株式会社 正光画廊 Gallery Seek

塩野 秀樹

日本アーティストの魅力を国内外に伝えていく

自己表現としての現代アートを身近にしていきたい
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今回のインタビューは、日本的な美意識の高いクオリティで創られたアート作品を国内外へ発信し続けるGallery Seek(ギャラリーシーク)の塩野氏にお話を伺います。事業立ち上げの経緯や今後のビジョンについて語っていただきました。

株式会社 正光画廊 Gallery Seek 代表取締役 塩野秀樹氏のONLY STORY


【経歴】

1972年創業の老舗画廊・正光画廊のプライマリー部門として、2009年に設立された後、2012年に専門のギャラリースペースを京橋にオープン、2018年には銀座に移転し、ギャラリーでは年間約20の企画展を開催する一方、2015年からは香港・シンガポール・台湾など国外アートフェアにも出展を続け、2018年は国内外合わせて約10のアートフェアに参加いたしました。

各展示にご来場頂く皆様にとって、素敵な日常を演出する”特別な作品”を探し求めて頂く場をご提供出来ればと思っております。    

時代の流れに左右されない伝統的な日本アート


–まずは、株式会社 正光画廊 Gallery Seekの事業内容をお聞かせください。

塩野氏:弊社は若手アーティストが手掛けたアート作品を扱うギャラリー「Gallery Seek」を運営しており、モダン、コンテンポラリーという言葉にとらわれすぎずに、文化や時間の違いを越えて普遍的に愛される作品を紹介しています。

具体的にはギャラリーやホームページを通した作品の販売や同業者への卸販売、その他にも、書籍や商品ラベルのデザイン、住宅や会社のスペースのコーディネートにアート作品をご利用いただいています。

また、国内だけでなく海外のアートフェアや百貨店の展示も積極的に行い、アーティストのステップアップも含めてサポートしています。

–ありがとうございます。Gallery Seekではどういったアート作品が多いのでしょうか。

塩野氏:時代の流れに左右されない人間の古典的な美意識に触れるような作品、伝統的なスタイルの中にもアーティストの個性が現れている作品が多く、そこは他のギャラリーとの差別化にもつながっていると思います。

例えば国内外のギャラリーが集まって作品を紹介する「アートフェア」というものがあるのですが、そこには日本的な美意識の高いクオリティで描いたオーソドックスな作品を紹介するギャラリーが少ないんです。

また日本で絵を買う人はインテリア的な雰囲気を重視する傾向にありますが、海外の人は絵のコンセプトの部分に注目します。そういった点で、日本とは違った角度から作品の評価を得られることも多いですね。

–塩野様がギャラリーを運営する上で意識されていることはありますか。

塩野氏:美術業界の実力あるアーティストたちを国内外へ広めていき、その方たちがアーティストとして人生を歩んでいけるようサポートをしていくことが、私たちの使命だと思っています。

認知拡大のためにスタートした事業


–先ほどアーティストを広めていくことが使命だとお話いただきましたが、そう思うようになったのはなぜですか。

塩野氏:株式会社正光画廊は私の父が設立した会社で、古い作品から新しい作品まで幅広い作品を取り扱っており、その他にも若いアーティストを発掘し世の中に広める取り組み、例えば大御所の先生に審査していただく公募展を開催したりしていました。

ただそこでアーティストを発掘できても広めるノウハウが全くなく、結局いい作品もその作品のアーティストも知ってもらえなかったんです。

そう気がついた時に、美術業界で必要なことは「アーティストがアーティストとして人生を歩めるようなサポート」だと思い、そこに特化できるよう、2009年にGallery Seekを立ち上げました。

–塩野様はもともとお父様の会社を継ごうと思われていたのでしょうか。

塩野氏:実は私は大学で数学を学んでいて、実は卒業するまでこの仕事をするつもりはありませんでした。そのため会社自体は40年ほど続いていますが、親の仕事にそれほど興味を抱かずに学生時代を過ごしましたね。

ただ、実際に将来のことを考える段階にきたときに、「教師は免許を取ればなれるチャンスがあるが、画廊の仕事はこの人生を歩んでいなければ触れることもないだろう」と思い、こちらの仕事を選びました。

アーティストが成長できる環境を


–今後の目標を教えてください。

塩野氏:やはり今後はアーティストのブランディングに注力していきたいと考えています。現在アーティストの数は増え、世界的に見てもアートが注目される様になってきましたが、その中でステップアップしていけるアーティストは多くはありません。

これからはアジアのマーケットで日本を上回っている香港や台北など海外の発表の機会を設けるほか、国内でも商品コラボやオフィスなどのアートコーディネートをしていきたいと考えています。

–社会的にどういった役割を担っていきたいとお考えですか。

塩野氏:海外ではアート作品は自己表現の一部としても捉えられいる一方で、日本人はアート作品を所有している数が少ないんですね。

例えば多くの海外企業ではアート作品を購入しオフィスに飾りアートをアイコンのように使っています。瞬間的に自分の好みやルーツを知ってもらったり、そこからコミュニケーションが生まれることを知っているからです。つまり絵には芸術品という価値だけでなく、それ以外の可能性があることが認知されているんです。

ただ世界の中でも美術館に行く人数は日本がトップクラスだと言われていますが、日本ではなかなかそういったアート作品を購入する人が多くはありません。そういったアートに対する日本人の価値観を変えていけたら面白いと思います。

–ありがとうございます。では最後に、メッセージをお願いします。

塩野氏:私どもはアート作品のご紹介のほか、空間コーディネートや掛け替えまで、アート関係全般のご相談を承っています。ぜひご連絡ください。


執筆=山田
校正=笠原

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