glafit/株式会社ファイントレーディングジャパン
鳴海 禎造
POSTED | 2017.07.21 Fri |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:卸売業・小売業 創立:15年以上 決裁者の年齢:40代 商材:BtoC |
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ハイブリッドバイク「glafitバイク」
驚き・感動・笑顔Topics
glafit/株式会社ファイントレーディングジャパン 社長 鳴海 禎造氏のONLY STORY
悪循環に陥っていた過去、大久保秀夫氏との出会い
私の幼少期は、自宅にテレビが無いくらい物が少なかったんです。
それが逆に物欲を強くしていって、15歳の頃から好きなブランドの服を販売したりする商売をしていました。
その後、やはり商売がしたいという思いから、自動車系の事業の会社を起業しました。
しかし、当時の私は就職した経験がなく、社員を夜中に呼びつけるなど、今では常識の欠いたことをしてしまうこともありました。
当然社員からの反発もあって、人を増やしているのに業績は上がらず、それどころか下がっていく状況でした。業績が上がらないから人使いも荒くなる。
そんな悪循環に陥っていました。
そうした状況になっても私は、「人間って難しいな」というような他責的な考え方でした。
そんなある日、偶然、大久保秀夫さんの本を読んで感銘を受けました。そこで直接お会いして、大久保さんに弟子入りさせて頂くことになりました。
そこがまさに私の人生の転機で、大久保さんから経営者に必要なことを教えて頂きました。
教えて頂いこと、それは「在り方」です。
どうしたら儲かるかとか、何ができるかではなく、どうあるか、どうあるべきかという本質が重要で、そしてそれを明確にするためには100年後のビジョンが必要だということ。
自分がいなくなった時に、会社がどのようなことをしているのかというビジョン。
それを理解した私は、自分が目指すべき方向がわかりました。
私は「乗り物の100年後のビジョン」を描くことにしたんです。
glafitで驚き・感動・笑顔を提供したい
乗り物の中でも、バイクという形態を選んだ理由は、大手自動車メーカーが、会社設立当初にバタバタという名前の、自転車にエンジンを積んだものを作っていたことから着想を得たからです。
私はこのバタバタをglafitで再定義したいんです。
glafitは、自動車のパラダイムシフトであるEVを取り入れた次世代の乗り物です。
ペダル走行モード・電動バイクモード・ハイブリットモードという3つの走行モードを有していることが特徴です。
ペダル走行モードは、通常の自転車のようにペダルを漕いで走行するモード。万一の充電切れにも対応することができます。
電動バイクモードは、バイクと同じように軽快な走行ができます。
そしてハイブリッドモードは、自分の足と電動、両方を使い走行する”走りの楽しさ”を味わうことができるモードです。
このように、glafitには、自転車・バイク・ハイブリットと、1台で3つの楽しみ方があります。。
glafitというネーミングは、人々に幸せになって欲しいという意味のgladと、生活に合うようにデザインされているという意味のfitからきています。
製品名の通り、私はこのglafitで、人々に驚き・感動・そして笑顔を受け取って欲しいと思っています。
glafitは、現在クラウドファンディングで1億円以上を集め、たくさんのマスコミにも紹介されています。皆さんにglafitをお届けできる日はもうすぐです。
※glafitを公道で使用する際には以下の条件があります。
・ナンバー登録
・自賠責保険への加入
・ヘルメットの着用
・第一種原動機付自転車を運転することができる免許
・歩道ではなく車道を走行
日本を代表する次世代乗り物メーカーになる
私は、このglafitを通して、世界を席巻したいと考えています。
世界中をターゲット市場にして、そしてやがては、日本を代表する次世代の乗り物メーカーになりたいと考えています。
しかし、ビジネスモデルというものは約30年で陳腐化してしまいます。
ましてや現代は、そのサイクルがかなり短くなってきています。
私たちは、ビジョンを実現するために、常にその時々のニーズに合った次の一手を模索しています。
glafitもその一つです。
まずは、10年でアジア8カ国に進出し、そこから20年、30年とどんどん範囲を広げていきます。最終的には世界展開することが目標です。
そのためにも、現在僕たちの事業に参加してくれる仲間を募集しています。これから事業の幅を広げていくにあたって、若く、やる気に満ちている人が欲しい。
乗り物で人々に笑顔を届けて社会に貢献していく。
それが私たちファイントレーディングジャパンの「ビジョン」です。
☆取材・記事作成・構成=佐藤、中村、佐久間