AOI. コミュニケーションズ

古舘拡美

広報戦略の立案から実行までワンストップで代行する

26年間のマーケティングの経験と実績を活かして
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今回のインタビューは、製品の売り方がわからない、広報のやり方がわからない中小企業に向けマーケティング、広報の代行サービスを行うAOI. コミュニケーションズの古舘氏にお話を伺いました。古舘氏の26年間の経験から導き出される的確な広報施策、そして同社の今後の展望について語っていただきます。

AOI. コミュニケーションズ 社長 古舘 拡美氏のONLYSTORY

【経歴】

1月25日生まれ A型 水瓶座  
神奈川県川崎市川崎区出身 東京農業大学農学部栄養学科栄養学専攻
大学卒業後、研究職に着くが違和感を覚え、マーケティングがやりたいと一念発起。NHK語学番組で英語を学ぶ。自分の語学力を試したいとニュージーランドでホテルレセプショニストとして1年従事。帰国後は、外資広告代理店で10年、外資IT企業で2年、商社で3年、医療機器メーカーにて10年、マーケティング販売促進から広報業務全般を担ってきた。執筆したプレスリリースは、数知れず、90%以上の確立でメディアに取り上げられる。展示会や医学会では、ブース装飾からプレゼンテーション、プライベートセミナーを運営。デジタル分野では、Webサイト制作からSEO最適化、Google Analytics分析、SNS配信まで実施。現役エムスリー(医療従事者向けWeb情報誌)ライター

早くから動画マーケティングの可能性を感じ、撮影編集した動画は100本を超えフォロワー数を1年で4000人増やす。アナログ分野では、顧客インタビューから編集までこなす広報誌製作、カタログ制作、広告制作、ノベルティ制作を実施。現場で携わってきた26年の経験を駆使したマーケティングコミュニケーション総合プロデュースはまさに天職。常に顧客目線を大事にしながら、担当者に伴走し広報、販売促進業務を進めている。

エンドユーザーの視点に立った広報戦略


–AOI. コミュニケーションズ様の事業内容を教えてください。

古舘氏:AOIコミュニケーションズは、製品の売り方や広報施策に悩む会社のためにマーケティング、広報の代行サービスを行なっています。

具体的には、

●プレスリリース執筆、配信代行、プレスインタビュー手配
●広報動画制作、ホームページ制作、インターネット広告運用支援
●展示会のブース装飾、キャンペーンガール手配、ノベルティ制作
●会社案内、製品カタログ、広報誌作成
●Webマーケティング、(Webサイト編集、SEO最適化、アクセス解析、SNS配信)

などのサービスを展開しています。

広報は製品やその事業内容によって最適な戦略が異なるんです。ご希望を伺って、その製品に適しているものは、動画制作やWebでの展開が良いのか、プレスリリースでの配信が良いのか、一番効果的な方法を提案し、実施させていただいています。

–他社と差別化をはかっている点や、強みについて教えてください。

古舘氏:私自身が中小企業で広報、マーケティングコミュニケーションを26年やってきた経験と実績があるという点です。実際の現場で一から戦略を考え、結果を出してきたので、現場経験に基づいたノウハウがあるというところが一番大きな特徴です。

中小企業は、広報やマーケティングに関わる人員が限られています。私自身、会社員時代は、広報、マーケティングコミュニケーション業務担当は私一人だけでした。だから一人でなんでも行わなければならない。アナログなところでは、カタログや広報誌制作、広告作成を行い、デジタル面では、ホームページ制作、イベント集客サイト制作、メールマガジン配信、動画制作、SEO最適化やGoogle Analytics、SNS配信まで行い、 身につけてきたものなんです。だからこそ、販売促進や広報に必要な作業やその仕組みがよくわかる。そして、様々な媒体を扱ってきたから、媒体の特性がよくわかる。
皆さん、同じマーケティング施策が良いとは限りません。その製品が持つ強みを的確な媒体、コミュニケーション施策に落とし込み、適切なマーケティングツールに使用しないとお金だけ使って効果なしになってしまいます。

例えば、新製品のPRのためにプレスリリースを配信したいのに、企業Webには、その製品情報が掲載されていなかったりします。これではお客様がその製品に興味をもってもその製品までたどり着けません。プレスリリースを送るときは、その配信の先にいるお客様やメディアに次に何をしてもらいたいのかを考えないとプレスリリースが宙に浮いてしまいます。

また、動画の製品説明の言葉とWebやカタログに掲載されているテキストや見せ方がちがったりすると、お客様が別製品のように感じてしまうことがあります。ひとつひとつの作品は素晴らしくても全体的にみると一貫性がなく、結果的に売り上げにつながらなかったりします。

弊社は顧客の購買行動を考えた施策を重視しているので、その製品の売り方の一連の流れを視野に入れた提案をお出しすることができます。

私自身、長く中小企業で働いてきたので、予算の度合いも想像できますし、経営者の方の気持ちも理解できます。それも弊社の特徴であり強みのひとつだと思います。

–事業を進めるにあたって重要視していることは何ですか。

古舘氏:エンドユーザーの視点を忘れないことです。もちろん経営者の視点も大切なのですが、プレスリリース配信や広告を受け取るお客様の視点は大切にしたいと思っています。

例えば、製品を説明するときに、企業側は専門的な話をしてしまいがちです。しかし、お客様にとっては初めて聞く専門用語なんて分からないですし、競合以外の他社の事例に興味がない方もいらっしゃいます。

お客様が知りたいのは、その商材やサービスがどういうもので、自分たちにどのようなメリットをもたらしてくれるかという点。そのすれ違いを無くすような広報戦略をご提案したいと考えています。

起業家を目指す学生たちに刺激を受けた


–起業に至ったきっかけについて教えてください。

古舘氏:医療機器メーカーで働いていた時に、展示会などで、とても魅力ある製品なのに、社会に認知されていない製品をみかけました。また業界全体が広報やマーケティング分野に対して遅れていると感じ、とても驚きました。そこには業界独特の考え方やルールがあり、新しい考え方や方法を知るきっかけもないのだということに気が付きました。

日本には優れた製品を持ちながら、広報の仕方がわからないから何もしていない、できないという会社が多いと感じます。その製品ならではのこだわり、魅力をもっと多くの方に知ってもらいたいのに、マーケティング担当者がいない、広報の仕方がわからないというのは、非常にもったいないことだと感じたんです。

–そういった問題意識をお持ちになり、起業されたのですね。

古舘氏:そうですね、ただ実際に起業するかどうかは、しばらく迷っていました。雇用され定期収入という安定を手放してまで、事業を立ち上げるべきなのかという迷いがあったのです。

そんな中、広告代理店時代の友人たちから、私は起業するべきだといわれ、起業セミナーに通ったのです。そこには卒業を控えた学生がいて、彼らは皆、一流企業に就職が決まっているのに「自分は起業のためのバックグラウンドを固めるために入社するのであって、そこで長く働く気はない」とはっきり言うんです。その姿勢に大きな刺激を受けて、私も起業を決意しました。
また友人たちから、また一緒に仕事をしたい、作業はすべて請け負うからディレクションをしてほしいといわれたことにも勇気づけられました。

–起業してから印象的だったことについて教えてください。

古舘氏:私はずっとマーケティングをやってきて営業支援もずいぶん施策に入れ込みました。お客様の製品やサービスの営業はできるのですが、いわゆる自分に営業の経験がなく、自社PRや売り込みが苦手だということに気づいたんです。

商社勤務時代には、新製品やキャンペーン時に営業トークスクリプトも作っていました。人前でマーケティングや営業のセミナーをするといったことも得意です。ただ、自分から知らない場所に飛び込んでいって、営業をするというのが苦手なんですよね。それは起業してからはじめて知った自分の一面でした。なのでWebサイトに営業をしてもらおうと、少しづつWebの作りこみを始めています。身をもって知ったWeb集客の重要性でした。

事業を発展させ、社会貢献をしたい


–今後の目標について教えてください。

古舘氏:今年はスタッフも増やし、代理店体制を整えていきたいと思います。今は一人ですべての業務を行っていますが、お客様が増えていくにつれ、私一人では事業が回らなくなるでしょう。人に任せられるものは、その分野に得意な人に担当していただき、その分、カウンセリング時の的確なパスやゲートキーパーとして納品までの管理体制を整えていきたいと思います。

そして社会貢献のできる事業を展開していきたいと思います。これからの時代に避けては通れない問題として、向き合いたいと思っているのは、無縁仏を無くすことです。跡取りがいないためにお墓を閉じなければならないということを無くしたいですね。

私自身もそうなのですが、先祖代々守ってきたお墓を自分の代で閉じてしまうというのは、とても申し訳ないことだと感じるんです。自分と同じような想いを抱える方がたくさんいると思います。なので無縁仏を無くすことができるような事業に取り組んでいきたいと考えています。

–読者の方にメッセージをお願いします。

古舘氏:学生の方には、自分の目標を持ち、その目標をどうしたら実現できるかを考えて、日々歩んでいくと良いと思います。夢は見ることもできますが、かなえることもできます。ご自身の思い描く未来は、自分自身で現実にしていくことができるということを伝えていきたいです。

私がもし、学生時代からそういう風に生きていれば、違う未来があったと思うんです。私の学生時代は、研究室と家の往復だけで毎日の業務をこなすことで精一杯だったけれど、この作業を何のためにしているのかというところまで考えられていたら、もっと毎日が楽しかっただろうと思います。

新元号を迎え、オリンピックの開催と日本はこれからプロモーションのチャンスをたくさん迎えます。ぜひ、ご自身の夢を叶えるべく日々を過ごしてみてください。
執筆=スケルトンワークス
校正=笠原

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