有限会社たけみや

遠田 文江

相模原市の女性をキレイに!元気に!幸せに!

地域に根付き貢献していくことが私たちの使命
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今回のインタビューは、相模原市でソニックエステの施術や化粧品レッスンを行っている有限会社たけみやの遠田氏にお話を伺います。エステやメイクで地域の女性に貢献したいと語る遠田氏に事業を承継されるに至った経緯や今後のビジョンについて語っていただきました。

有限会社たけみや 社長 遠田 文江氏のONLY STORY


【経歴】

神奈川県相模原市出身。小学校教員を志していたが、いずれは母の化粧品店を継承したいと美容師の国家資格を取得。後に資生堂に入社。資生堂ビューティーサイエンス研究所にて、スキンケア、エステティック技術の開発、教育に関わる。

資生堂教本『美容の手引き』の再編を手掛け、資生堂SABFA、国内外の資生堂直営サロンエステティシャンへの指導、資生堂BC教育をメイン業務として務めた。1998年他界した母の事業を継承。2000年より導入した「ソニックエステ 」により、町の化粧品店からキレイになれる繁盛店へと成長。2006年法人化への大きな転機となった。


ソニックエステ 若手経営者の会会長を務め、自店では年間延9,000名のお客様にキレイの提案を続けている。近年は『相模経済新聞』へのコラム執筆、相模原市女性活躍推進企業としてシンポジウムに登壇するなど、地域貢献の場が広がっている。

キレイになれることを知ってもらいたい


–まずは、有限会社たけみやの事業内容をお聞かせください。

遠田氏:「弊社は相模原中の女性をキレイに!元気に!幸せに!」を実現するため、週1回のソニックエステの施術と化粧品のレッスンを行っている会社です。言い換えれば、地域の女性が明るくキレイに前向きになっていただくためのサポートをしている会社になります。

–ありがとうございます。はじめに今お話にありました、ソニックエステについて詳しく教えていただけますか。

遠田氏:ソニックエステは超音波の機械と電気の機械を組み合わせて行うエステです。しっかりと肌の代謝を上げて、細胞そのものを若返らせていくお手入れになります。

週1回の施術で、確実に結果を出せますので、弊社ではソニックエステを受けられるお客様がほとんどですね。

–ソニックエステを体験されるお客様からはどのような感想をいただきますか。

遠田氏:私たちは必ず最初にフルコースをお試しいただくのですが、お肌にハリや透明感が出た自分の姿を見て「こんなに変わるとは思わなかった」と驚かれる方が多くいらっしゃいます。

また、実は男性のお客様が熱心に通ってくださることもあるのです。男性お一人でのご来店は対応できかねますが、ご夫婦やパートナーの方とご一緒であれば男性の方もエステを受けることができます。

例えばブライダルエステをされている女性が男性を連れて来られる場合がありますね。男性は普段ケアをしていない分、エステを受けられるとその変化が分かりやすくお肌に出てきて、とてもキレイになりますよ。

–続いて、化粧品のレッスンについても教えてください。

遠田氏:このレッスンでは化粧品の使い方やメイクの仕方、具体的には顔立ちに似合う眉や目の形をチャーミングに見せるアイメイクなどを教えています。

私はこれまで長く美容業界に関わってきましたが、化粧水の使い方やメイクの仕方などをきちんと習ったことがある方はほとんどいらっしゃらなかったのです。けれどお顔立ちに合わせたメイクを知らずに一生過ごすのと知って過ごすのではまったく違うと思います。

本当に小さな力ですけれど、コツコツと一人ひとりの方にお伝えすることで、その方がもっともっとキレイになるためのお手伝いがしたいと思って事業に取り組んでいます。そしてそれが化粧品を提供する側の責任だとも考えています。

母親の化粧品店を継いで新たな事業へ


–遠田様はお母様から事業を承継されていますが、その背景を詳しくお聞かせください。

遠田氏:もともと両親が教員でしたので、幼いころは私も教員を目指していました。しかし途中で母が化粧品店を始めたため「いずれは母の後を継いだ方がいいのかな」と漠然と考えていました。

そんな時に特別な美容学校ができると知り、そこへ入学しました。その後、それをきっかけに資生堂の入社が決まりました。

母の跡を継ごうと思い、メイクの勉強を始めたものの、資生堂でのお仕事がとても楽しく、継承をすぐに決断することはしなかったのです。母も「やりがいのある仕事をしなさい」と理解をしてくれて、資生堂で約10年間経験を積み、その後、母親が他界したのを機に事業を承継しました。

–事業を引き継がれたあと、今に至るまで転機となった出来事はありましたか。

遠田氏:転機となった出来事は大きく2つあります。

1つは事業を承継した2年後の2000年にソニックエステと出会ったことです。それまで母のお店は資生堂の商品のみを扱っていましたし、私自身も資生堂以外のブランドは考えられませんでした。しかしソニックエステの魅力を知り、取り入れる決断をしたことは今考えてもよい判断だったと思います。

もう1つは2006年に一軒隣の店舗を購入し、エステベッドの数を3台から8台に増やし、スタッフも4名から10名に増やしたことですね。法人化して小さな化粧品店から会社組織へと、環境だけでなく自身の意識も大きく変化し、忘れられない年となりました。

–どのような意識の変化があったのでしょうか。

遠田氏:経営者としてしっかりとリーダーシップを取ること、目指している目標を明確に伝えていくこと、そしてメンバーがみんな同じ方向を向くように図ること。言葉にすると少し大げさになってしまいますが、経営者として大事なことを体感し、意識の変化へとつながりました。

「訪問エステ&メーク」で高齢者を笑顔にする


–今後のビジョンについて教えてください。

遠田氏:今後は、超高齢化社会に対応できる「訪問エステ&メーク」を他業種と連携して展開していきたいと考えています。ご高齢になると車や自転車の運転が難しかったり、足が痛くなってしまったりと店舗に来ることが困難になってしまいます。

ご来店いただけないと届けられないサービスのままでは「全ての女性をキレイに」することはできませんので、こちらから出かけて行ってサービスを提供したいと考えています。

女性はいくつになっても「キレイになりたい」という気持ちを持っているものです。例えば施設に行ってメイクをして差し上げるとうつ症状が軽くなったとか、オムツが取れたとか、そういった例もたくさんあるのです。

メイクをきっかけご高齢の方たちを笑顔にしたり、楽しい思いを感じていただく。そういった訪問型のサービスをきちんと体系化し、私たちが1つの成功例となって道筋を作れたらと思いますね。

–それはすばらしい取り組みですね。

遠田氏:ありがとうございます。

他にも、国連の開発目標であるSDGs(エスディージーズ)達成の意識づけを発信したいと考えています。

その第一歩としてノーバッグ(プラスティック製ショッピングバッグの使用制限)とオリジナルエコバッグ使用をおすすめしています。例え小さな力でも、たくさん集まれば大きな力になるのではないでしょうか。

–ありがとうございます。では最後に、メッセージをお願いします。

遠田氏:たくさんの「ありがとう」と笑顔がいただけるこの仕事に携わることができて私はとても幸せです。

相模原市に「たけみや」があってよかったと、思っていただけるように、これからも地域のためにもっと貢献をしていきたいと考えています。

執筆=山田
校正=笠原

有限会社たけみやの住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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