マーカスエバンズジャパンリミテッド
雪下 大輔
POSTED | 2020.09.07 Mon |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:その他 創立:15年以上 決裁者の年齢:40代 商材:BtoB |
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年商1000億円以上の企業と繋がるチャンス!
平均3件〜5件の成約が出る、ビジネスサミットとはTopics
今回のインタビューは、世界59カ所の拠点でビジネスサミットの企画・運営をするマーカスエバンズの日本支社マーカスエバンズジャパンリミテッドの雪下氏にお話を伺います。イベントの開催だけでなく、ビジネスチャンスを掴むためのコンサルティングまで行う同社の事業内容について語っていただきます。
マーカスエバンズジャパンリミテッド 社長 雪下 大輔氏のONLY STORY
商談獲得から情報集取までできる決裁者限定イベント
可能性は自分で広げていくもの
––まずは、マーカスエバンズジャパンリミテッドの事業内容をお聞かせください。
雪下氏:弊社は、国内外の大手企業が集まるサミットの企画から運営までを行い、企業のトップリーダーにイベントを通じてビジネスチャンスを提供している会社です。
具体的にはITや医療、マーケティング、ファイナンス、製造、人事など業種や職種を限定し、商談やプレゼンテーションの機会を提供しています。
––参加者にはどのような企業様が多いのでしょうか。
雪下氏:サミットの参加者は商材の提案を受けるエンドユーザーと提案するベンダーに分けられます。
エンドユーザー側は年商1000億円以上の企業で決裁権を持つ部長職以上の方、ベンダーはベンチャーから老舗企業まで企業規模は幅広いですが、大手企業に対してサービスや製品の提供ができるリソースを持っている方々になります。
––大手企業の経営層と接点を持ちたい企業様にチャンスの場を提供しているということですか。
雪下氏:おっしゃるとおりです。ただベンダーに機会を提供しているだけでなく、機会が案件となるようなサポートをすることも私たちの大事な役割です。
例えば「どのような企業をターゲットとし、どのくらいの期間で、どのくらいの規模のプロジェクトをやっていきたいのか」「いつまでに案件獲得したいか」などのヒアリングを行い、そのためには何が必要かを考えて取り掛かります。
またサミット当日は、各社の営業力によって案件が決まりますので提案準備もサポートしています。具体的にはサミットに参加する前に、エンドユーザーからは企業課題や今後導入予定のソリューションを伺っているので、その情報を共有し、提案内容を考えています。
––丁寧なサポートが他のマッチングイベントとは異なるサミットの特徴なんですね。
雪下氏:そうですね。さらに企業が持っている最新情報を入手できるのもポイントです。通常では知り得ない情報を入手でき、商談の約束まで取れる。営業マンだったら喉から手が出るほど欲しいチャンスではないでしょうか。
––実際にサミットに参加された方の事例があれば教えてください。
雪下氏:例えばベンダー側は1回のサミットで1年半以内に平均して3件から5件の成約を決められています。そういった実績からベンダー側のリピートは7割と継続して参加される方が多いですね。
––マーカスエバンズはイギリスに本社を置く外資系企業だと伺いました。日本で事業を着手した背景を教えてください。
雪下氏:日本では1997年から事業を始めて、2020年現在、日本では年間8回のビジネスイベントを開催しています。
当時日本ではトップダウンの商談ではなく、下から稟議を上げていくボトムアップ型が主流でした。しかし企業の活性化にはトップ同士の商談の方がよいという考えに至り、日本に進出しました。
––雪下様が入社された経緯を教えてください。
雪下氏:私は2016年2月にマーカスエバンズに入社しました。
前職は、小学校受験・幼稚園受験のための教室で教員と教室長を兼任していました。自分の子どもたちが高校や専門学校に入るタイミングで、自分も「新しいことをやってみたい」と思い転職することを決めました。
マーカスエバンズは求人サイトで見つけて、事業に惹かれて入社しました。
入社を決めたきっかけの1つに、「sky is the limit」という会社の考え方があります。日本語では「天井はない、限界は自分で決めているだけ」という意味に当たるんですが、私も「可能性は自分で広げるものだ」と考えていたので、面接の中でこの考え方を聞いたときに、この会社はきっと自分に合うと思ったんです。
入社後は、マーカスエバンズの成功メソッドに則って働くうちに、入社4日目で初契約を取って、日本最短記録も出しました。その後、日本支社代表として今に至ります。
企業に貢献し日本経済を活性化させたい
––今後の目標を教えてください。
雪下氏:今以上に日本のブランドを世界に向けて発信していけるビジネスイベントの開催や企業のサポートをしていきたいと思います。
海外の方が持つ日本のイメージは、「アニメや漫画、電気製品などのクオリティが高い国」というものもあれば、「忍者や侍!」など古いイメージからアップデートされていないことも多々あるんですね。例えば、そのような方々にも日本企業の魅力を伝えられるような取り組みをしていくことで、日本企業に貢献していきたいと考えています。
––いま現在、力を入れていきたいことはありますか。
雪下氏:今、日本には2つ支社がありますが、さまざまなクライアントニーズに応えていくために、日本支社の拠点を増やして、サミットの回数を増やすことが直近の目標です。
そのためにも人材採用を進め、どんどんチームを作っていきたいと考えています。クリエイティブ思考でチャレンジ精神がある方はぜひジョインしていただきたいですね。
––ありがとうございます。では最後に、読者へメッセージをお願いします。
雪下氏:自社のサービスや製品、ソシューションに対して確固たる自信があり、お客様と同じ視座で考えていける企業様のサミットご参加をお待ちしております。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
執筆=山田
校正=笠原