プライズ株式会社

内田 孝輔

文書作成ソフト「flouu」が業務の効率化を実現

「働くひとの価値の最大化」を目指して
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今回のインタビューは、労働生産性向上に資する各種コンサルティングやシステム開発を行うプライズ株式会社の内田氏にお話を伺います。独自開発の文書作成ソフト「flouu」の機能や、業務効率化にこだわる想いについて語っていただきました。

プライズ株式会社 社長 内田 孝輔氏のONLY STORY


【経歴】

2004年早稲田大学政治経済学部卒業後、アクセンチュア経営コンサルティング本部等にて多数の戦略・業務改革コンサルティング業務に従事。
その後、スプリックス(教育)、freebit mobile(現TONE mobile)カカクコム食べログ本部にて新規事業の立ち上げおよび事業経営に従事した後、株式会社iettyにて取締役COOとして業務改革、オペレーション組織立ち上げを中心とした幅広い企業経営に携わる。2018年1月当社創業。
登壇・専門誌への記事の寄稿多数。

文書作成を効率化するソフト「flouu」


–プライズ株式会社のサービス内容からお聞かせください。

内田氏:弊社は、文書の作成・活用を効率化するためのSaaS型ソフトウェア「flouu(フロー)」を開発・提供しています。

このソフトウェアは、チームで文書作成する際のプロセスを「作成」「コミュニケーション」「活用」の3つで捉え、ワンストップで業務の効率化を実現します。

–「flouu」の具体的な機能を教えてください。

内田氏:1つ目の「作成」では、複数人による同時編集が可能なエディターや、目的別のテンプレートを多く用意しています。

2つ目の「コミュニケーション」では、文書作成エディターの右側にチャット機能を常設し、会議の際などにリアルタイムで意見交換ができる機能を備えています。

3つ目の「活用」では、ドキュメントのカテゴリーや担当者情報などをラベルで管理する機能を備えており、これにより文書を簡単に検索することができます。

–他社と比較した際に、御社サービスの強みはどういうところにあると考えていますか。

内田氏:1つは、「コミュニケーション」の機能が他社より強化されている点です。常設のチャット機能に加えて、メールや各種ビジネスチャットツールとも連携しているため、日々のコミュニケーションと同じように「flouu」を使えるよう設計されています。

もう1つは、多くのツールベンダーとは違い、ツール提供だけではなく、文書作成過程全般のソリューションとしてサービスを展開している点です。お客様の課題を解決するための踏み込んだアプローチは、他社には見られないと思います。

–お客さまの反応はどうでしょうか。

内田氏:営業活動の共有にWordとChatworkを使っていたマーケティング会社が「flouu」を導入したところ、その日の営業活動をリアルタイムで共有することができるようになり、コミュニケーションコストが半分になったそうです。

また、営業コンサルの会社では、個々のPCに分散していた過去の膨大な営業マニュアルやトークスクリプトを集約し、活用のためにラベルを付けたことで、ナレッジの共有が効率化され、文書も見つけやすくなったという声が寄せられています。

「働くひとの価値の最大化」が一生のテーマ


–起業のきっかけは何でしたか。

内田氏:前職の頃、せっかく子どもを授かったにも関わらず、忙しい日々を過ごしていたせいで妻に付き添うことがあまりできませんでした。

そのことがきっかけで私は自分を見つめ直し、幸福や家族について自問自答を繰り返した末、自分は本当に効率的な仕事をしてきたのだろうかという疑問に苛まれました。

仕事が好きな私ですらこう感じたため、ハードワークを余儀なくされている人の現状は不幸なのではないかと思いました。

そこで、「働くひとの価値の最大化」を一生のテーマとし、人々の労働生産性を高めるために起業することを決意しました。

社名のプライズは、働く人たちが自分の仕事に誇りを持つ「pride」と、それを周囲が褒め讃える「prize」を組み合わせた造語「prid:ze」になっています。

世界中から非効率をなくすのが社会的使命


–今後の短期的な目標を教えてください。

内田氏:「flouu」はリリースしたばかりなので、とにかく多くの人に使ってもらうことを目指しています。

そのために現在は、マーケティングチャネルや、ユーザーの行動を分析するコンバージョンファネルなどを一つ一つ精査し、問題点を見極めている段階です。

–次に、長期的な展望をお伺いします。

内田氏:文書の作成・活用の過程では、言葉選びやスライドの見た目の調整などに思いのほか手間や時間がかかっており、これが仕事の非効率に直結しています。

弊社ではこうした非効率を「摩擦」と呼んでおり、この摩擦解消を目指して「flouu」の構想は生まれました。摩擦を減らすことで、ホワイトカラーの生産性を上げることができればと考えています。

また、2023年には海外展開をしたいと考えています。そのためにも、今は全力を尽くして国内でしっかり足元を固めなくてはなりませんね。

–社会にどんな影響を与える会社でありたいと考えていますか。

内田氏:文書作成に限らず、非効率な仕事はまだまだたくさん見かけます。

弊社のミッションである「働く人の価値を最大化する」ことを推し進め、仕事の在り方や携わり方を変えることのできる立場になって、世界中から非効率をなくすのが社会的使命であると考えています。

–最後に、読者へのメッセージをお願いします。

内田氏:弊社の壮大とも言える挑戦は、弊社のサービスを使ってくれるファンがいてこそ結実するものと考えています。

私がお伝えした世界観に共感していただけたら、まずはサービスをご利用いただき、その感想をお寄せいただければ幸いです。

執筆=増田
校正=米山

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