株式会社ワンダーナッツ
中山 善貴
POSTED | 2018.02.15 Thu |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:IT・情報通信業 創立:9〜10年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoB |
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世界中の人々に、資産(カラダ)を届けていきたい
お手軽で低コスト!オンラインフィットネスジムの魅力Topics
株式会社ワンダーナッツ 社長 中山 善貴氏のONLY STORY
経営者としての父の姿に感じた憧れ。自らも起業の道に。
私は株式会社ワンダーナッツを経営し、オンラインフィットネスジムを運営しています。はじめに、私が起業を志した経緯からお話しします。
私が起業に興味を抱くようになったのは、経営者として働いていた父親の影響が大きいですね。服屋の店主として毎日楽しそうに働き、休日には自分と遊んでくれる父の姿を見て育ってきたので、幼い頃より、仕事=面白いものというイメージを持っていたんです。
新卒では、上場企業の大手の石油会社に就職しました。入社当時から社長になるという目標を掲げて働いていましたが、そんな自分を見て先輩たちは大笑い。「お前なんかにできるわけがない。」と言われ続けました。同期には有名大学出身者が多くいる中で、高卒の私がそのような目標を掲げるのは、周りの人には無謀な挑戦に見えたのでしょう。しかし、最後に結果を出すのは努力量だと、そう信じて日々頑張っていました。
しかしそんな私は、やがて会社を辞め独立の道を進みます。当時の私は、原油を沸点の違いでガソリンや灯油に分別するオペレーター業務に従事していたのですが、現状のシステムを維持していくことにバリューを求める会社だったこともあり、仕事に情熱や想いを持って新しいことに挑戦し、成長していくような人はいなく、先輩は自分が憧れていた仕事=面白いものといったイメージで働いているわけではなかったのです。
自分がこのまま会社に残っていたら、やがては先輩たちと同じ様になってしまうのではないか、そんな不安が私を襲いました。そして、本格的に起業を目指すようになったのです。
三重県で起業し、その後、東京に出てきたはいいものの、当時はサービスとしての戦い方も、資金調達の知識もありませんでした。そのような中で事業の方針を日々模索するうちに、あるベンチャーキャピタリストの方と出会い、そこからスタートアップ界隈に飛び込むことになったのです。
現在のフィットネスジム事業に至る出発点は、私自身の経験にあります。昔ボクシングをしていたのですが、社会人になってから一気に20キロ太ってしまい、それが嫌で仕方がなくて、色々なジムを探したのですが、それらの多くは高額で、とても一般の人が手を出せるようなものではありませんでした。そこに私は課題を感じて、よりお手軽にフィットネスジムを楽しめる環境をつくりたいと思ったのです。
オンラインのフィットネスジムは、時間・場所・費用の課題を解決する
株式会社ワンダーナッツでは、WEBを通じたオンラインフィットネスジムを運営しています。今でも私たちの身の回りには多くのフィットネスジムがありますが、それらの多くは高単価なため中々手が出せません。継続率も低く、リバウンドしてしまうケースが多発しています。
私たちは、フィットネスをよりお手軽に提供することで、人々のライフスタイルの一部となるような文化を作りたいと思っています。
仕事・趣味など、人生を心から楽しむためにも、健康は1番大切なものです。
アメリカだと既にフィットネスが生活の一部になっていて、当たり前のように体を動かしますし、認知機能や集中力が高まったり、ストレス耐性が付いたり等、そのメリットが報告されています。私たちは日本でもそのような文化を築き上げたいのです。
私たちのサービスの特徴は、オンラインでお客様と常につながることで、1人1人にあった最適なプログラムを提供することができる点です。
例えば、出産後に体重を戻したいというお母さんは多くいらっしゃいますが、赤ちゃんが家に居る中、お母さんは出かけるのも一苦労なはずです。そのような方々に向けて、特別に産後ダイエットプログラムを作り、それを月額1480円という手頃な値段で提供することで、お母さんたちは、時間・場所・費用といった課題に縛られることなく、理想のカラダを手に入れることができるのです。
またプログラムの殆どが自重トレーニングなので、特別な器具もいらず、家の中でもスペースを取らないこともポイントです。
世界一のフィットネスベンチャーへ。自らの夢を叶えるため、これからも進み続ける。
今後の目標は、まず株式会社ワンダーナッツを、世界で1番のフィットネスベンチャーにすることです。フィットネスコンテンツやWEBサービスの性質上、世界展開は当然視野に入れてますし、世界中の人々に、人生の土台となる貴重な資産「カラダ」を届けていきたいと考えています。
これからはIOT、ARを始め、様々なテクノロジーが発達していきます。弊社もこうした波に乗って、様々な新しいことに挑戦していきたいですね。
私個人としては、他惑星で生き残るためのテクノロジー開発や、環境整備に取り組む宇宙ベンチャーを立ち上げることも目標の1つです。
私は起業した当初から、イーロン・マスクをとても尊敬していて、彼のように、どれだけ周りの人から無謀だと言われようが、どんどん新しい事業を作り、それを形にしながら、更に大きな事業へ進み続けていく、そんな生き方をしていきたいと考えています。
今彼が取り組んでいる火星移住計画も、まだまだ酸素濃度や温度の調整などの課題が山積みです。それでも、やがては惑星間移動ができる時代が来ると私は信じています。そのような未来を実現する一助になれるような、そんな宇宙ベンチャーを作りたいですね。
今後も自分のやりたいことにまっすぐ取り組みながら、更なる高みを目指して進み続けていきます。