萩原 宏尭

今回のインタビューは、職業紹介事業や保険事業、ビジネスコンサルティング事業、Web開発事業を展開する株式会社Whole Personsの萩原氏にお話を伺います。

同社のメイン事業となる人材紹介サービスの内容や起業のきっかけ、オンリーストーリーのサービス「チラCEO」をご利用いただいた経緯についても語っていただきました。

萩原氏：クライアント企業は、売上が10億、100億と伸びているベンチャー企業で、例えばベストベンチャーに選ばれていたり、ネクストユニコーンのような企業が多いですね。

登録されている企業数は現在200社以上で、社長様が次の社長様を紹介して繋がるケースがほとんどです。登録求職者も毎月50名ほど増えています。

萩原氏：紹介する人材自体が弊社の強みだと考えています。というのも弊社に登録していただいている求職者の方たちは、人を通じて紹介していただいた方だけなので、人格という部分でしっかりとした担保がされているんです。

一方で通常の人材紹介は、求職サイトに登録している転職希望者にアプローチをかけて行っていきますので、人物を既存の情報でしか判断することができず、求職者の人格まで目が届きにくい。

「信頼ができる求職者を信頼ができる企業様にご紹介をする」ことを大事にしていますので、クライアントからは大変評価をいただいております。

萩原氏：1つは先程も申したように人格がしっかりしている人。紹介していただく方ばかりなので、みなさん人から信頼されている人たちです。

もう1つは、我々はベンチャー企業への紹介を得意としていますので、求職者の方たちもベンチャー思考の強い方がご登録されています。

萩原氏：クライアントに関しては、どの人材紹介会社からも同じ人材を紹介されることが多いなかで、完全紹介制のWhole Personsでは、これまでにない人材を紹介してもらえると、ご満足いただいています。リピーターになってくださる方もたくさんいらっしゃいますね。

また大手からベンチャーに転職された方からは「自分の仕事がより明確になったことで、仕事にやりがいや楽しさを感じるようになった」というお声をいただきます。

萩原氏：私たちが重要視していることは「求職者がここで働いて楽しい人生を送れるかどうか」。そして「その選択がクライアントにとって有益であるか」。これらを常に考えて、事業に取り組んでいます。

萩原氏：以前は生命保険会社で約6年間営業マンとして勤めていましたが、後半の2年間においては「もっとお客様のためになることはないのか」と考えながら働いていました。

なぜかと言いますと、保険業というのは人が亡くなって、お金を出して初めて役に立つ仕事だから。そうではなく、もっと自らが人の役に立ちたいと思ったからです。

そのタイミングで、自分の後輩が立ち上げようとしていた人材事業の会社が倒産してしまったんですね。

このままでは後輩が1人になってしまう。それに携わる中で人材事業の仕事に対しやりがいや改善できる要素を多く感じていましたので、生命保険会社を辞めて起業を決意しました。

萩原氏：そうですね。もともと就職活動の時も「人の役に立ちたい」という想いで仕事をさがしていたので、10年が経ち、結局その想いに立ち返った形ですね。

萩原氏：月間の決裁者アポイント数で言いますと、13社のアポイントを提供していただきました。他の会社さんは3~5社が範囲だと言われていますので、他社さんよりも多いと思いますね。担当者を介さず、多くの決裁者と会えることに価値を感じています。

萩原氏：アポイントの質が担保されているから。そしてオンリーストーリーで働いているみなさんが生き生きとしている、その人間性の部分。オンリーストーリーという会社自体に共感をしてためお付き合いをさせていただいております。

萩原氏：オンリーストーリーのような会社が世の中で伸びていったらおもしろいと思うので、これからも応援しています。

執筆＝山田

校正＝笠原