ミールソリューションズ株式会社

横田史朗

Webドキュメントソリューションに特化した専門会社

すべてのお客様を喜ばせるためにオーダーメイドで対応
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今回のインタビューは、Webドキュメント業務に関わるさまざまな事業を展開するミールソリューションズ株式会社の横田氏にお話を伺います。

個々のお客様に喜んでいただくために、食材(フード)ではなく、食事(ミール)にしてソリューションを提供する同社の想いや今後の目標について語っていただきました。

ミールソリューションズ株式会社 社長 横田 史朗氏のONLY STORY

オーダーメイドでドキュメント業務を改善


–まずは、ミールソリューションズ株式会社の事業内容をお聞かせください。

横田氏:ミールソリューションズは、企業のWebドキュメントに関わる業務改善「ドキュメントソリューション」の提案とシステムの提供を行う会社です。

–ドキュメントソリューションとは具体的にどのようなサービスなのでしょうか。

横田氏:企業が扱うビジネスの文書には、作成してから廃棄されるまでさまざまなプロセスがありますよね。例えば配布したり、保管したり、廃棄したり。そういった一連の流れを弊社ではライフサイクルと呼んでいます。

そしてそれぞれのドキュメントには、申込書、契約書、提案書などの種類があり、それらを作成する人、閲覧する人、活用する人によっていろいろなニーズが出てきます。

そのライフサイクルとドキュメントの種類に合わせて、例えばドキュメント自体を別のものに置き換えたり、複写から電子処理に変えたりして、お客様が効果的に活用できるように、さまざまなメニューで業務の改善を行っています。


同じ業界や業務であっても会社によってルールがまったく異なりますので、それぞれのニーズに対応するようにしています。

–クライアントの業務にあわせてオーダーメイドでソリューションを作り上げていらっしゃるんですね。一方でサービスを提供する側は大変ではないでしょうか。

横田氏:それはその通りなのですが、それでもしたい、という確固たる信念があるんですね。

そのお話をする際には、私はいつも1つ質問をしています。「冷ややっこを日本で初めて売ったのは誰だと思いますか。」と。

–冷ややっこですか…。分からないですね…。

横田氏:そうですよね(笑)

実は、この質問は以前の会社で受けた授業で、とある教授に聞かれたことなんです。私は江戸時代の豆腐屋かと思っていましたが、その答えは「セブン-イレブン」だそうなんです。

豆腐が乗って、ネギや醤油など全部のせたものが冷ややっこ。その教授は続けて「あなたたちは、冷ややっこではなく、豆腐を売っていないか」とおっしゃいました。私はその言葉にすごい衝撃を受けたんです。

というのも、当時の私はソフトウェアのパッケージを販売していたのですが、パッケージを提供することが目的で、導入した後のことは役務提供の範囲でないとラインを引いていました。

つまりいい「食材(豆腐)」をつくることだけを考えており、お客様の「食事(冷ややっこ)」までは考えていなかったんです。


ソリューションをご利用いただくクライアントが、すばやく、簡単に、最大限の効果をあげるためのプロダクトアウトの考えが「食材」の提供。

そうではなく、エンドユーザーの利用シーンを考えて商品・サービスを組み合わせて提供する「食事」の提供をするのが私たちの仕事。

だからこそ、私たちの社名でもあるように、お客様のニーズに合わせたミールソリューションを提供することを目指しています。

世の中で通用する実力をつけるために


–起業に至るまでの経緯を教えてください。

横田氏:いろいろなタイミングが重なって起業に至りました。

起業の1つの理由としては、40歳になった時に「この会社で仕事ができること」と「世の中で仕事ができること」が、どんどん乖離していくように感じたことが大きいです。

例えば、「この会社の〇〇のことを知っている」は、世の中や他の会社では役に立たないのでは、と思ったんです。

そんな中、ちょうど他の会社からお誘いがあり、また早期退職制度もあったので、転職をしたのですがうまくいかず…。それならばと思い、自分で会社を立ち上げることに決めました。

–起業するにあたって、どのような会社にしようと考えましたか。

横田氏:最初に決めたことは「社員が胸を張って履歴書に書けるような会社にしよう」ということです。

そして「お客様のほしがるものを提供するのではなく、喜ぶものを提供しよう」とコンセプトを決め、もともと大手機会メーカーで関わってきたドキュメントの専門知識を活かし、現在の事業を立ち上げました。

お客様に価値を提供し、喜んでもらいたい


–今後の目標を教えてください。

横田氏:まず社員がよい仕事をして、成長をしてくれること。次に既存のエンドユーザーやパートナーに対するさらなる価値提供をしていくこと。そして新しい出会いや価値を提供できるお客様を増やしていくこと。大きくこの3つが目標です。

私たちはお客様に価値を提供でき、喜んでもらうことを目的としています。しかし、顧客を一気に増やしてしまうと既存のお客様に迷惑がかかりかねません。少しずつゆっくりと確実に基盤をつくっていきたいですね。

–ありがとうございます。では最後に、読者へメッセージをお願いします。

横田氏:ミールソリューションズという社名のように、さまざまなものが加わって、よい食事を提供していきたいと思います。私たちを必要とされる方、一緒に美味しい食事を作ってくださる方がいらっしゃれば、ぜひご連絡をください。


執筆=山田
校正=笠原


ミールソリューションズ株式会社の住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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