株式会社インファイサー
七種大輔
POSTED | 2016.08.27 Sat |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:IT・情報通信業 創立:11〜14年 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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情報技術って、本当はこんなに便利なんだ。
正確に誠実に。情報技術の便利さを発信し続けるIT企業。Topics
株式会社インファイサー 社長 七種 大輔氏のONLY STORY
夢への挫折が、運命を切り開いた。
小さい頃からサッカー少年だった私。
ジュニアユースにも選ばれるなど、本気でプロサッカー選手を目指していました。
でも、結局大学で夢を諦めたんです。
それまで情熱を注いできた夢が途絶えたことで、もやもやする日々が続きました。
不動産会社に就職してからも、何となく働いている自分がいて。
人から「夢はあるのか」と聞かれた時も即答できず、自分の夢を持たなきゃ、自分がしたいことは何だろうと考えるようになりました。
そして、「自分の会社を持ちたい」という目標に行き着いたんです。
保険会社の代理店が目標への近道と考えた私は、転職先で3年間みっちり学び、株式会社プラチナムという保険会社を立ち上げました。
そこで、ホームページの作成を依頼したのが、現在の相棒で、当時フリーランスのシステムエンジニアだった久貝でした。
10年前にフットサルを通じて知り合ってから、私の起業への熱意や将来への野望などをよく聞いてもらっていました。
改めて打ち合わせを重ねる中で、彼が自分にないものを持っていることに気がついたんです。
また、彼が作ったサイトで実際に保険を販売したところ、反響が多くて、彼と一緒に仕事がしたいと思うようになりました。
それは久貝も同じだったようで、「ITを通じて社会に貢献できる道があるんじゃないか」「こういうことを二人で継続していけたら良いね」と意気投合。
2013年にインファイサーを立ち上げたんです。
夢に挫折した時は辛かったですが、今は挫折があって良かったと思っています。
そのおかげで新たな目標と最強の相棒を見つけ、ベストな結果を得ることができたんですから。
ハワイから始まった、海外とのビジネス。
インファイサーでは、三つの事業を主軸に展開しています。ひとつが、インターネット事業。
WEBインテグレーションという形で、WEBサイトの企画制作、開発・保守・運用を行っています。
ふたつ目が、ソフトウェアの企画開発。現在はBtoBでデイサービスのシステム開発を行っています。
最後が、総合的なITコンサルティング事業です。
中でも最も大きいのがインターネット事業で、現在はハワイの総合ポータルサイトに注力しています。
そのポータルサイトには、数千件に及ぶ現地の店舗情報が登録されているのですが、多くに昭和の香りが漂っているんです。運営会社様からは、「よりかっこ良く変えて欲しい」というご要望を頂きました。
ポータルサイトの改良のため、管理をハワイの管理会社から受け継がせていただき、現在のサイトに仕上げるまで1年以上かかりましたね。
時差もありましたから、日本時間の朝4時から打ち合わせをするようにするなど大変なこともありましたが、仕上がりに喜んで頂けた時は非常に楽しかったです。
それ以来、そのポータルサイトに紐づく現地レストランやショップなどからもご依頼を頂くようになりました。今では海外のお客様も多いです。
弊社のような規模の会社で、これほど海外のお客様とお取り引きさせていただいているところは少ないと思いますね。
インファイサーは、ローマ字表記で「INFICER」と書きます。
スペイン語のゼロ(Cero)と無限(Infinito)から一部分を抜き出し組み合わせた造語です。
今なお発展を続ける情報技術。
私たちはそれを扱う企業として、一人でも多くの人に、情報技術というものを“正確に”伝えていく義務があると考えています。
お客様一人一人に情報技術への理解を深めていただくためには、サービスに妥協を一切しませんし、サービスの説明も何度でもします。
情報と言う目に見えないものだからこそ、私たちがしっかりと伝えたい。
そして、便利なものをより便利にしたい。それが弊社の使命だと思っていますね。
情報技術の発信で、最大限のメリットを還元する。
今後は、まず主要クライアントであるハワイのお客様たちのサイトに関する課題を、私たちの力で解決して行きたいですね。
ポータルサイトに登録されている全てのサイトがかっこ良くて、ユーザーから「ハワイの情報を知りたいなら、ここで検索すべし!」と言われるようにしたいです。
また、将来的にはWEBサイトに限らず、システム開発やアプリ開発にも展開していきたいと思っています。
BtoBのデイサービス向けシステムについても、ノウハウやテンプレートが社内に蓄積されてきています。
技術者も揃っていますので、早くリリースできる状態まで持って行き、収益化に繋げたいです。
お客様に還元できるメリットは、どれだけ技術を知っているか、どれだけお客様にご説明できるかで全く違ってきます。
ひとつでも多くの武器を身につけて、最大限のメリットを還元していきたいと思っています。
世の中の人々が、便利な世の中に溺れず、情報に振り回されず、本当の意味で便利に使いこなせる日を夢見て、情報技術を発信し続けたいですね。