株式会社クロコ
大和田 大地
POSTED | 2019.07.05 Fri |
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TAGS | 従業員数:101〜300人 業種:飲食店・実店舗 創立:7〜8年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoC |
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システム開発から動画制作までワンストップでサポート
多角的なビジネスであらゆる事業の内製化を目指すTopics
今回のインタビューは、システム開発や動画制作、飲食店経営など様々な事業を行う株式会社クロコの大和田氏にお話を伺います。展開する事業の中から、システム事業と動画制作サービスについて詳しく語っていただきました。
株式会社クロコ 社長 大和田 大地氏のONLY STORY
【経歴】
弊社は2017年12月に設立。2018年6月千葉県松戸市に四川担々麺「どういうわけで、」をオープン。2018年7月中央区銀座にフレンチレストラン「CACHETTE965」をオープン。それと同時期にITシステム、動画制作、グラフィックデザインの事業部もそれぞれ立ち上げる。その後、2019年5月中央区銀座に油そば「ににんがし」をオープン。その際に資本金を965万に増資する。全ての事業を内製化することを目的として、多角的にビジネスを進行中。
つながりを生かして様々な動画制作を可能に
–株式会社クロコでは、動画制作サービスやシステム事業を展開されていると聞いております。まずは動画制作について教えていただけますか。
大和田氏:はい。動画制作に関しては、企画から撮影まで多種多様な形で柔軟に対応をしています。
最近は、CMの動画や、会社設立や創立記念の社内PR動画、大学や専門学校の案内用の動画、メーカーや小売店の商品の説明動画などが多いですね。
–手がけている案件から、業種や規模問わず、様々なお客様からご依頼を受けていると感じました。何かを伝えるツールとして動画が注目されてきているのでしょうか。
大和田氏:そうですね、例えば、HPにいくとトップ画面で会社案内の動画が流れるような企業さんも増えてきたと感じます。ただ、それは一部の会社の話であり、特に中小企業の中で動画を取り入れているところはまだまだ多くありません。
だからこそ、動画を取り入れることは、他社との差別化に繋がると思います。
その上、動画を使えば、資料を何枚も用意する必要や口頭で説明する必要もない。手間をかけずに、映像と音でわかりやすく説明ができるのは作業効率という面から見ても大きなメリットだと思いますね。
–他社との差別化という話がありましたが、動画制作という点において、株式会社クロコが他社と差別化を図っている点はありますか。
大和田氏:もともと何年も動画制作に携わってきた社員がいるため、動画制作における企画や撮影、キャスティングなどのノウハウや人脈がある点ですね。つながりを生かして多様な案件に対応しています。
–多様な案件に対応できるとのことですが、料金はどのくらいになるのでしょうか。
大和田氏:動画は専門技術が関わってくるので、相場が分かりにくいですし、品質によっても料金が変わりますので、まずはお客様の目的をお伺いし、その上で料金や動画の内容をいくつか提案させていただきます。
弊社が感じている部分ではありますが、今、動画制作は二極化しております。安価で大量に生み出しているものと、ハイクオリティではあるものの高額過ぎるもの。
そうした話も伝えた上で、弊社はより安価に、よりクオリティの高いものを提供できるよう対応させていただきます。
企業課題をシステム導入で解決する
–続きまして、システム開発について詳しいサービス内容を教えていただけますか。
大和田氏:システム開発では、お客様のニーズに合わせて業務のコンサルティングからWebシステムの設計、開発、導入、運用まで行っています。
様々なお客様とお仕事をさせていただいておりまして、お客様のお困りごとをシステムで解決していくことを念頭に、課題を抽出し、ご提案させていただいています。
–具体的にどういったお困りごとを解決されてきたのでしょうか。これまでの事例を教えてください。
大和田氏:多くの案件に関わってきましたが、一言でいうと「手動で行われていた業務に対し、システムを導入することで時間とコストを削減する」。そういった事例がほとんどですね。
例えば、とある病院では、今までは手書きだったカルテを電子化することで、患者さんの引き継ぎがスムーズにできるようになりました。
メーカーでは、不透明だったお客さんの購入履歴や嗜好を、会員サイトを作ることで把握できるようになりました。
また、システム導入後の商品PRであったり、メールやLINEでの見込み客への一斉アプローチなども、ご依頼があれば対応させていただきます。
–システム事業を行う上で、大事にしていることはありますか。
大和田氏:システム開発に限った話ではありませんが、一番大事にしていることは、お客様が根底に抱えている企業課題を洗い出し、そこへの解決策を提示することです。
そのためにも、必ず最初に直接現場を見て、丁寧にヒアリングをしています。
–実際に御社のサービスを利用されたお客様からはどういった声をいただきますか。
大和田氏:「今まで受けたことのない提案でびっくりしました」というようなお声は多くいただいております。
依頼通りに作業をすることも、もちろん大事ではありますが、Aが欲しいと言われたからといってそれが最適とは限らないんです。それとは別の角度から新たなB案を提案する。そうするとお客様も新たな発見に繋がる。それが自然とできること、そういった社員が集まっていることは誇りに感じていますね。
一方で最適な解決策であれば、他社のシステム開発やアプリを提案することもあります。これもお客様からしたら、思ってもみない提案なので驚かれますね。しかし、問題の解決がお客様にとって一番だと思うので、場合によってはそうしたことも伝えさせていただきます。
そのほかにも、弊社はシステム開発から動画制作、グラフィックデザインまでワンストップで行うことができますので、どの切り口からでも2回目のお仕事を依頼しやすいと言っていただけます。
多角的なビジネスで幅広く対応できます
–今後、どのような展開を考えていますか。
大和田氏:システムに関しては、自社商品の開発に力を入れていきたいです。現在はお客様からのご依頼に対し、柔軟に対応することが売上の基盤になっていますので、次の展開では、自社でシステム開発をし、より受注案件を伸ばしていきたいと思います。
また、弊社の既存の飲食業も含めて様々な経験をして、今はノウハウを蓄積している状態です。すべての事業で内製化に向けて多角的にビジネスを展開していけたらと考えています。
–最後に、読者の皆様にメッセージをお願いいたします。
大和田氏:弊社は、システム開発から動画制作、グラフィックデザイン、そして飲食事業など、幅広く何でも対応ができますので、ぜひお気軽にお声がけください。
執筆=山田
校正=笠原