株式会社ライフタイムサポート

龍竹 一生

人財育成に注力し、お客様も従業員さんも幸福にする

フロアコーティングに誇りを持ち、サービスを展開
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今回のインタビューは、フロアコーティングやエコカラットを中心に、新築のオプション工事を行う株式会社ライフタイムサポートの龍竹氏にお話を伺います。『人財』を育てることをもっとも大切にする龍竹氏にその仕事に対する想い、価値観について語っていただきます。

株式会社ライフタイムサポート 代表取締役 龍竹 一生氏のONLYSTORY


【経歴】

1981年静岡県生まれ、2000年に埼玉栄高等学校を卒業 高校時代から実家を出て一人暮らしをしていてため、アルバイトに明け暮れる毎日でした。高校卒業後に㈱近畿設備に入社し、リフォーム工事の営業として訪問販売員を2年経験。その後、飲食店やダイビングのインストラクターなどの職業を2年ほど転々とした後、最初に入社したリフォーム会社の先輩から独立の話をいただき、(有)ボイススタイルの創業メンバーとして入社する。その後2年程働いてから自らの創業を決意し、2006年に個人事業主としてライフタイムサポートを創業する。 

全員経営で仕事に取り組む


–株式会社ライフタイムサポートの事業内容を教えてください。

龍竹氏:株式会社ライフタイムサポートは、リフォーム業、内装業を行なっている会社になります。その中でも私たちのサービスは特殊な分野になり、新築のマイホームを買われた方に向けて行う、カーテンや、エアコン、他にもコーティングやエコカラット、内装タイルなどの工事が専門となります。

インターネットを経由でエンドユーザーのお客様からお問い合わせをいただく形が多いですね。ハウスメーカーの企業との取引もいくつかしています。割合としては、8割ぐらいがエンドのお客様。残り2割が、法人のハウスメーカーなどになります。特に、エンドユーザーと直接コンタクトを取ることにはこだわりを持っていますね。

–エンドユーザーとコンタクトをとる、というこだわりについて詳しく教えていただけますか。

龍竹氏:いわゆるハウスメーカーの下請けの仕事だと、誰のお家か、まったくわからないのです。どんな人が住むかも、どういう要望でこういうご依頼いただくかもわからないですし、工事が終わったあとで、サービスが良かったのか悪かったのかも把握が難しい。

そのため、弊社ではエンドユーザーのお客様と直接やり取りすることで、どういう経緯か、どういう要望があるのかをしっかり伺った後に工事を行い、サービスに対して感想をいただくことを大切にしています。それによって、働いてくれてる職人をはじめ、社員みんなのモチベーションを高めているのです。
–他社と差別化をはかっている点や特徴について教えてください。

龍竹氏:商品に関して言えば、弊社のサービスはフロアコーティングからスタートしているので、この商品に対しては誇りと自信を持っていますね。

フロアコーティングは、フローリングを傷や汚れから守ってフローリングの性能を上げるものです。ただ、メーカーも日々進化を続けているので、フローリング自体が元から高性能なものになってきてはいます。それでも、私たちはこの技術に自信を持っているので、残していきたいという想いを持っているのです。

–特徴という点で、教育にも注力していると伺ったのですが、御社の社内教育について教えていただけますか。

龍竹氏:社員さんのほとんどは職人なのですが、彼らの人財育成には多くの時間とお金をかけて取り組んでいて、それはひとつの『強み』と言えますね。

評価制度について言えば、能力やノウハウを見るのではなく、健全な価値観と、前向きな思考を持っているかどうかを評価します。具体的には、共に働く仲間のために、自ら勉強できるか、お客様に満足いただくために努力ができるかという点です。

そういった取り組みの甲斐があって、お客様からいただく言葉も「職人さんが素晴らしい」「すごく丁寧だし対応もいい」というものが非常に多いです。やはり人財というのが、株式会社ライフタイムサポートの一番の売りだと思いますね。

また、弊社は全員経営をコンセプトにしていて、新入社員で入ってきた社員さん、新卒の18歳の男の子も含めて、全員が参加して経営をしています。新入社員さんが経費削減案を出してくれたり、新卒採用を行うこともあります。

そのように、一般の社員さんまで含めて、経営者感覚で仕事をしてくれているからこそ、お客様への対応も素晴らしいのかなと思っていますね。

いいものをより喜んでもらうために、起業


–龍竹様の経歴について教えてください。

龍竹氏:私は埼玉栄高校という高校に通っていて、訳あって高校生のときから一人暮らしをしていました。学費は親が払ってくれていたのですが、生活費は自分で工面していたので、毎日アルバイトばかりしてましたね。

ラーメン屋のアルバイトをしていたとき、出前の配達中にバイク事故を起こして、左足を骨折したんです。その療養中に自分の将来を考え、求人情報を見てリフォーム系の営業の、訪問販売の会社に入ったのが、この業界に入ったきっかけです。

–そこからどのようにして、事業の立ち上げに至ったのでしょうか。

龍竹氏:最初に入社したリフォーム関係の会社では、ご新築のきれいな状態を持続させるための商品を扱っていました。当時からとても喜んでいただいてましたが、そこでは、集客を訪問販売で行なっていたのです。

販売方法が悪いという話ではないのですが、販売方法が故にお客様に嫌な想いをさせてしまうことを現場で感じることが少なくはありませんでした。せっかく良い商品なので販売方法やアフターケアのことなども含めて気持ちよくご新居での生活を過ごしていただきたいと考えるようになったのが創業のきっかけです。

働いている時間を幸福に過ごせるように


–今後の目標を教えてください。

龍竹氏:まず、2022年までに従業員さんを22名まで増やします。現在12名なので、年間2名~3名新入社員を迎える予定です。入社してほしい学生として、高校の先生によく伝えているのは「就職先がちゃんと決まるか心配な学生さんを紹介してください」ということ。人がなぜか気にかけてしまうような子。そういう子をしっかりと育ててあげると、とても良い人財になるんです。

これはよく新入社員さんに話すのですが、人間は生きていくために、人生の半分以上を仕事に捧げますよね。日本人の平均睡眠時間は7時間から8時間です。24時間から8時間引いたら16時間。そのうちの8時間から9時間が勤務時間になり、通勤時間と休憩時間を入れたら、だいたい1日10時間から11時間くらい仕事に関わっている計算になります。

どんなにプライベートが充実していても、この人生の3分の2の時間が毎日苦痛だったら、絶対に幸せではない。私は従業員さんに、そして株式会社ライフタイムサポートに関わるすべての人に、幸せでいてもらいたいのです。その価値観を理解してもらえる人をいかに多く作るかということを大切にして、今後も人財育成に力を入れていきたいと考えています。
 
執筆=スケルトンワークス
校正=笠原

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