株式会社PayCareer
野村 博幸
POSTED | 2020.05.19 Tue |
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TAGS | 従業員数:6~10人 業種:IT・情報通信業 創立:5〜6年 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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1面談で3万円の報酬。面談課金型マッチングサービス
高確率&低コストで優秀な人材と出会えるTopics
今回のインタビューは、面談するだけで3万円以上の報酬がもらえる新しい転職&副業マッチングサービス「PayCareer(ペイキャリア)」を提供する株式会社PayCareerの野村氏にお話を伺います。「会いたい人に80%以上の確率で会える」という同サービスの仕組みや強みについて詳しく教えていただきました。
株式会社PayCareer 社長 野村 博幸氏のONLY STORY
【経歴】
2001年、日系ヘッドハンティング会社で IT/Web 業界を中心としたエグゼクティブサーチに従事。 2005年に株式会社クリーク・アンド・リバー社に入社し、人材紹介事業を立ち上げ、KADOKAWA社と の協業サービス「ファミキャリ!」を企画し、開発からリリースまでを担当。 また、中国の北京大学、精華大学といった国家重点大学と連携し、中国人技術者の新卒採用プロジェクトを牽引。 その後、2014年から IT/Web/ゲーム業界に特化した人材紹介会社の事業責任者として3年間で500%成⾧に貢献する傍ら、ディー・エヌ・エー、クックパッドといった18社の IT ベンチャー企業に常駐し、各社の中途採用を支援。
2019年11月、「PayCareer」を企画・運営する株式会社 PayCareer を設立。
1社面談につき3万円以上の報酬がもらえる
–まずは、株式会社PayCareerの事業内容を教えてください。
野村氏:弊社は、日本初となる面談課金モデルの転職&副業マッチングサービス「PayCareer(ペイキャリア)」を運営しています。
本サービスの特徴は、高確率&低コストで即戦力人材に会えることです。採用の鍵は直接会って話すことだと考えており、本サービスは会いたい人に80%以上の確率で直接またはオンラインで会えるサービスとして、多くの企業にご利用いただいております。
–具体的にどういったサービスですか。
野村氏:1社の面談につき、求職者は3万円以上の報酬が受け取れるサービスです。
お金をもらう以上、求職者はしっかり企業のことを調べてから面談に行きますし、お金をかけているからこそ企業側も準備をしてから面談に臨むようになります。つまり、1回1回の面談が本気の真剣勝負になる仕組みとなっているんです。
–他のマッチングサービスと比べて、PayCareerの強みは何でしょうか。
野村氏:世の中には既に転職や副業のマッチングサービスはたくさんありますが、それらのサービスの課題を解消したのがPayCareerです。
例えば求職者が一般的なマッチングサービスに登録すると何百通もの膨大なスカウトメールが届きますが、正直1件1件読んでいる余裕はありませんよね。返信率は良くて20%、一般的には10%と言われています。
一方で、企業側は一生懸命メールを書いても10人に1人しか返信が来ないため、スカウトメールの送信数を増やすことに振り切るようになり、マッチングの質がどんどん下がってしまうのです。
PayCareerでは1回の面談ごとに求職者は報酬が手に入るので、スカウトメールに対して返信する理由付けができ、結果PayCareerの返信率は現在80%を超えています。「この人に会いたい」と思うと8割以上の高確率で会えることが大きな強みです。
–PayCareerを利用する企業と求職者のメリットをそれぞれ教えてください。
野村氏:企業側には4つあります。1つ目は転職や副業を考えているユーザー数を集めやすいこと。2つ目はスカウトの工数や費用を削減して、やるべき仕事に集中できること。3つ目は優秀な人材と繋がれることで、自社だけのタレントプールが作れること。4つ目は先ほどお伝えしたように「会いたい」と思った人に高い返信率で直接会って話せることです。
求職者にとっては報酬がもらえることはもちろん、自分自身のリアルな市場価値が分かることもメリットになると思います。お金を払ってでも会いたいという企業側の本気度が分かりますので、成約率が高いのもポイントですね。
–メリットが分かりやすいので、これからも登録者がどんどん増えそうですね。
野村氏:そうですね。世の中には会社のイメージを下げないために、本来は採用する気がなくても求人を出している企業も少なくないですが、PayCareerをご利用いただいている企業はお金を払ってスカウトをしています。
これは、決してパフォーマンスではない本気の採用活動である証拠です。つまり、PayCareerを利用いただいている企業は業績が間違いなく伸びている、勢いのある会社だと言えますから、転職した後も安心です。
輝く企業と輝く人で、世界を満たす
–起業された経緯を教えてください。
野村氏:2001年からHRビジネスに従事してきた私は、人材紹介エージェントや企業で人事・採用を経験してきた中で、日頃からさまざまな課題や悩みを抱いていました。
例えば、どれだけ秀逸なサービスを生み出したり、どれだけ社員のことを考えて働きやすい職場を作っても、知名度が低い企業はなかなか優秀な人材を採用できません。知られていなければ、存在しない事と同じなんです。
一方で求職者に目を向けると、苦労して、挫折して、それでも決して諦めずに壁を乗り越えようと思っても、実際に面接でアピールできなければチャンスを得ることすらできません。
そんな課題を解消するために、2019年にPayCareerを立ち上げることにしました。PayCareerのコンセプトは、働く価値ある“輝く企業”で世界を満たし、企業の成長に貢献できる“輝く人”で世界を満たすことです。
企業にも求職者にも「本当の私を知ってほしい」という切なる想いがあります。だからこそ、もっと上質な出会いを増やしていきたいですし、化学反応が起きるような企業と人の出会いを提供していきたいと思っています。
PayCareerをグローバルサービスへ
–短期的な目標を教えてください。
野村氏:すべての業種業界の企業にPayCareerを使っていただき、転職や採用の選択肢として、できるだけ多くの「最高の出会い」を生み出していくことが目標です。
–長期的な目標を教えてください。
野村氏:PayCareerをグローバルサービスにすることです。
そのために、まずは日本国内での認知度を高めていきます。もしも日本国内で転職する人たちの10人に1人がPayCareerを使って転職する時代になれば、企業と人の出会い方が大きく変わっていくと思うんです。
現在、人材紹介の手数料に企業が年収の35%程度を払うことが一般的になっていますし、そもそも面談時に求職者にお金を払う文化は世界中どこにもありません。だからこそ、PayCareerで良い出会いがたくさん生まれれば、面談時にお金を払うことが一般的になり、文化になっていくはずです。
最終的な目標は、PayCareerによって日本国内だけでなく世界中の企業と人が出会えるようになることです。
魅力的な企業や自分が輝ける職場は世界中に存在するわけで、「出会うはずがなかった出会い」をグローバルに実現していきたいと思っています。
–ありがとうございます。では最後にメッセージをお願いします。
野村氏:優秀な人材が採用できずに困っていらっしゃる企業様はぜひご連絡ください。優秀な人材に直接会って、熱意をしっかりアピールすれば、きっと貴社の魅力は求職者にも伝わります。
執筆=山田
校正=米山