XMarke株式会社
福田佑貴
POSTED | 2020.07.21 Tue |
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TAGS | 従業員数:51〜100人 業種:IT・情報通信業 創立:5〜6年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoB |
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新規事業のWebマーケティングをワンストップで支援
200社以上の実績とノウハウが、迅速な支援を可能にTopics
今回のインタビューは、新規事業におけるWebマーケティングを支援するXMarke株式会社の福田氏にお話を伺います。サービスをワンストップで提供することの利点や意義、時勢に見合った独特な経営理念などについて語っていただきました。
XMarke株式会社 社長 福田 佑貴氏のONLY STORY
【経歴】
1991年、愛知県名古屋市出身。2015年同志社大学理工学部卒業。内定者インターン〜新卒から株式会社イトクロにて新規事業のPMとして事業開発や主力メディアの塾ナビのwebマーケティング全般を経験。その後ポート株式会社にて人材xwebマーケティングの集客のディレクション、スタディプラス株式会社にてstudyplusのwebメディアのグロースやアプリのマーケティングを経験し個人事業主として立ち上げていたwebコンサルティング事業を法人化し代表取締役に就任。累計200社以上の上場企業からスタートアップまでの新規PJのマーケティング支援をトータルでサポートする事業や8つ以上の自社事業の立ち上げを行なっている。
コストを大幅に削減するワンストップ支援
–XMarke(クロスマーケ)株式会社の事業内容を教えてください。
福田氏:弊社は、新規事業やプロジェクト立ち上げの際のWebマーケティング支援をメインに事業を展開しています。
主な顧客は20億以上調達しているスタートアップ企業や売上が10億を超える上場企業で、トレンドを見据えたプロフェッショナルなWebマーケティング支援ができていると自負しています。
–具体的にはどのようなサービスを提供していますか。
福田氏:Webサイト制作はもちろん、SEOやFacebook広告、リスティング広告の運用など、Webマーケティングに関わる全ての業務をワンストップで提供しています。
ワンストップ支援でないと一連の作業が複数の社に分割されてしまうため、成果が出なかった時の課題の在り処が明確になりません。
弊社の場合、クライアントの社内チャットツールに私が入って管理する形をとっているため、管理コストを大きく削減できる上、施策の結果や会社の課題を直に確認することができます。
その結果、マーケティング施策の決定やサイト制作がスムーズに進み、あらゆるコストが削減可能となります。
–御社の強みはどこにありますか。
福田氏:新規事業を始める際、通常であればマーケターをはじめとする専門家を採用する必要がありますが、弊社は私一人で全ての業務をカバーできるので、クライアントの採用コストを大幅に減らせることが強みですね。
また、私自身、200社以上のWebマーケティングに携わった経験と成功事例の蓄積があるため、そのノウハウを転用することで、新たな業界・会社にもスピーディーな支援ができることも大きな強みと言えます。
最近はBtoBの依頼も増えており、ここでも私の50社以上にわたるBtoB集客経験が強みとなっていますね。
–御社自身の集客について、HPを持たずにそれほどの実績を重ねられたワケをお聞かせください。
福田氏:求められるサービスなら自然と問い合わせが増えるものだと思っているので、今まで広告費ゼロで運営してきました。
そのため現在の仕事のほとんどが、以前支援した起業家やベンチャーキャピタルからの紹介でいただいたものです。特にこちらからお願いをしているわけでもないので、弊社のブランディングが私の知らないところでできているのかもしれません。
しかし、今後さらに大企業からの受注を増やすためには与信も重要になるので、社会的な認知度を高めるためにもHPを現在鋭意制作中です。
–顕著な成功事例をいくつか教えてください。
福田氏:Webでの集客件数がゼロだった会社を、10か月後には月100件の顧客リード達成するまで支援したことがありました。
また、SEOやWebメディア立ち上げには通常約1年はかかるところを、4ヶ月で月間30万人が訪れるサイトにまで押し上げたことも大きな成功事例ですね。
その他、顧客獲得コストを大幅に抑えた成功事例など、胸を張れる実績を数多く積み上げています。
–組織を運営する上で大切にしていることは何でしょうか。
福田氏:弊社は実は私一人の会社なんです。そのため、プロジェクトが発生する度に業務委託契約を結んでいる65名のフリーランスの中から最適なメンバーをアサインし、サービスを提供しています。
こうすることによってプロジェクト内容に見合ったメンバーを集められる上、固定の人件費もかからないので、今の時勢に適応した最善な経営方法だと思っています。
ベンチャーや就職内定時の経験が起業動機に
–起業の動機をお聞かせください。
福田氏:私は過去に上場直前のベンチャー企業3社に在籍したことがあり、伸びる会社が持つスピード感と仕組みを目の当たりにして、起業に憧れを持ったのが一つの動機でした。
また、就職内定時の経験も大きかったと思います。当時、内定者に1000万円ほどの予算が与えられ、自分で策定した事業計画や数字目標のもと、ゼロからWebサイトを立ち上げる経験を約1年間させてもらったんです。
最初は想定の甘さや運営力不足によって結果がうまく出ませんでしたが、それでも、自分で責任を持ってプロジェクトを立ち上げていくことが非常に楽しく、今の事業のきっかけにももなっていると思います。
入社したベンチャー企業での仕事も楽しい経験でしたが、自分の事業として取り組めたらそれが一番楽しいだろうと思い、起業に至りました。
–起業後、一番の困難は何でしたか。
福田氏:今、まさにその困難に直面しているところです。
事業が伸びるにつれて、私一人では事務や経理の面で限界を感じているので、そろそろ会社の組織化を考え直すべき時期が来ていると思っています。
業務拡大に向け、ブランディング向上が急務
–今後の短期的、長期的な事業目標を教えてください。
福田氏:直近の1年では、大企業の新規プロジェクトを次々と受注するにふさわしい会社になるため、ブランディング向上のためのPR施策やHP制作に取り組みます。合わせて人員の増員を図り、コアメンバーも増やすなど、組織を拡大して売上の向上につなげたいですね。
その先の2、3年では、自社のメディアサービスや商品開発によって収益を生み出し、さらに4~6年目あたりでリアル店舗を設けるなど、幅広い構想を持っています。
長期的には、新規サービスを立ち上げる際の相談が真っ先に寄せられるような会社になりたいと思っています。自社サービスについても、日本国内のシェア30%程度を占めるようなものを作り、やがて上場を目指したいですね。
今はそのための豆まきの時期だと考えています。
–最後に読者へのメッセージをお願いします。
福田氏:今まで多くのWebマーケティング業務に携わってきた経験から、インターネットのトレンドの移り変わりや、プロジェクト立ち上げのノウハウの変化を目の当たりにしてきました。
弊社は常に最新に更新された情報やノウハウを多く持っているので、気軽に情報交換ができたら嬉しいです。もちろんWebマーケティングを始めたい方や、広告代理店に依頼しても成果が出なかった方からのご相談も大歓迎です。
執筆=増田
校正=米山