PSコミュニケーションズ株式会社

春日 浩

スマホ時代だからこそ求められる“温もり”がある。

多彩な品揃えで様々な想いを形にする電報事業
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PSコミュニケーションズ(株)代表取締役 春日浩氏のONLY STORY

温もりが宿る電報ビジネスへの新規参入


現在では、スマートフォンを使って友達や家族とやり取りをすることが日常となりました。
ただ、思い出してみてください。自分が子供だった時のことを。
祖父母に手紙を書いたり電話を掛けたり…
温かさのあるコミュニケーションが今よりももっと多く溢れていたと思います。私たちは、そのような温もりを感じるコミュニケーションのお手伝いをさせていただけたらと思っています。

PSコミュニケーションズ株式会社は、「ほっと電報」と言う電報サービスを提供しています。電報は手紙と同じ”信書”という扱いになります。私信を伝える信書は郵便会社(郵便局)しか取り扱えなかったのですが、法改正によって一般企業でも信書送達事業に参入できるようになりました。

また、電報を打つときに利用する電話番号「115」はNTTが独占的に利用していましたが、他の電話会社でも利用することが可能になり、電話で受け付ける電報事業への新規参入が可能になりました。
この流れを受け、ソフトバンクグループの電報を提供する専業会社としてPSコミュニケーションズ株式会社が設立され、私は2015年に当社の代表取締役に就任いたしました。

元々、新卒で国鉄(現JR)に入社し、その後、国鉄の子会社にあたる日本テレコムに出向していたのですが、国鉄が民営化されるタイミングで、日本テレコムに転籍しました。
技術志向が強い私でしたが、技術営業をやってほしいと言う会社からの希望で、嫌々ですが受けることにしました(笑)。
ただ、やってみると営業の方が自分の性格に合っているような気がして、その後は営業企画・事業企画と立上げ等々の企画系の仕事をメインにするようになりました。
その後、新日鉄情報通信システムを経てソフトバンクに移り、自治体と協力してADSLや、光ファイバーを使ったブロードバンドの普及に取り組むと同時に、当社の電報ビジネスに携わることとなりました。

想いを形にすることができるのは、電報だからこそ。


電報と言っても、今の若い人たちはピンとこないかもしれないので、少々説明をしておきましょう。
そもそもの電報の始まりは、電話のない時代にコミュニケーションツールとして使われていたことです。

電報の申込書に受取先や電文を書いて郵便局に持っていくと、その内容を電気信号に乗せて受取先近くの郵便局に送信してくれます。受信した郵便局は、電文を用紙に印刷して受取先に配達していました。
今日では、メールやLINEといった便利なアプリでのコミュニケーションが当たり前に使われるようになり、情報を送受信する手段として時間や手間のかかる電報を使う人は以前より減っています。

ただ、今はそういった電子的に文字で伝える即時性の高いサービスというのは無数にあって、氾濫しているとも言えます。

逆説的ですが、そういった手間暇をかけないコミュニケーションに物足りなさを感じ、“形になったモノを届ける”といった「想いを形にする」という価値観が高まってきている部分はあります。

実は、この言葉は我が社の経営理念でもあります。
例えば、実体のないスタンプをもらうよりは物理的に台紙に包まれた手紙をお花が添えられた状態で貰ったほうが嬉しいと思いませんか?

実際に電報を使われる方には、ギフト付きメッセージカードといった認識の方も多いです。そういった意味では、我々は通信会社からギフト市場に近づきつつあると言うこともできるでしょう。
このような視点から、現在はお花やぬいぐるみといったギフト商品の差別化によって付加価値を高めつつ、多彩な品揃えを通じて、お客様のニーズに合うものをご提供できる会社でありたいと思っています。

時代と人々に向き合い、最適なものを届け続けたい


ただ、上記のような取り組みにも限界はあると考えています。現実的にも、電報を使わない若い人たちの数が増えていくこともあり市場は縮小傾向にありますし、時の流れには逆らえません。
どのような企業も生き残る為にはマイナーチェンジを繰り返して形を変えて行く必要があると思っています。

その中でも、我々が外してはいけない軸は物販ではなく、サービスを提供する会社であり続けるということです。
その想いを忘れずに、継続的な価値を提供し続ける為にはどの市場で戦うべきか。
これから先も、時代の流れや人々と向き合う中で考え続けようと思います。
同じ気持ちで想いを形にするビジネス展開を一緒に行える方々がいれば、ぜひ一度弊社までお問い合わせください。

PSコミュニケーションズ株式会社の住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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