株式会社moovy

三嶋 弘哉

30秒の採用動画で企業の特徴を掘り下げる!

オンライン採用で見えづらくなった企業のリアルを発信
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今回のインタビューは採用動画プラットフォーム『moovy』の運営を通して、求職者の就職活動と企業の採用活動の2つを支援する株式会社moovy代表取締役の三嶋弘哉氏にお話を伺いました。動画のメリットや短尺30秒の意図、新たな採用ツールが目指す未来像についてお聞きしました。

株式会社moovy 代表取締役 三嶋 弘哉氏のONLY STORY


【経歴】

1984年、京都出身。新卒で株式会社キャリアデザインセンターへ入社し、転職エージェントのコンサルタントとして、大小300社の中途採用支援及び約8,000名のキャリアカウンセリングを経験。その後、経営企画マネージャーや転職エージェント事業の営業統括部長(70名/ 年商20億) 、新規事業責任者を歴任。

その後、人材採用におけるミスマッチと機会損失のない社会を実現すべく、2020年4月より株式会社moovyを創業。現在、採用動画メディア『moovy』https://moovy.jp/
を運営している。

12のテーマで人、仕事、会社を知る


––まず、株式会社moovyのサービス内容からお伺いします。

三嶋氏:弊社は採用動画プラットフォーム『moovy』を運営している会社です。

採用動画を通して求職者は、企業の中で働く個人や目に見える組織の特徴を感じ取ることができ、よりフィットした企業を見つけることができるでしょう。一方で、企業側は文章だけでは表現しきれなかった会社の強みを伝えられるので採用ブランディングサービスとして活用できます。

––どのような内容の動画を配信しているのでしょうか。

三嶋氏:動画には「人」「仕事」「会社全体」3つのカテゴリがあり、それらを4つずつに分けた合計12のテーマが設定されています。

「人」のカテゴリを例にあげると、「私の先輩自慢」「名物社員紹介」「社長の意外な一面」「社員の共通点」のテーマがあります。企業の定量的なデータはネット上で見つけられますが、例えば名物社員なんて求人サイトを見ただけでは、もっと言えば入社しても遠い部署であったり関わりがなければ分かりませんよね。そのような「企業内の個人や組織の特徴」を伝えられる定性的な情報の発信を心がけています。

また、30秒の短尺動画で統一しているのも1つのポイントだと思います。

––短い動画にしているのはどういった意図があるのでしょうか。

三嶋氏:既にその会社に対する興味が強ければ話は異なりますが、やはり尺が長いと最後まで見てもらえることが少ないんですね。従って、その会社を知らない人でも最後まで視聴するような軽いコンテンツにしています。

また、『moovy』の動画は縦型なんですが、ほとんどの縦型のSNS動画はスワイプをして多くの動画を見ることを前提をして作られています。ユーザーもいろいろコンテンツを見て回ることが多いので、その傾向に合わせた尺になっているんです。

––御社の強みはどこにあるでしょう。

三嶋氏:大きく2つあります。

1つ目は採用に特化したプラットフォームである点です。例えば、YouTubeに採用動画を載せていく採用支援の形はありますが、その場合にはエンタメや音楽の中から「採用」のカテゴリを見つけていくことになるので、少々探しづらさがあります。

その点、『moovy』は採用のプラットフォームなので、求職者の欲しい情報が探しやすいように設計されています。先程お話しした12個のテーマにも、ハッシュタグがつけてあるで簡単に探すことができますよ。

加えて、マッチングをサポートする機能として、求職者とのメッセージ機能や動画でのスカウト機能などもあります。

2つ目はAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)連携ができる点です。具体的には、クライアントの管理画面から簡単に動画の掲載が可能になります。弊社で動画の処理や圧縮、配信など、サーバーを動かす部分を整えて提供しているので、クライアントに負荷をかけることはありません。

採用のミスマッチをなくすため、起業を決意


––会社立ち上げの経緯をお伺いします。

三嶋氏:前職では、東証一部の人材会社で転職エージェントとして10年以上も転職支援に携わっていました。しかし、どうしてもエージェント個人が持つバイアスによって採用のミスマッチが避けられないことに胸を痛めていました。

またある調査によると、求職者は仕事を探すときに、「勤務時間」や「福利厚生」、「勤務場所」などの定量的な情報を十分に知ることができている一方で、「配属される部署の風土や慣行」「配属される部署の職場長・メンバーの特徴」などの定性的な情報は知ることができなかったと答えているんですね。

新型コロナウイルス感染拡大の影響から、現在はオンライン面接が主流になっています。つまり、求職者にとってはこれまでよりも企業の実態が見えづらくなっている状況なんですね。コロナ禍によってより必要性が高まった「企業の定性情報を届けること」で、自分の経験から感じた採用領域の課題を解決すべく職を辞し、創業に至りました。

––クライアントの反応はどういったものでしょうか。

三嶋氏:「動画を見た求職者からの応募があった!」「動画を見てくれているため企業理解をしてくれている求職者との選考が増えた!」という喜びの声が届いています。

またこれは私としても意外な反応だったのですが、動画がインナーコミュニケーションに繋がったとの声も聞きました。今のリモートによる仕事環境では、オフィスにいる時によりもコミュニケーションが減ってしまいます。ただ動画を見ることで「若手社員がどういう理由で入社したのか」や「ベテランが仕事のやりがいをどこに感じているか」などがわかって、企業内の従業員同志の理解やコミュニケーションに役立っているそうです。

『moovy』を一大プラットフォームに!


––将来の事業展望をお聞かせください。

三嶋氏:『moovy』を次世代の一大プラットフォームにすることです。テキストにはテキストの良さがありますが、これからは動画のような新たなツールが求められると考えています。その日のために機能開発に注力し続けていきたいですね。

例えば、動画を撮影している時の音声を文字にすることで、膨大なデータを保有しているのですが、そのデータと求職者を結びつけることで、新しい価値を提供できればと考えています。

––社会にどういう影響を与える存在でありたいですか。

三嶋氏:「人材採用におけるミスマッチと機会損失」のない社会を作ることです。

最適な会社選びができれば、仕事の高揚感や充実感が高まり、それが仕事にもプライベートにもいい影響を与え、会社と個人の間に好循環に生み出します。その循環を作るお手伝いがしたいですね。

またあるデータによると、入社後に期待値以下と感じた人が23%、逆に期待値以上と思った人は37%いて、合わせて60%もの人が入社後にギャップを感じているそうです。ポジティブなギャップの多さは意外ですが、この数字は「正しく訴求できていれば、入社していない層も社員になっていたかもしれない」ことを意味します。そうした損失を少しでも減らしていきたいです。

––最後に、読者へのメッセージをお願いします。

三嶋氏: 弊社が提供する採用動画は、会社の魅力を的確に余すところなく表現するコンテンツです。起業間もないベンチャー企業様や採用マーケティングに課題を感じている企業様、採用マーケティング領域で良いパートナーとまだ出会えていない企業様からの連絡をお待ちしています。

また、学生さんにお伝えしたいのは、学生の就活ほど多くの業界、職種へ挑戦できる時期はないということです。できるだけたくさんの会社を見聞きし、その会社の人やチームを知り、納得した上で選択すべきです。正解はありません。自分の納得が何より大切ですので、十分に納得できるまで考え、素敵な選択をしてください。

執筆=増田
校正=笠原

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