TAMAGO株式会社

後藤 正憲

大事なことは、失敗が教えてくれた。

背水の陣で挑んだITの道。厳しい毎日を支えたものとは。
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LICTOOR株式会社 社長 後藤 正憲氏のONLY STORY

20歳の失敗が、新たな道を開いた。


LICTOOR株式会社は、中小企業向けのクラウドシステム開発会社です。
高校中退、プログラミングの知識ゼロ、完全文系だった私が、この世界を歩むようになったのには、ある失敗の経験があります。
実は、20歳の時に一度、地元静岡にアパレルの店を出しました。

でも、1年くらいで潰れてしまったんです。今にしてみれば当然なのですが、同じ商品を、私たちが仕入れする価格で、大手は販売していたんですから。
それを知った時、個人資本と大企業の資本ではこんなにも原価が違うのかと驚きました。
そして、この差を埋めるにはどうしたら良いかと考えるようになったんです。
出した答えは、各都道府県にいる個人事業主をつなぐサービスを開発することでした。
とはいえ、私にはプログラムの知識も経験もなく、できる知り合いもいません。
こうなったら自分でやるしかないと思いましたね。

出会いを待っていたらいつ起業できるかわからないし、何よりもう失敗できないんです。
当時は会社勤めをしていたので、早朝、深夜、週末と会社以外の時間を勉強に費やし、コンピューターサイエンスからホームページ、サーバー、プログラミングなど、あらゆる内容を学びました。
司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」という本も、私の心を奮い立たせてくれましたね。
主人公である一兵卒は、書物1冊買うのも高額な明治の時代に、書物を買って読み漁り、英語も学んでいる。
自分は、どんな書物でも簡単に手に入る環境にいるのに勉強していない。
「俺は一体何をしているんだ!」と衝撃を受けたんです。

友人たちは大学生でしたから、起業について相談できるような状態ではなく、全ての自分の責任において決断できたことも良かったと思います。
おかげで多くの学びを得ることができ、28歳で「LICTOOR株式会社」を設立することができたのですから。

中小企業にもっとビッグデータを。


以前は初期投資に数千万とかかっていたシステム開発ですが、現在はクラウド化によって数百万レベルまで価格が抑えられ、中小企業でも自前で開発できるようになりました。

それをお手伝いするのが私たちの役割ですね。

これまでに小売業者の在庫管理システムや、不動産の建築システム、特定の業者間が取引を行うプラットフォームなどを手がけてきました。

また、多言語化に対応したシステム開発も既に行っています。

今最も力を入れているのは、webクローラーによる情報収集・分析事業です。

たとえばクライアントが出版社なら、どういった本が継続的にランキングに入っているのか、どんな価格帯が売れているのかといった分析を行うためのデータを、私たちがWeb上から収集し提供します。

これによって、かつては場所も用途も限定されていたビッグデータを、中小企業でも有効活用できるようになります。

情報が溢れかえるWeb上から必要な情報を収集するという技術は、全ての専門分野を網羅している私たちだからこそ提供できるものです。

他社の場合、専門分野が細分化されているところが多く、こういったサービスを主体にすることはまずできないでしょう。

私たちはパイオニアとして、大変優位な場所にいると言えますね。

また、今でこそプログラマーですが、かつてはアパレル、不動産、出版の世界に身を置いてきましたので、経営の知識や新規事業の立ち上げのノウハウも持っています。

お客様のビジネスロジックを的確に理解した上で、それぞれの会社の目的に合ったソリューションを、柔軟性とスピードを持って提供できるのは大きな武器だと思います。

未来の新戦力へ。


私たちは、日本市場だけで終わるつもりはありませんから、共に世界市場を目指してくれる新戦力が欲しいですね。

特に学ぶ意欲のある人、伸びしろの大きな方を大歓迎します。

プログラミングに関する事前の知識や技術は、むしろ必要ありません。

余計な先入観がない方が、成長率は高いですから。

私たちと同じ業務全般を担う中で学びながら、オンリーワンの強みを見つけてください。

ITの力で、これからできることはますます増えていくことでしょう。

この仕事を通して組織をつなげる距離をより短くし、世界をもっと便利に変えていきたいと思います。

成長を阻むのは、「プログラマーなんてなれっこない」という先入観と思い込み。

失敗からも学べることはたくさんあるんです。

大切なのは、学びのチャンスを自らの手で掴む事。

一見難しく思える事も、やってみれば案外できちゃうものですよ。

LICTOOR株式会社の住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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