株式会社アール・ワークス

赤羽僚亮

遺伝子検査で自分が輝けるライフスタイルを知る

美容店舗向けの遺伝子検査商品「with23」
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今回のインタビューは、「すべての人に“あなただけの”ライフスタイルを」というビジョンのもと、エステサロンやクリニックなどの美容店舗に特化した遺伝子検査「with23」を提供する株式会社アール・ワークスの赤羽氏にお話を伺います。
展開する事業内容や起業のきっかけとなった幼少期の出来事、そして今後のビジョンについて語っていただきました。

株式会社アール・ワークス 社長 赤羽 僚亮氏のONLY STORY


【経歴】

1985年生まれ、香川県出身。慶応義塾大学理工学部システムデザイン工学科卒業。
東証一部上場コンサルティング会社に入社後、1年半で起業、株式会社アール・ワークス設立。
臨床ゲノム医療学会事務局統括マネージャー、日本DNAアドバイザー協会理事を歴任後、現在はダイエット・美容に関するDNA検査の開発と販売を手掛ける。
全国の美容店舗様向けのface to face専用のDNA検査「with23」を開発、販売するとともに、DNA検査の結果を100%活かした指導を行うパーソナルジム「WATRICK」DNA検査の結果を活かした部分痩せ専門サロン「SNPs」といったリアル店舗とエクラン、GACTなどのWebサービスを展開中。

遺伝子検査を活かしたサービスを提供


–まずは、株式会社アール・ワークスのサービスをお聞かせください。

赤羽氏:弊社は遺伝子検査を軸とした美容店舗のコンサルティングサービスを展開しております。
美容クリニックやエステサロン、フィットネスクラブなどに通われている美容・健康意識が高い方向けのface to face専用のDNA検査「with23(ウィズトゥエンティースリー)」を開発し、この商品を使うことでお客様満足度の向上や新規顧客集客、顧客単価アップなどの収益向上のお手伝いをしております。
自社でも遺伝子検査の結果を活かしたダイエットジム「WATRICK」と部分痩せエステサロン「SNPs」といった美容店舗を運営しており、これらで蓄積した遺伝子検査を使った美容店舗の運営ノウハウを提供しております。
他にも、「GACT」というBtoC向けのスマホアプリや、遺伝子検査ビジネスを新しく始めたい企業向けにOEMという形で商品開発・提供を行っており、「遺伝子検査ビジネス」という分野ではありとあらゆることをできる企業を目指しています。
現在は、遺伝子検査だけではなく、腸内フローラ検査やサプリ、プロテインの開発など遺伝子検査と相性が良い分野に事業を拡大しています。


–美容向けの遺伝子商品を多数手がけていらっしゃるんですね。続いて、御社の商品の強みについて教えてください。

赤羽氏:弊社以外にも美容店舗向けに遺伝子検査を行なっている企業様はいらっしゃいますが、「遺伝子検査の結果を活かす」ために、「受検者様目線」「取り扱い店舗様目線」のサービス提供をできているところが他社様との違いです。
これができるのも、弊社は商品開発から受検者様への結果説明、ソリューション提供まで、遺伝子の解析以外をすべてワンストップで行っているからです。
通常は、遺伝子を調べ、その結果をお客様に届けるまでに、いくつかの企業を挟むのが一般的です。 
そのため、遺伝子の検査結果の意味を本当に理解できていない方がアウトプットを作成したり、実際に受けたお客様の声が商品改良の企業まで伝わなかったりと、良い商品作りが難しい環境になっています。
弊社はそれをすべて社内でワンストップで行いますので、遺伝子の検査結果が持つ意味を分かりやすく伝え、受検者様や実際に取り扱う美容店舗様の声を反映した商品作りが可能となっております。間に入る会社が少ないことで通常は結果が出るまでに1ヶ月半から2か月程度かかるところをわずか2週間で提供したり、他の企業よりも安価な金額で提供したりと無駄を排除したサービス提供も強みのひとつですね。

–赤羽様が事業を運営するにあたって一番やりがいを感じる時はどのような時ですか。

赤羽氏:私たちの商品が経営課題の解決に繋がり、その結果お客様から感謝の言葉をもらった時には嬉しくなりますね。
特に個人で運営されているエステサロンさんは想いもあり、技術もあり、本当に良いものをお客様に提供することができます。しかし、店舗の運営、経営になると話が変わってきます。集客や売上といった苦手分野に奔走し苦しんでいるサロンさんに、遺伝子検査という新しい軸を加え、実際に効果が出るようにコンサルティングまで行うことで「売上や集客、リピート率といった苦手分野から解放され、自分のやりたい施術に集中できるようになった。」と喜んでいただける時にとてもやりがいを感じます。


生まれ持った個性を遺伝子検査で知る


–現在の事業を始めるに至った経緯を教えてください。

赤羽氏:私は幼少期の経験がきっかけで遺伝子に興味を持つようになりました。と言うのも、もともと私は身体が弱く、よく風邪を引いていたのですが、妹はほとんど風邪を引くことがなくいつも元気だったんですね。同じ環境で過ごす家族は、生活習慣も似ているはず。それにも関わらず、こんなに違いがあるということに疑問を感じていたんです。
そして2003年に「ヒトゲノム計画」が完了し、これからは遺伝子の時代だと世の中で話題になったんです。その翌年に大学に進学したのですが、大学内でも同じように遺伝子がよく話題になっていました。
その時に、「生まれ持った個性を生み出しているのが遺伝子ならば、妹との違いも遺伝子に由来しているに違いない。」と気が付いたんです。それと同時に「この遺伝子学を上手く活用できればビジネスになるかもしれない。」とも考えるようになりました。そうして遺伝子に関わるサービスについて情報を収集していくうちに「遺伝子検査」に出会ったのです。
ただ当時は遺伝子を調べても結果を活かせている人がいないことが問題でした。例えば遺伝子検査で「糖で太る。」と言われても、糖が好きであれば控えることは難しい。このようにただ事実を知っただけで終わるサービスではなく、行動に変えることのできる遺伝子検査を作りたいと思い、美容店舗と提携し「遺伝子検査の結果を活かせる」商品、with23を開発し、受けた後に美容店舗で遺伝子検査の結果に有った施術を受ける、商品を購入する、という「結果を活かす」というところまで行う事業を始めました。

自分にあったライフスタイルを送るために


–今後の目標について教えてください。

赤羽氏:弊社が掲げている「すべての人に“あなただけの”ライフスタイルを」というビジョンの実現です。私は一人でも多くの人に、生まれ持った個性に合った生活を、一番暮らしやすい生活を、送って欲しいと思っているんです。
しかし、現状は自分に合ったライフスタイルを送るどころか、「何が自分に合ったライフスタイルなのかが分からない。」という人が非常に多いんです。
これを解決するために、遺伝子検査を広め、生まれ持った体の設計図から自分自身を知るお手伝いをしていきたいと考えています。

–ありがとうございます。では最後に、読者の方にメッセージをお願いします。

赤羽氏:美容・健康ビジネスはこれから益々「パーソナライズ」になっていきます。遺伝子検査はその第一歩として間違いなく活躍できるものです。
弊社はこの遺伝子検査を10年続けてきていますので、ノウハウもあればいろいろな知見も持っています。そういった所を上手く使いながら、ぜひ協業できればと思いますので、ご興味のある方はご連絡ください。

執筆=山田
校正=笠原

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