ナーセント・テクノロジー株式会社

水谷真悟

最先端な音声認識技術を強みとするITエキスパート

社員一人ひとりがスキルを発揮できる場所を見つけたい
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今回のインタビューは、ITソリューションの提供及び開発支援を行うナーセント・テクノロジーの水谷氏にお話を伺います。展開する同社の取り組みや起業に至った経緯、今後のビジョンについて教えていただきました。

ナーセント・テクノロジー株式会社 社長 水谷 真悟氏のONLY STORY

委託開発・業務委託・自社サービスの提供


–まずは、ナーセント・テクノロジー株式会社の事業内容をお聞かせください。

水谷氏:ナーセント・テクノロジーはITソリューションの提供及び開発支援を行う会社です。

具体的には、ソフトウェアの委託開発事業、クライアント先でのソフトウェアの業務支援・業務委託事業(SES事業)、自社サービスの開発及びお客様へのサービス提供の3本柱で事業を展開しています。

–ありがとうございます。御社の強みや差別化のポイントはどこにあるとお考えですか。

水谷氏:最先端な音声認識の技術に着手している点が大きな強みになりますね。

また、大手製造会社では制御機器のソフトウェア開発の支援を行ったり、別の製造会社ではSAPというドイツ系の大手管理パッケージをベースにしたシステム開発の業務支援を行っています。

–事業を運営する上で、やりがいや楽しさを感じる時はいつですか。

水谷氏:クライアントの要望を私たちのスキルやノウハウで実現できる時、そういった機会を与えてもらえる時ですね。

そして自分たちの取り組みを通して、つまりシステムや製品を使っていただいて、クライアントに「よかった」と思っていただけることが、ビジネスを展開する上で一番の醍醐味だと考えています。

–そのようにクライアントに選ばれる理由は何だと思いますか。

水谷氏:お互いに信頼関係があるからだと思いますね。そしてそれは、仕事に対する姿勢・価値観であったり、物づくりにおける感動だったり、そういった部分に共感できる会社として認識していただいているから築けるものだと感じています。

そのように、お客様から「完璧に仕事ができる」という信頼を受けているからこそ、私たちは全力でソリューション、あるいは成果物をご提供させていただいています。

業界の発展と共に歩んだ30年間を経て独立


–水谷様がIT業界に入られたきっかけについて教えてください。

水谷氏:私は大学で建築を学んだものの今後の仕事について思い悩んでいた時期があったんです。そんな中、東北生まれでスキーが好きだった私は、3年間スキーのインストラクターをして過ごしていました。

そこで人との出会いや自分のやりたいことをしている時の楽しさを知った私は「これからは新たな業界に飛び込んでいかなければならない」と思うようになっていったんですね。

そこで知り合いに勧めてもらったのがIT業界でした。これから伸びていくと業界だと確信し、ゼロからこの業界に飛び込みました。

–IT業界に入られた時は、ゼロからのスタートだったんですね。

水谷氏:そうですね。プログラミングを習った経験もなく、この業界に入りました。

そのため、入社した会社に来る人はみなエンジニア志望でしたが、私は営業としてゼロからスタートしました。その後も物づくりやプログラムのSEとしてではなく、営業として道を歩んでいきました。

–そこから、どのような経緯で起業に至ったのでしょうか。

水谷氏:その後、そのIT会社に30年ほど勤めました。ソフトウェアがこれから時代を迎えようとしているまさに黎明期に立ち上がった会社でしたので、80年代、90年代、2000年代とIT業界の発展と共に私も歩んできました。

その会社では、自分たちがやりたい仕事を積極的にやれる風土があり、特に物づくりやソフトウェアの開発などにおいては様々なお仕事を経験させていただきました。

そういった風土もあり、IT業界の成長期の中で楽しく働いていたのですが、その後、大手の会社に吸収されてしまったのを機に自由な風土がなくなってしまったんですね。

そこで以前勤めていた会社の想いを引き継いだような環境を作りたいと思い、3名の仲間と共に2011年にナーセント・テクノロジーを立ち上げました。

今後は自社サービスに注力


–今後の目標について教えてください。

水谷氏:自社サービスの開発に力を入れていきたいと思います。そのためにも、今後はさらに業務支援の層を厚くし、お客様の課題に対し自社サービスを提供できるようにしていきたいですね。

–今、社外に向けての目標を教えていただきましたが、社内に向けての目標はありますか。

水谷氏:社内に向けては、社員一人一人が、自分のスキルを存分に発揮できる業務とマッチングできるような体制を構築していきたいと考えています。

また自分たちの夢に向かってそれぞれのロードマップにあったビジネス展開もしていきたいですね。

–ありがとうございます。では最後に、読者へメッセージをお願いします。

水谷氏:私たちはITのエキスパートとして、細かいところまで手が届くようなIT支援をいたします。お困りごとがありましたらぜひお声がけください。

また同業者様に対しては、協業できる場があれば積極的に行っていきたいと思っています。

執筆=山田
校正=笠原

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