株式会社インフォキュービック・ジャパン
山岸 ロハン
POSTED | 2014.08.28 Thu |
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TAGS | 従業員数:51〜100人 業種:IT・情報通信業 創立:15年以上 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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世界と世界を繋げるような仕事がしたい
世界と世界を繋ぐ多言語のWebマーケティング会社Topics
株式会社インフォキュービック・ジャパン 代表 山岸 ロハン氏のONLY STORY
社会的にどの様な影響を及ぼすか
インフォキュービック・ジャパンは海外展開を行っている企業向けに、国外の検索エンジンのマーケティングサービスを提供している。具体的には日本企業がグローバル展開を図り、広告を海外に出稿する際の代行業務や、多言語でのHP製作を行っている。また日本の会社が海外向けの製品を出す際に、販売先の地域の言語に対応していないことが多いので、その地域の言語に合わせたHPを制作するサービスも行っており幅広い分野の事業を手掛けている。
インフォキュービック・ジャパンの立ち上げのきっかけを山岸代表はこう語る。「アメリカで小さな日系の会社で働いていた時に、人生の目的を考えるようになりました。私は日本とスリランカのハーフなのですが、これを活かして『日本と海外。世界と世界を繋げるような仕事がしたい』と考えるようになりました。そして、これこそが自分のミッションだと思い2002年にアメリカで会社を設立しました。
今後の日本は人口が減り、消費者が少なくなっていく中で、企業は顧客を確保しにくくなっていきます。近い将来、パイの奪い合いになるでしょう。そのため、今から海外という新しい市場にチャレンジしないと日本の企業はどんどん厳しい状況になることが予想できます。弊社はこれからの日本の挑戦をバックアップしたい気持ちが強くあります。そしてその想いを、多言語の事業を扱うことで実現したいと考えています。」
利益よりも社会的な影響を大切にする
インターネット広告は何かを作って納品するわけではないのでサービス業の1つだと考えています。そうするとサービス業で一番大事なのはサービスの質になりますよね。そのような点でクライアントサポートには特に力を入れています。
今、日本国内で多言語のSEMを専門に行っている会社はほとんどありません。なぜならこの事業は手間が非常にかかるからです。しかし、手間がかかることや利益がどうでるかということ以上に、『社会的にどの様な影響を及ぼすか』ということが、大切だと思っています。そういう意味では英語だけでなく、ロシア語やタイ語など、扱う言語の種類も着実に増えてきています。やはり、利益ばかりを追っているとその時は楽しいと思いますが、会社は、60年や70年をかけて作っていくものだと思います。社会的にどの様な影響を及ぼすかこそが、大切なポイントと考えています。それがないと会社は長く続かないでしょう。
去年より今年、今年より来年
弊社の考え方として1歩1歩確実に進めていくという考え方があります。必ず去年よりはいい今年を作る、今年よりいい来年を作るという考え方です。そして日本国内におけるグローバル検索エンジンマーケティング業界でトップに居続けるということを常に意識しています。日本向けのカスタマーサポートで海外向けのプロフェッショナルなサービスを提供するということが弊社にとって非常に重要なので、そこをひたすら愚直に邁進していくだけですね。
今の20代の方には若いうちにやってほしいことがあります。それは自分の国以外の文化を知ることです。なぜなら1つの国しか知らない人と複数の国に行った人では物事を見る角度が違うからです。海外留学や海外旅行は若いうちにお金は払ってでもやった方がいいと思っています。将来的に外国人との関わりが増えていくことが考えられる中で、外国人をマネジメントしなければならないことは十分に考えられます。だから、20代の方は自分の国以外に行ってみることを強くおすすめしています。
スタッフ全員が自由に裁量を持てる環境
私がスタッフに期待する働き方は自由裁量です。働く人自身が規律やミッションを持たなければいけない。人のせいにしないことも重要です。どんなことがあっても自分の責任だと考える。人を変えるのではなくて、どうやって自分を変えるかということを考えるようにする。私自身あんまり細かいことは言いません。要するに、結果と規律ですね。「人格というか人間としての規律は大切にしてほしい」といつも私は言っています。
従業員の声
ポールさん 2年目
この会社に入社したきっかけは海外との繋がりが魅力的だったからです。マーケティングに興味があってGoogleやFacebookなどのサービスを他のお客さんに提供できることに面白さを感じました。
現在は主にリスティング広告のアカウントを担当しています。担当しているアカウントは英語しか話せないお客様と、日本人で海外に広告を配信しているが英語が話せないお客様です。
この会社の1番の特徴は社内の雰囲気がアメリカの会社に近いところです。どの役職でも自分の責任があったり、仕事がないのに先輩が会社に残っているという理由で私も会社に残る必要が無かったり、、いい提案があればそれを自由にのべることができたりと、グローバルな企業らしい部分があります。
海外進出を考える方、英語や他の言語を話せる方、好奇心が旺盛で、ネガティブな考えや国の文化に先入観を持たない方、フレキシブルな対応ができる方はこの会社であれば色々な機会を掴むことができると思います。
編集後記
これからの日本で海外市場への進出はすごく大切な戦略になっていきます。その中でそれをWebマーケティングの面からサポートするインフォキュービックは非常に魅力的な環境に感じました。また山岸社長の創り上げる会社の雰囲気はとても素敵で、明確な軸がある会社だと感じました。