C Channel株式会社
森川亮
POSTED | 2018.06.28 Thu |
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TAGS | 従業員数:101〜300人 業種:IT・情報通信業 創立:9〜10年 決裁者の年齢:50代 商材:BtoC |
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動画メディア産業の変革に女性の活躍と感性を。
『日本を元気にするために、残りの人生をかけたい。』Topics
いまや世界累計ダウンロード数10億を超えるコミュニケーションアプリ、「LINE」。その開発と運営を行っていたLINE株式会社の元代表取締役社長といえば、森川氏である。
現在、森川氏はC Channel株式会社を設立し、新たな動画事業やメディア事業を展開している。
なぜ、森川氏はこのタイミングでLINE株式会社を出て、新たな挑戦を始めたのか。
お話を伺うと、日本を代表するLINEという企業で働く中、残りの人生をかけたいと願うほどの想いが新たに芽生えたのだと言う。
「LINE時代に海外の様々な地域で外国人の社員たちと仕事をする中、日本企業の元気がどんどんなくなっていくのを感じ、強い危機感を覚えました。そこで、残りの人生は日本を元気にすることに携わりたいと考えたんです。」
C Channel株式会社 社長 森川 亮氏のONLY STORY
1967年生まれ。
大学卒業後、テレビ局に就職しコンピューターシステムの部門に配属される。そしてその中で運命的にインターネットとの出会いがありデジタルメディアを追求したいという想いのもと日本テレビでデジタルメディアの新規事業立ち上げに参画。
その後結婚し、ソニーに転職した後、韓国系ベンチャーのLINEの社長に就任。
現在は、C Channel株式会社を立ち上げ、日本最大規模の女性向け動画ライフスタイルメディア『C CHANNEL(→https://www.cchan.tv/ )』、女性向けメディアの運営やママ向けメディア『mama+(ママタス)(→https://www.mamatas.net/ )』、オーディションアプリ『mysta(マイスタ)(→https://www.mysta.tv/) 』などを展開している。
日本を元気にするために、メディア産業に変革を!
LINE株式会社を出た後、森川氏は日本に元気を取り戻すために何が必要かと考えた。
「なんとか、日本が元気だった頃に戻せないか。そのために何が必要か。そう考えていました。教育や財政問題など幅広く検討した結果、メディア産業を変えるというところに行き着いた。
メディア産業を変え、世界に日本の良いイメージを発信したいと考えたんです。」
その後、森川氏はC Channel株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。この時に立ち上げたのが、現在日本最大規模の女性向け動画ライフスタイルメディアと言われる『C CHANNEL』である。
『C CHANNEL』では、女性にとって関心が高いテーマに沿った動画が配信されている。その動画は、クリッパー®と呼ばれるタレント・読者モデルなどのインフルエンサーとともに撮影・制作されていて、手軽に視聴ができる。
「新しいことは男性よりも子供や若い女性の方が受け入れられやすいということ、そして動画メディアは広告市場の大きいところをターゲットとすることが重要と考えたことから、『C CHANNEL』という女性向けのメディアは誕生しました。
最初は手探り状態でどんなものが人気になるのか試行錯誤しながら、女性向けの動画制作を行っていましたね。
そんな中、私たちは料理動画という切り口からHOW TO分野の動画が世界的に人気だということに気づきます。その後、女性向けの料理やヘアアレンジ、メイクなどのHOW TO 動画を自社で制作し、SNSで配信するスタイルを始めたのです。
そうしたところ、世界中で人気となり、台湾、タイ、その次に韓国へと次々に展開。今なお、その流れは広がり続けています。」
以前は日本のライフスタイルに憧れる海外の若い人たちがいたが、現在はそういった若者がとても少ない。そうした状況においてこそ、森川氏らは日本のライフスタイルを動画で提供することに意味があると言う。
日本のライフスタイルに憧れて「日本に旅行に来たい」「日本の商品を買いたい」と思ってくれてくれる人を増やし、日本を元気にできるようなメディアとして『C CHANNEL』は成長を続けていく。
女性、そして夢を持つアーティストが活躍できる場を作り出す
女性向けメディアの運営を続けてきた森川氏らは、さらに新たな女性向けメディアを立ち上げた。それが、ママさん向けのメディア『mama+(ママタス)』である。
「実際に女性向けメディアを始めてみると、女性が社会で活躍することの難しさを感じた。そして、世界でもっと女性が活躍する場所を広げたいと思うようになり、ママさん向けメディアまで始めてしまいました。
C Channel株式会社でも社内の女性数名が結婚し、妊娠をしたことがあったのですが、その女性社員に話を聞くと、会社に居場所がなくなるのではという心配をしていて。その時、ユーザーの方々の中にもそういう想いの方々がいるのだろうと考えました。
そういうわけで、『C CHANNEL』の次に来る新しいライフスタイルの提案手段としてママさん向けメディア『mama+(ママタス)』をスタート。始めてみると、ママさんが抱える社会的課題がたくさんあり、それらを明るく解決するために問題意識を持って成長させています。」
さらに、女性というターゲットの枠にとどまらず、C Channel株式会社は世界での活躍を夢見る日本の若いアーティストを応援するためのオーディションアプリ『mysta(マイスタ)』を立ち上げた。
「ダンサーやアイドル、モデルなど、幅広いアーティストが活躍できるプラットフォームを用意しました。参加者の皆さんは、イベントやテレビ番組への出演権を競って切磋琢磨しながら互いを磨きあっていますよ。
ここ数年で海外展開も開始し、世界で活躍するアーティストを生み出したいですね。人の心を動かすような言葉を持っている人の活躍を願っています。」
こうした新たな事業に森川氏を突き動かすのは、これからやってくるであろう未来へのビジョンと想い。
『メディア産業の視点から未来を見据えてみると、おそらく一人一人がメディアになる時代がやってくると思うんです。
この辺りがもっとも進んでいる国の1つに、中国があげられる。日本でもインフルエンサーが存在感を日々増していますが、中国ではインフルエンサーが工場を持ち、商品開発をしながら自ら情報発信を行っています。まさに、“個人=ブランド”という世界。やがて、こうした流れは日本にもやってきます。
そうした時、私たちは人の生き方に影響を与えるような言葉を世界に発信できるような人にとってのプラットフォーム的な存在になり、その活躍を後押ししていけたらいいなと思っています。』
女性の時代を作っていく!それくらい気概がある女性と働きたい。
冒頭にご紹介した森川氏の言葉を覚えているだろうか。
「残りの人生は日本を元気にすることに携わりたいと考えたんです。」
森川氏はその想いを強く持ち続け、多様な事業を通して日本を元気にすべく邁進している。
そうした中で、C Channel株式会社と森川氏らが展開する事業はまだ始まったばかり。描くビジョンを達成するためには、さらに多くの人材が必要だと言います。
「私たちは女性向けメディアを展開し、女性が抱える社会的な課題の解決を目指しているので、まずはビジネスシーンでバリバリ活躍したい女性を人材として求めています。中でも、国内にとどまらず海外でも活躍する意欲がある方や女性の時代を作っていくというような気概のある方とぜひ一緒に働きたいですね。
年齢的には、20代後半~30代の女性。子供がいても、ご結婚されていても構いません。もちろん、そのための制度整備なども進めています。
上記の事業のほかにも、C Channel株式会社では大手企業様と化粧品やファッションブランドの開発を行っている。そうした場面でも、女性ならではの素質や感性、経験を活かしていただけると思いますね。」
お子様がいたとしても、ご結婚をされていたとしても、C Channel株式会社であればあなたの情熱や意欲を抑えこむ必要はない。それでいて、時代の先端をいく経営者・森川氏のもとで働くことができるチャンスでもあるのだ。
最後に、C Channel株式会社のHPに綴られたこの言葉を贈りたい。ご興味のある方は、ぜひ一度この機会にC Channel株式会社へ問い合わせてみていただきたい。
『C Channelが2020年を超えて、築きあげたいもの。
それは、女性が輝き自立する世界だと考えています。
美しさと、かしこさを兼ねそなえた女性。
世界中のフィールドで活躍する女性。
知性をもって輝ける女性が、世界にもっと増えるように、
私たちは、女性の可能性を信じるすべての人たちと共に、
耀く意思ひとつひとつを讃えつづけます。
だから、夢を語ってください。
やりたい事に、全力で挑戦してください。
なりたい自分を叶えることは、
すべての人に平等に与えられた権利なのだから。
この会社で、あなたを叶えてください。
あなたを叶えるために、
C Channelを利用してください。』
執筆・山崎