ソーシャルワイヤー株式会社
庄子 素史
POSTED | 2018.07.11 Wed |
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TAGS | 従業員数:51〜100人 業種:研修・コンサル 創立:15年以上 決裁者の年齢:50代 商材:BtoB |
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PR活動の効果検証と取引先調査はルーティン化できる
情報過多時代に求められる作業の正確性と工数削減Topics
これまでは「ヒト・モノ・カネ」が重要視される時代があり、そこに新たに「情報」という選択肢が加わり、情報によって意思決定が変わる、人生までもが変わる時代になってきました。
そうした中では、すべての情報の中から効率的に十分な情報をインプットし、アウトプットしていくということが非常に大切になってくる。
企業であれば、そういった情報収集・活用の質を高めることによって、確かな広報戦略を立案することができたり業務が効率化されることで働き方の改善につながったりするでしょう。
ソーシャルワイヤー株式会社では、この高度情報化社会において新聞・Webニュースの調査・クリッピングサービス『@(アット)クリッピング』 、反社チェックサービス『RISK EYES(リスクアイズ)』を通して企業活動をサポートしています。
今回は、同社の共同創業者であり取締役を務めている庄子素史氏にお話を伺います。
ソーシャルワイヤー株式会社 取締役 庄子 素史氏のONLY STORY
【経歴】
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ソーシャルワイヤー株式会社 取締役 庄子素史
1998年に青山学院大学卒業後、東京ディズニーリゾートを経営する(株)オリエンタルランドにて約8年間、テーマパーク・リゾートのマーケティングに従事。
2006年にソーシャルワイヤー株式会社を共同創業。2011年には同社インキュベーション事業「クロスコープ」の東南アジア進出の責任者としてシンガポールへ移住し、シンガポール法人をはじめとした海外6か国での事業立ち上げを実行。現在、同社の事業開発担当取締役として、海外事業を統括しながら、新聞・Webニュースの調査・クリッピングサービス『@(アット)クリッピング』 、反社チェックサービス『RISK EYES(リスクアイズ)』の事業統括も担当し、企業の広報・PR活動の効果測定の提案、リスク情報リサーチの提案を推進。
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自身で体験した情報取集作業の苦労から立ち上げた事業
ソーシャルワイヤー株式会社の事業が立ち上がったきっかけには、私たち自身の実体験にありました。
もともとは起業した直後に会社が発信した情報がニュースになり、社内で共有していく際にそのニュースの価値をどう伝えるかというところを苦労しました。また、定期的な業界動向や競合調査、自社がニュースになっている情報などをチェックするのも大変なんですよね。
企業の広報のお手伝いをした際も、広報担当者が広報の費用対効果について社長に説明できずに苦労している姿を見かけることもありました。
一方、当社が上場準備をしていた頃、決まりとして関わる会社や人に関する情報をしっかりと調査しなければならないことを知りました。本来こうした業務はルーティン化しておかなければならないところを、当時はまだ人の手で行っていました。そうすると、日頃の仕事やサービスの運用に時間を費やすことができなくなってしまったことがあった。
こうした私たち自身の苦労と経験を元に生まれたのが、これからお話しする新聞・Webニュースの調査・クリッピングサービス『@(アット)クリッピング』と反社チェックサービス『RISK EYES(リスクアイズ)』です。
『@(アット)クリッピング』でPR活動の効果検証と業界動向をチェック
まず、『@(アット)クリッピング』という事業では、シンプルに言うとお客様の情報収集のお手伝いを行なっています。具体的には、雑誌、新聞など紙媒体のメディアとWeb・ニュースのネット上のソーシャルメディアの2つの媒体から情報を集めます。
例えば、新商品や新サービスを開発した際、会社としてはどれだけの媒体に掲載されて、どれだけの認知を得られたかを把握したいですよね。
『@(アット)クリッピング』なら、独自の検索エンジンを使うことで2600の紙の媒体、2100のWebの媒体から早く・漏れなく・安く情報を集めます。これによって、お客様はどこの媒体にどれだけ記載されているのかを知ることができ、広告価値換算からPR・マーケティング活動の効果検証ができるんです。
紙媒体の方は、人を介在させて、読む・切る・クリッピングするというところまでワンストップでやっていて、かつ早朝対応もしているので朝一で行われる役員会や経営会議に間に合わせることも可能ですよ。
また、この事業の利用方法として新規事業を立ち上げようとしている企業様が今新規事業を立ち上げるときにウェブでどういう会社があるか、自社の強みを、新聞などのメディアから知ることで、こういう会社あったんだ、こんな会社がこういうこと始めたんだということを、自ら検索をせずとも知ることができる。
そのため、PR以外のマーケティングや新規事業の担当者の方にも、業界動向、競合調査、あと新規事業であれば新規に参入したいと思ってる市場環境に関する調査にも利用されています。
『RISK EYES(リスクアイズ)』でコンプライアンス対策作業の工数を大幅カット
次に、『RISK EYES(リスクアイズ)』は新規取引先(企業、人物)との取引のリスクの有無を把握できる反社チェックツールです。主に上場企業様、上場準備中の企業様など、コンプライアンスに関する対応・環境整備を徹底したいという企業様にご利用していただいています。
もともとは『@(アット)クリッピング』をご利用いただくなかで、反社会的勢力との取引を行わないよう、事前に取引先の情報を把握したいという動きがどの企業様にも多くなってきていたのを感じていました。
そこで、『@(アット)クリッピング』で培ってきたノウハウに弊社独自のアルゴリズムをさらに追加して、取引先情報の抽出をシステム化、ウェブ化した反社チェックツールを開発しました。
『RISK EYES(リスクアイズ)』の特徴として、まず新聞、ウェブの両方の検索が一つの画面の中でできることが挙げられます。また、Googleなどでは毎回ワードを入れなければ検索できないネガティブワードがデフォルトで入っているため、会社名や取引先の代表者名、個人名、企業名を入れるだけで簡単に検索ができる。
さらに、当社独自のアルゴリズム、AIを使って不要な記事を排除してるため、お客様がお探しの情報を探すためにかかる時間を大きく省くことができます。その結果、本来の業務に集中できる時間が生み出されるというわけです。
徹底的にお客様の手間暇、工数を削減することにこだわったUIなので、おそらく競合他社と比べても圧倒的に優れていると自信を持っています!
生産性向上と健全な取引先を選別できる環境の確立を
ソーシャルワイヤー株式会社は、広報活動の局面だけではなく、マーケティング調査や新規事業の際のリサーチの局面において、紙・WEB媒体調査のクリッピング業務がお客様の生産性の向上や情報収集作業の効率化に貢献できることを目指していきます。
また、当社サービスの成長を通じて、健全な取引先を選別できる環境の確立も推進していきたいですね。
最後になりますが、歴史あるクリッピングサービス業界では新たなマーケティングやサービス企画が求められています。また、反社チェックサービスもこれから拡大を目指す当社の新規事業なので、マネジメント直轄で0から事業を立ち上げる経験が得られるでしょう。
そうした経験、環境に興味のある方はぜひ一緒に働きましょう。お問い合わせをお待ちしております。
執筆・秋元 / 山崎