株式会社Health Win
安里 満信
POSTED | 2016.01.06 Wed |
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TAGS | 従業員数:6~10人 業種:医療・介護・健康 創立:9〜10年 決裁者の年齢:その他 商材:BtoC |
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元救命救急医が新しい医療を提案!
“病気になる前に病院へ行く”予防医療で日本を元気にTopics
株式会社Health Win 社長 安藤 満信氏のONLY STORY
本気で医療と向き合った人生
株式会社Health Winは、日本を元気にするために立ち上がった。
同社の安里満信社長は、元救命救急医という経歴を持っている。その気になる過去について詳しく教えていただいた。
「父が開業医だったため、幼い頃から父の姿を見てきました。その影響で潜在的に『いつか私も医者になるのだろうな』と思っていました。
そして埼玉の自治医大に研修医として入った時のこと。
当時では珍しい全ての科を回って勉強するというスーパーローテーションという方式だったので、内科・外科の垣根にとらわれず広く患者さんの診療をしました。
この時期に急変と呼ばれる、命の危機に瀕した患者さまと向き合い、医者の原点に気づかされたのです。倒れてる人や命の危機にある人をすぐに助けられるのが医者なのではないかと。私は研修医期間を終え、救命救急の道に進むことを決めました。」
安里社長が救命救急医として働いていた頃、ある医療問題が話題となっていた。
「それは救急車のたらい回し問題です。これでいいのかと疑問に思った私は、まず自ら救命車を断らないということを実践してみました。
約3年にわたり病院内をマネジメントし、様々な方に協力していただいて、なんとかやり抜くことができました。しかし世の中は変わっていなかった、救命車たらい回しは続いていたのです。
地域救急医療体制は、地域行政と密接に関係していますので、そこから変えなければいけないと思いました。そして今まで全く繋がりのなかった政治の世界に飛び込み、栃木県議会議員選挙、栃木県下野市長選挙と挑戦しました。
結果はふるわなかったのですが、あくまでも政治家になりたかったのではなく新しい医療モデルを作るためだったので、けじめとして政治の世界から離れることにしました。」
働き過ぎの日本人だからこそ、予防に投資を
そんな安里社長が予防医療を広めようと立ち上げたのが、株式会社Health Winである。
「健診センター(予防医療)、診療所、民間病院の外来診療や当直、救命救急センター、介護老人福祉施設(福祉医療)などに携わってきました。その経験によって、病気になってから薬や医者に頼る人、病状発見が遅く重症となって救急車で運ばれる人が多いことを感じ、健康なうちにケアをする『予防医療』を広めたいと思うようになりました。
“自らの健康を自ら勝ち取る”という社名にもその想いを込めています。現在は新橋でクリニックを開設し「超プレ健診」を実施しております。
こちらではお客様が気になる部分のみの検査を、短時間かつ低価格で受診していただけます。お昼休み等の空き時間で、サラリーマンも気軽に受診できるようにしました。
さらに即効性のあるニンニク注射を、安価で受けていただくキャンペーンも行っています。その中からワンコイン100円をカンボジアの井戸作りの為に寄付します。」
Health Winでは本人が持っているDNAが原因で起こりうる、病気のリスクも検査することができるという。
「自宅で簡単にできる遺伝子解析キットを販売しております。この検査では、自分の体質や病気のリスクを知ることで、効果的なダイエットや健康的な食事など、より良い生活を送るヒントが手に入ります。
早いうちに自分に合った健康法を知ることは後々の人生に役立つと思いますよ!」
健康第一とよく言われるが、何をするにも身体は資本である。
予防へ投資をすることは決して無駄ではないだろう。
そうだ、健康だから病院へ行こう
最後に日本を元気にするために、同社がこれから取り組んでいくことを伺った。
「従来型の病気を検査し薬を渡す診療ではなく、薬をやめられるように健康なうちからあるいは軽い症状のうちから見ていきましょうという医療を提案していきます。
この予防医療によって、人間ドッグや特定健診の受診率を上げる手助けをしていきたいです。
そして私の考えを、会社やメディアを使ってどんどん発信していきたいと思っています。
現在、ストレッチ業界No1のDrストレッチの医療アドバイザー(顧問)や、救急救命士を養成する大学での講義等、精力的に活動をしております。
あとは徐々に自分たちのオリジナルの商品も手がけていきたいです。教育、食事、運動においてそれぞれ予防に努められるような提案をしていきたいと思っています。
病気になる前に発見、初期症状の段階で治療=笑顔の人が増えていく=日本が元気になるそれが私の目指す医療の形なのです。」
“自らの健康を自ら勝ち取る”時代がやってきた。