「雨のみち」を通して、雨が好きな人を増やしたい!

金属雨とい市場でトップシェアを走り続ける3代目社長
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株式会社タニタハウジングウェア

谷田 泰

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株式会社タニタハウジングウェア・谷田 泰代表取締役のONLY STORY

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【経歴】
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1964年、東京都板橋区出身。1987年、立教大学経済学部卒業。

父の経営する会社に戻る前提で、住友林業に入社。9年間、住宅営業の仕事を通じて、人生の成功者に数多く出会う。1996年タニタハウジングウェア入社。その翌年には東京青年会議所にも入会し、明るい豊かな社会を実現する面白さを学ぶ。2002年より板橋区教育委員に就任、3期12年で地域教育の大切さも実感する。2003年タニタハウジングウェア代表取締役社長就任。

「雨のみちをデザインする」というコンセプトを掲げ、雨といから得られる価値づくりへと視点を変える。工務店・建築家に満足頂ける商品開発を行い、現在に至る。2003年には板橋区内の仲間と緑のカーテン応援団を立ち上げ(2007年NPO法人化)、全国に向けて緑のカーテンを広げる活動を実施。東日本大震災では子会社の被災もあり、100ヶ所以上の仮設住宅に緑のカーテンを設置する。2016年2017年と連続でグッドデザイン賞を2つずつ受賞。2017年創業70周年を迎えた。
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伸銅業から銅の加工業へ。変化の先にあった「雨のみち」

私は現在、祖父が創業した株式会社タニタハウジングウェアの3代目社長として会社の経営をしています。しかし、初めから後継を考えていたわけではありません。

「お前より優秀な人物がいればその人に社長をやってもらえばいい」大学時代に父からそう言われ、会社に戻ることを決めました。銅雨といを一番使っているのは、高級木造ハウスメーカーの住友林業だと考え、入社。9年間お世話になりました。100棟以上のお客様に住まいを提供するという貴重な経験をさせていただきました。
住宅営業に後ろ髪を引かれつつ、1996年に株式会社タニタハウジングウェアに入社しました。
 
弊社は、私の祖父が起業した2つの会社のうちの1つです。当初は伸銅業でした。
しかし、時代とともに大資本の会社も参入してきて、良いモノが簡単に、安くできるようになりました。そこで心機一転、銅の加工品を始めるようになりました。
会社自体は今年で71年目ですが、銅の雨といを作り始めたのが、今から約50年前ですね。
 
その後私の父が代表を担い、現在は私が代表取締役を務めています。
社長就任直後、「期待されていない会社になった」と感じる出来事が起こるのです。
実は代表就任後3ヶ月間かけて全国のお取引先の会社さんを訪問したのですが、代表が30歳若くなったにもかかわらず、お話される内容はみなさん過去のいい時代の話ばかり。もっと未来の話を伺えると思っていた私は、“期待されていない会社になってしまった”“新たな価値を創造しないといけない”と強く思うようになりました。

そんな時、思いついたのが“雨のみちをデザインする”という新たなコンセプトです。

「なぜ雨といは存在するのか」価値の本質を見据えた先にあったもの。

株式会社タニタハウジングウェアは、雨のみちをデザインする会社です。
雨といという屋根を流れる雨水を地下や下水に導く部材を製造販売しています。
一般的に雨といの役割は、雨の日に人が出入りしやすくすること、建物が汚れないようにすること、周りの家に雨が飛ばないようにすることなど、様々です。
 
でもそれって全部、雨が降った時の役割なんです。
私たちがここ数年意識していることは「女性の眉毛のように表情をより美しくするような雨といを提供する」こと。
眉毛の一般的な役割って、汗が目に入らないためです。
だけど、汗をかかない時の役割も結構大切ですよね。
女性なら整えることで美人に見せるとか。
 
私たちの雨といも、雨が降っているときはもちろんですが、晴れているときの役割も大切に考えています。事実、建築家の皆様にとって、家全体のデザイン性を考えると雨といは積極的につけたいものではありませんでした。しかし、機能面を考えると、つけざるを得ない。
そこで雨といをできるだけシンプルにして、デザインや色を整えることで、建物を正面から見たときに本当に大事にしたい所(例えば木製の玄関ドア、1本の植栽など)に目がいくような控えめなデザインを目指しました。現在では建築家の方々と意見交換しながら、この建物にはどのような雨といをつけたらいいのか、エリアやサイズ感に合わせてご提案をさせていただいております。
 
私たちはこの取り組みを“雨のみちをデザインする”というコンセプトに込めて、美しさと耐久性をキーワードに活動しています。
 
一般的な雨といの多くは塩化ビニールで作られていますが、
私たちは銅・ステンレス・アルミ・ガルバリウムという4つの金属を扱っています。
私たちのこだわりは一つ一つの素材。少しでも良いものがあれば多少値が張ってもそちらを使っていく。
強度や耐久性も妥協しない。細部の加工までこだわり、何年先も建物で活躍し続ける雨といを作る。
創業70年という歴史の中で培った私たちなりの“ものさし”を持ってお客様にご提案ができること。
これが一番の強みだと思います。
そしてこのものさしがタニタハウジングウェアのブランディングにつながり、年間1万棟分もの出荷を達成するまでになりました。

「雨のみちをデザイン」して雨のことを好きになってもらいたい

2013年から「TANITAGALVA(タニタガルバ)」というブランド名をつけ、雨とい以外のガルバリウム製品もセットにした商品提供を始めました。屋根は屋根で、外壁は外壁で、別々に各社から見本を取り寄せて行っていたところを、全て同色同素材で注文いただけるようになりました。雨とい、屋根材、外壁材を同色同素材で提供できるのは当社だけです。

また、注目しているのは、最近増加している木造の非住宅系の建築。
幼稚園や老人ホームなど、住居以外の木造建築にも採用いただけるように展開していきたいですね。
 
これから、私たちが大切にしたいことは「雨の日をいつもよりも楽しんでもらう」こと。
 
講演会の機会があると、「雨が好きな人?」と質問するようにしているのですが、手を挙げる人があまりいなくて。
けれども、雨が降らないと困るってわかってるし、地球の水循環のなかでも雨はとても大切な機能を果たしています。
だからこそ、雨の日を楽しくしたいのです。
 
そのきっかけの一つになりそうなのが、クサリトイ(ensui)だと思っています。
先日、クサリトイ(ensui)に水が流れている様子を動画に撮って、InstagramなどSNSにアップされている方がいました。屋根に積もった雪が、晴天の日に溶けて雨といを流れる様子をブログに書いている方もいます。私たちの方から雨の日をもっと楽しむシーンを提供していくこともできそうです。

本来、雨といの中に隠れている雨に焦点をあて、雨を楽しむという新たな価値を提供する。「雨のみちをデザインする」という未知なる可能性の実現にもつながってくると思います。(これを「雨をひらく」という言葉で表現しています)
 
そんな未来を実現するためには、社員一人ひとりの成長が大切です。「雨のみちをデザインする」というコンセプトのもと、ユニークな顧客に対し、新たなコトづくり社員一人ひとりの発想で形にしていく。そして、美しい佇まい、まちづくりにも貢献していきます。

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会社名:株式会社タニタハウジングウェア

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