SIA株式会社
木原 真
POSTED | 2015.03.17 Tue |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:IT・情報通信業 創立:11〜14年 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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社内開発98%以上!
iOSとWindowsの両方向を得意とするシステム開発会社Topics
SIA株式会社 社長 木原 真氏のONLY STORY
ヘッドホンで安全対策!?
SIA株式会社は、
「顧客管理などを行う業務アプリ開発」
「WEBサイト設計」
「iPhone用アプリ開発」
の3つの事業を主軸にシステム開発を手がけている会社だ。
電車に乗っているとき、イヤフォンで音楽を聴いていたためにアナウンスが聞こえず、駅を降り間違えた。そんな経験を1度はだれしもしたことがあるのではないだろうか。
そんな問題を解消できるアプリもSIA株式会社は作っている。それが最近リリースした「iDUMBO」だ。
これはイヤフォンを使って音楽を聴きながら、周囲の音も聞き取れる仕様になっている。そのため、周囲の音を遮断しつつ、車の音や電車内のアナウンスなどの大事な音は聞きたい、そんな悩みを解決することができるのだ。
他にもフランクミュラーのコレクションアプリを作成したり、「PiaNote」という木原社長の趣味から派生した、電子ピアノなどで弾いた鍵盤の音階データをiPadの画面上に表示し、楽譜と見比べながら演奏ができるピアノの練習サポートアプリなど、SIA株式会社は幅広い開発を手がけている。
幅広いことをやりながら芯がぶれないのは、とにかくお客様に最先端のものを提供すると共に、カッコよく面白いものを提供するということを徹底しているからだという。「お客様が使ってみてワクワクできるものを提供する会社であり続けたいと思っているんです。今の時代、良いものを提供するのは当たり前です。アプリが使いやすいのはもちろんのことですが、それ以上にお客様に「これ良いな」と思ってもらえるカッコ良いデザインを作り上げることにこだわっています。
性能だけよくてもデザイン性が悪かったり、つまらないことだけをやっている会社は僕だったら嫌なんです。性能が良いだけなく、使いたいデザイン性も兼ね備えて面白いことに挑戦している。そんな会社であることで初めて本当に満足していただけると思うんです。」
Smile Smart Sincerely
IT業界では社内のエンジニアを他社に派遣することや他社のエンジニアに業務委任をすることが頻繁にある。しかし、SIA株式会社では案件の98%を社内開発として行っており、受託開発にこだわりをもっている。
その実現のためにSIA株式会社は”人にとにかくこだわる”ということを大切にしている。そうして集まった家族のような関係を持つプロフェッショナルな社員だからこそ、クオリティが高くお客さんが満足してくれるものを作れるのだという。
「お金は無くなったときに集めることはできますよね。情報もそうです。でも、人だけは違うんです。」そんな人へのこだわりを木原社長は語る。「人との関わりにこだわっている社風だからなのか、受注の際も◯◯さんにお願いします!とお客様に名指しで仕事を任せてもらえる人が多いです。僕も同席しているんですが、お客様は担当者と話している時間がとても長いんです(笑)
だから事業を拡大したとしても、お客様に喜んでもらうために、仕事に尽くせて、しゃべれるエンジニア集団であることはとても大事にしています。しゃべれるエンジニアとは、コミュニケーションが取れ、お客様の求めているものを的確に見抜き、柔軟に対応できる。そういった人物のことです。そのためにも、”Smile Smart Sincerely”の3Sを日々実践できるよう周知しています。」
最近の会社体制で一番意識していることを聞くと特に女性の雇用に関して力を入れているという。
「子どもが保育園に行って熱を出した場合すぐに呼び出されるんですが、仕事をしていると会社を抜けにくいですよね。仮に技術をすごく持っていても、事情があって仕事に集中ができないというのはおかしいと思うんです。 だから他の日程や関係する同僚は少しハードになることもありますが、周りでカバーし合おうというチーム体制を作り、仲間同士で明るくサポートして行くことは最近とても大切にしています。 」
編集後記
できなければ、だれかがサポートする。だからとりあえずやってみろ!と入社1年目から積極的に社外とコミュニケーションを取りに行ける裁量がある素敵な会社。それは木原社長が「親戚一同が集まっているような家族のようなチーム体制」というように、本当に人にこだわっているからだと感じました。
こういった体制で働けることは安心感と自信につながると思います。また実際にiDUMBOを使いなかなか大音量でも、違和感がない程度に周囲の音が聞こえて来てとても感動しました!