ジー・ブーン株式会社
後藤稔行
POSTED | 2016.08.25 Thu |
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TAGS | 従業員数:51〜100人 業種:IT・情報通信業 創立:15年以上 決裁者の年齢:50代 商材:BtoB |
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なぜ? 9割の人は夢が叶わないのか?
縁あって読んだ人は良い転機になればいいなあTopics
ジー・ブーン株式会社 社長 後藤 稔行氏のONLY STORY
~ジー・ブーン株式会社 代表取締役 後藤 稔行様~
1968年東京都生まれ。社員の「夢を叶えるパワー」をビジネスに活かすドリーム企業の創設者。大学卒業後、空間プロデュース業界にて独自の視点でファーストインパクト理論を開発し、多くの売り場を演出し成功へと導く。その後、インターネットの普及と共にIT企業へ転職。そして2006年7月7日、ドリーム企業という新経営モデルの開発を旗印に、ジー・ブーン株式会社を起業。代表的な作品として、「ドリームマネージメント」「社員の夢を応援するオフィス」「情シスサービス4.0」「アイデアの城」「夢日」「姫と侍」「動画スタジオ会議室」など、ユニークなビジネスモデルが脚光を浴びている。
今、この場で具体的に自分の夢を話すことができますか?
私は、この質問を今まで千人以上としてきましたが、明確に話せた人は殆どいませんでした。後述しますが、ここに9割の人が夢を叶えられない最大の理由が隠されているのです。
少し遡って学生時代からのエピソードに合わせて話を進めていきますね。私も学生の頃から友達などに、絶対に夢を叶えてやると言っていた輩でした。当時は欲望に任せ高級車が欲しいとか、高級マンションに将来は住むとか海外旅行にも沢山行く、一流企業に勤めて将来は起業してかっこいい人生にするんだなど話していました。
絵に描いたようにダメダメで当然、こんな軽い考えで簡単に叶うほど世の中甘くありません。社会に出て数年経つと誰でも現実の厳しさに打ちのめされます。そして、現実的な思考へどんどん流されていき、夢を次第に忘れ去っていくのです。時には、もっとお金持ちの家に生まれてたら、宝くじに当たったらと卑屈な気持ちになることもしばしば・・・
そんな私も、このままだと絶対に夢は叶わないと思い、ダメダメ男を卒業しようと真剣に考えだします。時は25歳頃だったと思います。そもそも夢ってどういうことだろう、どうしたら叶うんだろうと試行錯誤を繰り返し、ある答えを自分なりに捻りだします。まずは夢を具体的に定義しよう。そもそも夢がなんなのかわからなければ話になりません。そして、夢を「自分の好きな人生を定めること」と自分なりの解釈を立てました。これをベースに、その好きな人生をデザインし、どうやって叶えていくか設計することを始めるのです。しかし、これが難しい。それはそのはず、日本には具体的に夢を叶える方法を教えてくれる夢教育は存在しません。それらしき多くの書籍を読んだり、セミナーに参加しましたがピンとくるものは1つもありませんでした。
後々、この夢設計をドリームデザインと名付けるのですが、これを作るのに膨大な時間がかかってしまいました。七転八倒、ようやくチープではありますがそれらしきものが出来上り、「さあ、どんどん叶えるぞ」と意気込んだ矢先、「お金」と「時間」をどうやって作っていくのかという難題が大きく圧し掛かってきます。これを何とかクリアしないと!どうしたら?・・・
多分、普通の家庭で生まれ、普通に生きてきた普通人が夢を有利に叶えようと思ったら、この「お金」と「時間」という同じ課題にぶつかると思います。
この課題解決、当然と言えば当然ですがビジネスで成功することが1番の近道。ビジネスで成功すれば「お金」も「時間」も手にすることができ有利に夢を叶えられる確率が高まるのは言うまでもありません。
しかし、多くのサラリーマンがビジネスで成功しようと思ったら多くの時間をビジネスタイムに捧げなければならない。これに加え、自分の自己啓発にかかる時間、家族にかかる時間、これだけでもいっぱいいっぱいなはずなのに、さらにここから自分の夢をデザインして戦略し行動するなど、よっぽどストイックな人でない限り継続することは不可能ですよね。そして、気が付いたら、企業のビジョン(夢)だけのために働き給料をもらう生き方が当たり前になっていき習慣化され、自分の夢を忘れていきます。
「お金」と「時間」を得るために、それよりも大きい投資をしないと実はリターンが戻ってこない矛盾地獄。これが9割の人が夢を叶えられない実態だと認識しています。だから、冒頭で話したように自分の夢でさえ具体的に定義できていない人が圧倒的に多いのです。実際に僕もそうでした。これではダメだ、抜本的に思想を変えないと夢など叶うはずがない。
再び、この矛盾をどうやって解決すればいいのか濃い霧の中でもがくことになります。
この大きい壁を突破する方法はないのか?ここは本当に悩みました。実は、この難題の解決に繋がったのがドラゴンボールという漫画でした。主人公の悟空とそのライバルであるベジータがフュージョンという技で融合しゴジータという1人になり凄まじいパワーアップで、それまで全くかなわなかった強敵を倒すというベタなストーリーなのですが、この融合という言葉が胸に突き刺さります。それまで、企業の夢と社員の夢を別物で扱っていたから効率が非常に悪いんだという気づきに繋がっていくのです。
じゃあ、企業の夢と社員の夢を融合してゴジータのようになれば更なるパワーアップも期待できる。これが、ドリームマネージメントという経営モデルの始まりになりました。社員の夢を叶えるパワーを企業エネルギーとして最大限活かすという経営方法です。もっと簡単に言えば、社員は自分の夢を応援してもらうことで、今までにない自分ゴトで本気の業務遂行をし、これまでにない利益を継続的に上げていくというスタイルになります。これなら、経営者側も社員側も両方がハッピーになるはず!!よし、この方法なら、人生の中で最も多くを占めるであろうビジネスタイムと自分の夢実現のために費やす時間を融合させることができそうだ。
そう思い、お世話になった企業へ業績貢献を誰よりも達成した上で、この理論のアピールを伝えてきました。ただ、その結果はというと・・・
私は、ZEEBOONを起業するまで6社の会社にお世話になり多くの学びを頂きましたが、残念なことに、この理論を採用してくれる企業は1社もありませんでした。また、営業をやっていたことから何百社の会社とお付き合いがあり相談も持ち掛けましたが取り扱ってくれる企業もありませんでした。
あるとき、某企業の社長から言われたことがあります。「会社の利益貢献をするから給料(お金)が貰える。あなたの夢なんてどうでもいい。後藤さんの甘い考えでは企業経営なんてできないよ」と。心にガーンとくるキツイ一言でした。確かに会社の利益がなければ何もできませんが社員の夢を応援することで、さらに利益貢献へ繋げることもできるはず。経営者が1番リスクをとって努力していることは認めますが、だからと言って経営者しか有利に夢を叶えることができない仕組みなんて納得できないし、かっこいいとも思えませんでした。じゃあ、僕が、夢を叶えることで繋がるチーム(企業)を作って、どの会社よりもキラキラしているチームを作ってやる。
ここから、ZEEBOONの夢冒険ストーリーが始まっていったのです。
これだったら、夢が叶うと思いませんか?
具体的に社員の夢を応援する5つの仕組みを紹介します。
① 会社が社員の夢作りを全面サポート
自分の夢の設計ができていなければ、行く場所がわからない旅行と同じです。まずは、ここを全面サポートします。会社の夢は経営計画書に定めてあります。問題は、社員の夢の定義がないことにありました。私もそうでしたが、自分のやりたいことを整理して夢を決めるというのは非常に難しく1人で勉強してプラン化し実行するのは膨大な時間がかかってしまいます。だから、多くの人は脱落し、いつの間にか夢を追いかけることを諦めてしまいます。当社では、ドリームデザインセミナーを自社内で持ち、入社頂いたら、このセミナーを通して自分の夢を定義してもらいます。そうすれば、会社の夢、自分の夢が明確になりますので、2つの夢を達成する共通技術がわかり、その技術を事業の運営や制度などを利用し磨いていくことができます。つまり、業務を通じて自分の夢を叶えるチカラも身についていくことが実感できるのです。
② 事業ネットワークは全部使える
ビジネスである以上、売上利益を出していかなければなりません。将来、自分で好きなビジネスをやりたいと思ったとき、脱サラしてリスキーな起業をし勝負するか、社内起業する場合も関連事業といった制約を受けて始めるか、いずれにしても不利な状態や想いとは違った内容になってしまいがちです。それが、もし、自分達が頑張って作ってきた事業ネットワークをそのまま活用することができたらどうでしょうか。何千社の企業や何千人の会員に夢の応援をしてもらえることになります。これは非常に大きい武器になると思いますよ。
③ 製品型人材になると夢が叶う「社会人式インターン」
いくら強い武器を持っていても、その使い手がダメな場合は失敗する確率が高まります。だから、ビジネス力の強い人材を育てる環境にも力を入れています。当社では、ビジネス力が強い人材の定義を「事業が回せる人材」と定義しています。夢を叶えるには自分で事業が回せた方が収入、人脈、情報と有利なことが沢山あるからです。しかし、日本の人材育成は部品型人材を育てがち。部品型とは業務効率を優先し、1つの業務を長年やらせてしまうこと。これに対して、成功しているビジネスマンは色々な業務、職種を実践している場合が多くバランスの良い製品型人材が多いのです。従い、当社では「社会人式インターン」という制度を独自に開発し、様々なセクションを任意で参加できる仕組みを構築し現業務と並行して実践の体験学習ができる環境を作っています。この環境で多くの製品型人材を育成していきます。
④ 一発で信頼関係が築ける社会人式文化祭
ビジネスも夢を叶えることも1人で達成することは絶対的不利です。多くの信頼できる仲間がいてこそ、達成確率は高まっていくのです。しかし、多くの企業はこのコミュニ―ケーション作りに苦戦しているようですね。私は学生時代にサークルの立ち上げをしてきた経験から分かるのですが、文化祭などのイベントは、コミュニケーションやプロジェクト管理の学びに物凄く役立つのです。にもかかわらず、なぜか社会人になると、こうしたイベントはなくなってしまうことが多く、濃厚なコミュニケーションが取れません。これでは、上辺だけの信頼関係しか育ちませんし、球際に非常に弱い絆になってしまいますので真の応援ができなくなります。親友組織を目指す当社では、年6回のイベントを開催しています。その中でも特に「ビッグイベント(社会人式文化祭)」は予算も時間もかけて仲間づくりの大きな役割を果たしてくれています。
⑤ 名刺に自分の夢を描いてるわけ?
目標を達成できない最大の要因は忘れることにあるのです。人間の脳は、コンピューターと違い忘れるようにできているからなのです。ですから、常に自分の夢を意識でき、且つ仲間から応援してもらえるような目に見える仕組みが必要になってきます。それを実現したのが名刺に自分の夢を書かせたり、ニックネーム制度を導入し全員が自分の夢を意識できる名前を付けて呼び合ったり、3か月に1度は必ず自分の夢の進捗を発表する場を設けたりしています。
と、夢の叶う働き方5つの仕組みをご紹介しました。考えてみてください、これだけのことをやっている人とやってない人を比べれば、明確に夢を叶える確率は飛躍的に変わってくるはずです。また、社員も本気の自分ゴトで業務を遂行してくれるし、自己成長も自発的に進んでいくので業績的にも強いチームができます。
当社もおかげさまで創業から今年で11年目。現在では、大手商社、大手通信事業社から、情シスサービスを通し技術力と人間力で高い評価を頂いています。また、2011年6月には海外進出第一弾としてバンコクにオフィスを創り、日本企業のタイ進出を支援する総合コンサルティング事業に乗り出し、2013年にはバンコクの中心地に、Made in Japanのセレクトショップをオープン、2015年にはバンコク2店舗であるオープンフォトスタジオをオープン、また秋葉原でレンタルスペース事業を開始しました。このような、夢ごころをくすぐる事業、そこで働くキラキラした夢戦士(社員)を取材したいと多くのメディアから注目を浴びています。
たった2時間で、夢をデザインできますよ!!
今でも多くのビジネスマンが夢を叶えられずにいると思っています。夢をデザインして、戦略を描いて継続的に実行し結果を出す。1人では本当に厳しく不利です。だからこそ、わたしたちと一緒にやっていきませんか。
弊社のドリームデザインセミナーでは、なんとたった2時間である程度のたたき台を作成できるコンテンツを用意しています。弊社が運営している「アイデアの城」の無料会員になると、このドリームデザインセミナーの案内をもらえますので是非、会員登録をして頂き、一緒にたった1度しかない人生の夢を追いかけていきましょう。
また、経営者の方にとっても永遠の経営課題である社員とのコミュニケーションなどを解決できるヒントが沢山ある内容になっていますので、是非、当社のパートナーとして会員になって頂けると嬉しいです。
かつて日本が誇った勢いは、もはや衰退し、国に頼る事もできない状況が目の前に広がっています。自分自身の力でこれからの競争を勝ち抜いていかなくてはなりません。そんな状況において、夢は人を動かし、成長をもたらすエネルギーになります。
私たちは、夢を叶えるチャンスを増やし、年を重ねても夢を追いかけられる環境を創り、たくさんの人たちがキラキラできる夢の労働文化を創っていきたいのです。事業ありきではなく、チームありきで始まったジー・ブーンだからこそ、この目標を叶える事ができますし、ブレることは絶対にありません。もし、日本が世界一、夢の叶う国だったら素敵だと思いませんか。是非、お会いできることを楽しみにしております。