾ってもらったという恩もあり、なかなか踏み出せなかったのですが、10年後の自分の姿を思い描いたときに、今のままでは自分にとってのやりたいことを実現できないと思うようになって、2014年8月に起業を決意したんです。
―将来を見据えて学習塾を立ち上げたのですね。
石田:はい、ですが当初はうまく行かなくて大変でした。セミナーに参加したり、他の塾に無いようなことにどんどん取り組んでみたり。
さきほども言いましたが、わたしたちは教育を点で考えるんじゃなくて、教育のその先をしっかり考えて、本人にあった個別の指導をしていくことを理念としているんです。人生は受験に合格するだけがすべてではないですから。
トライアングルという塾の名前にもありますけれど、先生と生徒と保護者の方にとって必要なもの、叶えたいものを実現したい。
そのためにも生徒や保護者の方の意見をしっかり聞こうと、ブレない軸のようなものができはじめてからは、問い合わせや紹介が爆発的に増えてきたように思います。
一生涯の学びの場としてのトライアングル
―将来の展望をお聞きしてもよろしいでしょうか。
石田:将来はさまざまな場所に展開をしていきたいと考えています。その1つがトライアングル個別学習塾、トライアングルグループのフランチャイズ化。事例づくりをしてノウハウを提供し、展開していきたいと思っています。
また、長期的には、学習塾だけで展開していくのではなく、幼稚園と提携して、幼少期の英語教育であったり、プログラミングであったり、運動であったりと、「自分の学びたい事を自由に選択できる場、それがトライアングルだ」というものを作りたいと思っています。
―まさに、企業理念である一生涯のお付き合いということですね。
石田:そうですね、一生涯教育ですね。最終的には、目標や将来の夢のその先、まだ未だ知らない世界を見つけられる教育の場にしたいと考えています。
執筆:やまだ優子