株式会社センティアン

浅沼 紀杜

ティール組織でテレビCMやプロモーション動画を制作

やりがいを感じるのは「社員が生意気になった時」
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今回のインタビューは、映像制作やデジタル編集を行う株式会社センティアンの浅沼氏にお話を伺います。事業内容はもちろん、起業の経緯や、今後の展望などについて伺いました。

株式会社センティアン 社長 浅沼 紀杜氏のONLY STORY


【経歴】

1968年、東京都中央区出身。小学生の時から大の勉強嫌い。中学生のころから授業中は殆ど寝ていて、学校の勉強には関心がなかった。高校生になると趣味や夜遊びにハマり、お金欲しさに様々なバイトに就き、収入を得る楽しさを知る。高校卒業後、オーストラリア・シドニーに3年間在住。ここでもバイトと遊びに明け暮れる遊学生活を送る。帰国後、知人の紹介で広告代理店に就職。一社転職後1997年に株式会社センティアン を設立、 2003年より代表取締役に就任。

テレビCMやプロモーション映像を制作


–まずは株式会社センティアンが手がけている事業について、お聞かせください。

浅沼氏:弊社は映像編集の技術を駆使してテレビCMやプロモーション映像、Web動画などを制作している会社です。映像制作ブランド「クレスコ モーションデザイン」「SWIMS」を中心に年間800本を越える作品を手掛けています。

–ありがとうございます。お客様はどういった業界の方が多いのでしょうか。

浅沼氏:電気メーカー、IT企業、生命保険会社など、クライアントは多業界に渡ります。スピーディで良品質な映像づくりを得意とする弊社を身近な映像制作会社として、様々なプロモーション活動でご活用いただいています。
中でも主軸となっているのは大手ゲームメーカーさまを中心とする、ゲームのプロモーション映像です。ターゲットユーザー、プロモーション時期に応じて訴求ポイントを捉え、演出を考案していくには、ゲームクリエイターと同じくらいの熱量でゲームのキャラクターやストーリーを理解し、広告映像のノウハウを熟知している必要があります。創業当初からゲーム商品のプロモーション映像を制作してきた実績と、技術者たちの作品に対する熱意によってクライアントとの高い次元での理解が可能となり、商品がより魅力的に伝わっていると重宝いただいています。
現在、これまでの経験・知識を活かして、新たなクライアント領域へ積極的にチャレンジしています。

–同業他社と比較した際に、御社ならではの強みはどこにあるとお考えですか。

浅沼氏:伝達能力の高い映像を制作できる点ですね。特に弊社はモーションデザインに注力しており、一見なんでもないような映像を見栄えの良い映像にすることを得意としてます。
また映像ディレクターが企画・編集・納品まで一貫して行っている点も弊社の特徴だと思います。
弊社には「クライアントサイドクリエイティブ」という言葉があるのですが、これは運転席に私たちが座るのであれば助手席にはお客様、といった具合に近い距離でお客様から直接指示をいただき編集を行うという意味が込められています。
中にはPCだけを持って、お客様の目の前で編集をする技術者もいるんです。そういう意味では本当に運転席と助手席の距離感で仕事をさせていただいていると思います。

–浅沼様が事業を運営する中で最もやりがいを感じるのはどのような時ですか。

浅沼氏:社員の成長を実感する時ですね。例えば、弊社の昇給は社員が成長した時に起きるんです。

そうやって給料が上がると、少し態度が変わるんです。すれ違ったときに「やってますよ!」という自信に満ち溢れた表情や雰囲気を感じる。言ってみればそのような生意気な態度を見た時に、成長しているんだなと嬉しくなります。

自分らしく生きる覚悟を決めて起業


–起業を決意したきっかけについて教えてください。

浅沼氏:私はもともと学校や勉強がとても嫌いな子供でした。生徒の個性を伸ばすのではなく、均一にしていこうとする学校に窮屈さを感じていました。同時に「どうしてこんな生き方をしないといけないんだ」と怒りや不満、一緒になりたくない、自分の個性を失くしたくないとも感じていました。
そんな中で遊ぶことを覚え、遊ぶために金を稼ぎ、もっとひと目を気にせず遊びたいので海外へ行き、ビザを繋ぎながらバイトと遊びに明け暮れる日々を送りました。
そんな期間を経て日本に戻ってくると周りのみんなは就職しており、自分も就職しようと思い、広告代理店に就職しました。
入社から2年ぐらい経った頃、もっと自分らしく好きなことをしたいと思い、自分の会社を立ち上げたというのが独立の経緯になります。

日本一ブランドを有するグループを目指す


–今後の展望について教えてください。

浅沼氏:日本で一番ブランドを有するグループになり、社員一人ひとりが自走し続けられる組織を作ることです。
志をともにする仲間が音楽バンドを組むかのようにチームを結成してブランドを立ち上げ、それらをグループで運営することで、小さな事業であっても効率的に利益をあげることができる。そんな組織を実現したいと思っています。
理想実現のためにも、現在はブランドを作りたいという人の発見と育成に力を入れています。

–世の中にどういった影響を与えていきたいとお考えですか。

浅沼氏:今一番力を入れていこうと考えているのが、「Youtube」の動画制作です。視聴者の知的好奇心や興味を刺激するようなコンテンツを作り、発信していくことで、コンテンツの可能性を広げたいと考えています。

–ありがとうございます。最後に、読者へのメッセージをお願いします。

浅沼氏:今後、映像コミュニケーションが急速に普及して行く中で、必要な映像コンテンツは数も種類も現在と比べて格段に増えていくと考えられます。どんな映像も課題でも弊社にご相談下さい。きっとお力になれると思います。

執筆=スケルトンワークス
校正=笠原

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