髙野 陽平　

「俺のサーフ動画を撮影してくれよ！」

1人のアメリカ人プロサーファーとの出会いが、私の人生を変えました。

幼い頃からボーイスカウトをやっていた私は、なんでも自分で計画し、実行するタイプの子どもでした。友だちと遊ぶときも、常に中心で先導することが多かったですし、わけあって高校を中退してからも、音楽活動や集客イベント、ワインバーの経営など、色んなことを計画し、実行してきましたね。

スポーツ、特にサーフィンが好きだったので、25歳の時には海の家も開店しました。女性誌とタイアップしたファッションショーなども開催し、あまりの集客ぶりに、大手広告代理店からヘッドハンティングされたほどです。

憧れのアメリカへと渡ってからは、サーフィン三昧の、まったりとした毎日を過ごしていました。そこで知り合ったのが、冒頭のプロサーファーだったんです。カメラは素人でしたが、それまで見てきたサーフィンのDVDを思い出しながら、波に乗る彼の姿を懸命に撮影しましたね。

2週間後、私は彼の優勝祝賀会に招待されました。スポンサー、プロカメラマン、プロ選手などが一同に会する中で、彼は私が撮影した映像を流し、みんなに宣言したんです。

「これからはこいつが、俺の専属カメラマンだ！」と。

それからは、夢のような毎日でした。世界ツアーに同行して、世界中のトップサーファーと出会い、アメリカチーム唯一の日本人ということで、日本の関係者との仲介役も担い、コネクションが広がっていきました。渡米してから、あっという間に２年が過ぎていましたね。

これからもマリンスポーツに関係した仕事を続けたい。でも、日本の市場は非常に小さくて難しい。既に32歳を迎えていた私は、ここでひとつの賭けに出たんです。

営業の原点を学ぶため、隆盛を誇る通信系の一部上場企業を受験しよう。もし採用されたら、日本で起業し、海外を目指そう。ダメだったら、海外で就労できるだけの資格を日本で手に入れようと。結果は、前者でした。

入社後は、若い世代に負けないよう背水の陣で働き、入社3ヶ月でインセンティブ100万円を超えるトップセールスマンになりました。そして2016年に起業。海への熱意から、私の新たな道が始まったんです。

株式会社セブンプラスは、Webサイト制作、オリジナルノベルティの企画・制作、

営業コーチングを主軸に展開しています。強みは、お客様の集客・売上げまで視野に入れたwebコンサルティングですね。

既存広告が低迷する今、多くのお客様がwebサイトの重要性を理解されています。

そうしたお客様に、お金をどうかけるべきかをご提案するのが私たちの役割です。

低予算で「とりあえず」サイトをリニューアルするのであれば、もっと予算をかけて、売上げアップの施策と他の収益まで見込めるサイト作りをした方が、多くの効果を得られて、お客様のためになるのです。

一度Webサイトを制作すれば、同じ素材で印刷物のご提案までできますし、オンラインとオフラインを同時に賄えて、コストカットにもつながります。更にARもあわせて販売することで、効率的なメディア戦略が展開できるのです。

また、オリジナルノベルティは、集客面や既存客の満足度を高める意味で効果的ですし、商品開発まで連動することで、弊社のロイヤリティにもつながります。webサイト制作は、ショット収益とストック収益のバランスに優れた収益モデルなんです。

お客様の目的は、「新しいサイトを制作すること」ではなく、「制作したサイトを通じて、集客や売上げを上げること」ですから、こうした提案は非常に喜ばれますね。

営業コーチングでは、自らの経験から生み出した、実践式の電話営業のノウハウをレクチャーしています。電話営業の大切さやクレームに体する考え方はもちろん、会社の売り方や商材のヒヤリング、トークスクリプト制作、ロールプレイングも行います。

私の場合は、お客様がお持ちの営業先へ、その場で電話営業もかけるんですよ。

30分程で仕事をとる姿がリアルに見られますから、説得力が全く違うと思いますね。

現在はドローンのパイオニアとなるべく、「ドローン教習所」の開校を目指しています。世界照準のルールや操作方法などを学び、免許発行まで行えるようにしたいんです。著名なドローンカメラマンを講師にお招きしたり、教習所発信のレースを開催したり…。夢は尽きませんね。

また、若い男の子たちが通える理容店として急成長を遂げている"Mr,brothers cut club"のプロモートサポートと海外展開サポートも行っています。集客や売上げまでをしっかりと考えたwebコンサルティングで、こうした新しい取り組みをされている企業様の成長をどんどん応援していきたいですね。

海外展開という目標に向けて、まだまだ途中。でっかい夢と楽しさを胸に、これからもお客様のための道を歩み続けたいですね。