株式会社Creative Group
中原 一真
POSTED | 2017.12.26 Tue |
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TAGS | 従業員数:31〜50人 業種:IT・情報通信業 創立:9〜10年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoB |
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一度の宣伝で1,000,000人にリーチ
インフルエンサーマーケティングで貴社の魅力を届けるTopics
株式会社Creative Group 社長 中原 一真氏のONLY STORY
集客に苦しんだ学習塾。その打開策が次の一手に。
すべてのはじまりは、私自身の大学受験で経験した出来事でした。
高校時代、三重県の田舎にいた私は、自分の世界がここで固定されてしまうような漠然とした恐怖感や焦燥感を持っていたんです。そんな中、高校の先生に言われた「君は絶対に東京に行くべき」という言葉で一念発起。偏差値38の状況から猛勉強して、第一志望の立教大学に合格することができました。劣等生であった私でも難関大学と謳われる大学に入学することが出来たのです。
今の現状がどれほど劣悪であろうとも、目標と今の自分にどれほどの乖離があろうとも、目指せば叶えられるということ。出来るという強い意志を持ち、その努力の仕方さえ間違えなければ目標を達成することができるということ。この事実を、私も誰かに伝えたいと思うようになったのです。
そこで、大学生時代は大手の個別塾でアルバイトを始めるのですが、そこで沢山の生徒を担当し、沢山の親御さんにお会いして気づいたことがあります。それは「私よりも優秀な生徒が、当時高3だった私より圧倒的に目標が低いということ」です。私より優秀な生徒が「私なんか馬鹿だからどうせ無理だ」と言っている姿をこれまで何度も見てきました。さらに悪い事にその親御さんも「うちの子には無理だ」という始末です。私が当時担当した生徒さんと親御さんのほとんどがそうでした。
ですが、私も正真正銘の馬鹿でしたし、皆に無理と言われ続けてきました。そんな私でも為し得た合格であったからこそ、そういった生徒や親御さんを目の当たりにするとすごくもどかしかったのです。一方で講師もそれを後押しするかのように「この子には無理だ」と思っている。そもそも「生徒の人生を預かる」という意識が足りていない。だったら私たちの手で理想の塾を作り上げよう。こうして大学の友人と3人で起業することを決意しました。それが現在の株式会社Creative Groupです。
ところが、私たちはすぐに集客で難航してしまいました。名も知られていない塾が信頼を勝ち取り、多くの生徒を持つことは難しかったですね。なんとかして生徒を増やしたい。そんな思いで、SNSを使った集客を始めます。
当時、私たち3人はそれぞれの趣味の一環としてTwitterを使っていたのですが、それぞれが生徒との楽しそうな写真など、違う文言で個性を出しつつ塾について投稿することにしたのです。
すると、Twitterを通して問い合わせをいただくようになり、都内は勿論、岡山や青森からも生徒が集まりました。こうして学習塾がSNSを通じて成長していく中で、「絶対に同じ集客について悩んでいる企業さんがいる」と気づきます。
自分たちの塾を、実際にSNSの活用によって成長させることができた私たちだからこそ、いい商材を持っているのに宣伝不足で伸び悩んでいる企業さんの力になれると考え、新事業として「Buzz Reach」というPRサービスをリリースしました。
次世代の広告を担う“インフルエンサーマーケティングとは“
私たちは現在、ソーシャル広告サービス「Buzz Reach」を主な事業として運営しています。
広告におけるSNSの重要性やインフルエンサーの存在感は日に日に増してきています。現在インターネット広告を自動的にブロックするアドブロック機能の普及や広告を無意識に無視するブラインドネス問題など、多くのユーザーが能動的に広告を見ないという選択をとっています。これによっていくら広告に費用を費やしてもユーザーに届かない可能性がでてきました。それに留まらず、検索手段も大きく変化してきており、現在多くの人はGoogleに代わってリアルなユーザーの声を見ることが出来るInstagramを始めとしたSNSを検索ツールとして活用しています。検索広告の出稿やSEOだけでは消費者に認知されない時代が到来したといえるでしょう。
一方で消費者が積極的に見たいインフルエンサーの投稿するコンテンツは、上記のような広告への拒否感を打破するだけでなく、日々フォロワーの購買意欲を刺激しています。実際にインフルエンサーの投稿をきっかけとした消費行動が日常的に発生しているというデータも出ています。
そんな時代の流れだからこそ、Buzz Reachでは商品やサービスの魅力を届けたい企業さんから私たちに広告のご依頼をいただき最も魅力を届けられるインフルエンサーを選別し、SNSの中で紹介していただく。いわばSNSでお仕事をしたいインフルエンサーと、PRをしたい企業さんをおつなぎする役割を担っています。「インフルエンサー」と呼ばれる、ツイッターやインタグラムを始めとしたSNS上で趣味の発信をし、多くのファンを抱えている方たちを巻き込んだ「インフルエンサーマーケティング」が私たちの特徴です。
例えば、ダイエットに関するアカウントの中でフォロワー数が多く、共感されやすいインフルエンサーに、企業のダイエットアプリを紹介していただくようなイメージですね。
「Buzz Reach」の強みはインフルエンサーの質です。美・食・ファッションなど、幅広い分野のインフルエンサーさんが所属しており、中には100,000人以上ものフォロワーを集めているインフルエンサーも所属しております。
それぞれのインフルエンサーにはそれぞれ個性や世界観があり、インフルエンサーの数だけクリエイティブな表現が存在します。インターネットの普及で情報過多な時代、興味のない情報は記憶に残らず、伝えたいことも伝わりにくくなってきています。以前より一層情報の質が求められている時代だからこそ、影響力のあるインフルエンサーが情報を発信することで「質」の高い情報をアプローチしたいユーザーに届けます。質の高さを保つことで、より多くのご縁をお繋ぎしたいですね。
激動のSNS社会の中で「隣の人を幸せに」できる会社であり続けたい
これからの未来に向けて、Creative Groupの目標もお話したいと思います。
3年から5年ほど先に目指しているのは、周りで困っている企業さんの課題をBuzz Reachを通して解決することです。すでに問題が顕在化しており、困っている企業さんや、知り合いの社長さんのお悩みを解決していきたいですね。
まずは自分の身近にいる、隣の人から幸せにしていけたらと思っています。
その先の未来を見据えたとしても、SNSが衰退することは無いと思うんです。mixiからTwitter、Instagramと変化してきたように、それぞれの転換期は来たとしても、情報化社会自体は今後一層進行していくことでしょう。
そのSNSという市場の中で、Creative Groupがしっかり存在感を出し、シェアを獲得していけるようになりたいですね。
社名にある「Creative」の通り、私達の役割は0から1を生み出していくことです。それは学習塾を立ち上げた時から一貫しています。絶対無理だと思っている子に、自分の可能性を気づいてほしい。そしてBuzz Reachを使って、企業さんの商品に思いもしない反響を巻き起こしたい。今後も変わらずに、可能性の芽を生み続ける会社でありたいです。