株式会社ヒトノテ

坪 昌史

本質的価値あるマーケティングに「ヒト」は欠かせない

提案だけではない「実行力」が強み
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今回のインタビューは、スタートアップから大企業まで幅広い企業のWebマーケティングを支援する株式会社ヒトノテの坪氏にお話を伺います。

自動化や効率化が進む中、本質的な価値あるマーケティングには「ヒトの目と意志」が必要だと語る坪氏。展開する事業内容はもちろん起業のきっかけや今後のビジョンについて教えていただきました。

株式会社ヒトノテ 社長 坪 昌史氏のONLY STORY


【経歴】

1983年、北海道伊達市出身。2007年、筑波大学第三学群工学システム学類卒業。

2007年4月、エンジニアとしてキャリアスタート。2008年6月、株式会社サイバーエージェントにて、SEOのR&D機関のエンジニアを経て、2010年8月、株式会社リクルートに入社。リクルートグループ全社のSEO技術責任者に就任。リクルート全社のSEO推進を加速させつつ、グローバルM&A事業部にて投資候補企業のデューデリジェンスおよびバリューアップを兼任。

2015年4月、株式会社クラウドワークスへ入社。プラットフォーム事業部の事業部長に就任、根幹に関わる設計や施策などを推進。

2015年11月に独立。Webコンサルタントとして、サービス改善、マーケティング、SEOなどのコンサルタント業務に従事。

2017年4月、株式会社ヒトノテ設立。代表取締役社長に就任。

全力で企業のマーケティングに向き合う


–まずは、株式会社ヒトノテの事業内容をお聞かせください。

坪氏:弊社は「ヒトが手がける仕事の価値を大切にし、ヒトが明るく仕事ができる未来を形成する」をミッションに、さまざまな企業のWebマーケティングに関する課題解決の支援を行っている会社です。

主にSEO、CRO(コンバージョン率改善)、広告運用のアドバイスといったノウハウ提供とサイト制作、記事作成などのコンテンツ制作の2つを行っています。前者に関しては、ノウハウを提供した後、自社内で実行できるよう、内製化を目標にしてマーケティングのサポートをしています。それに加え、マーケティング戦略や組織課題の解決まで幅広く展開しています。

–ありがとうございます。同業他社と比べた時の御社の強みや差別化できるポイントはどこにあるとお考えですか。

坪氏:事業会社出身の専門スキルを持ったメンバーが集まっている点。そしてしっかりと施策にコミットし、マーケティングを前に進めることができる点の2つが弊社の強みだと思います。

実は、マーケティングにおいての100点の回答は既に多くの教科書に載っているんです。そのため、提案自体もそこまで難しいことではありません。

しかし、たとえ教科書には100点と書いてあっても、その施策がお客様のサービスにおいて、実行し、成果がでなければ、ご支援のゴールにはなりません。

まず、事業会社出身者だからこそ、「どのように進めたら成果が出るか」というゴールを意識した提案ができること。その上で、お客様の体制やサービスの特性に合わせて、本質的で価値のあるマーケティング戦略と施策にコミットし続けられること。そこがヒトノテの特徴だと思います。

ヒトノテでマーケティングの価値向上を


–坪様は前職を辞められたあと、フリーランスで活動をされたのちに事業を立ち上げられたと伺いました。その背景について教えてください。

坪氏:はい。フリーランスでコンサルティングを1年半やっていましたが、Webマーケティングの急速な進化の中で、自分1人でお客様に提供できる価値は年々少なくなっていくことに焦りを感じていたんですね。また1人で活動することにも寂しさを感じていました。

であるならば、技術的にも人間的にも信頼できる仲間を集めて、支援の幅と質を高めていこうと考え、法人を立ち上げました。

–起業された際に、何か課題に感じたことはありますか。

坪氏:成果に繋がりにくいような「人が介在しないWebマーケティング」をしている企業が多いことですね。

実はWebマーケティングの領域ではとても自動化が進んでいるんです。そのためマーケターがほとんど何もしなくても、AIがサイトの改善を提案したり、広告が最適化されたりとどんどん効率化されています。

一方で「かっこいいからマーケティングオートメーションを入れました」だとか「良さそうだからDMPを導入しています」とせっかく高価なツールを入れても使いこなせていない企業も少なくはありません。

もちろん私たちはこういったツールを入れていくことに賛成しています。しかし、どういう目的で導入するのか、どういう考えで誰が活用するのかを考えないまま導入してしまっているケースが多いんです。

では、そのような状況を変え、本質的で価値のあるマーケティングをするには何が必要か。私はそれが「ヒトの目や意志」だと考えているんです。

だからこそ「ヒト」への投資を惜しまずにプロフェッショナルなメンバーを集め、「ヒトの手」でWebマーケティングの価値を世の中に提供するために事業を立ち上げました。

Webマーケティングの力で日本を楽しく


–今後の目標を教えてください。

坪氏:Webマーケティングの世界では、ヒトがしっかりと考え、施策を実行していかなければ良いものは生まれないと考えています。

だからこそ自動化されていくものをただ眺めているだけでなく、本質的な価値のあるWebマーケティングの支援を行い、「Webマーケティングはヒトノテに」と想起されるような会社を目指していきたいですね。

–世の中にどういった影響を与えていきたいとお考えですか。

坪氏:弊社の事業を通して「日本で生活していることが楽しい」と思ってくれる人が1人でも増えてくれたら嬉しいですね。

現在は、「今の日本は〇〇…」とネガティヴな感情を持たれやすい世の中だと思うんです。そのような時代だからこそ、Webマーケティングの先にいる人たちが少しでも私たちの働きかけでポジティブな感情を持ってくれたらと思いますね。

–ありがとうございます。では最後に、メッセージをお願いします。

坪氏:Webマーケティングでお困りの方やこれからWebマーケティングを始めようとしている企業様はぜひ弊社にお問い合わせください。必ずお役に立てるご支援をさせていただきます。

執筆=山田
校正=笠原

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