オフィスアルピナ株式会社

西 陽子

“何のために?” その想いを形にするための人材手配

CAを思い起こさせる洗練された女性イベントスタッフ
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今回は、企業イメージアップ、販促への貢献を目的としてMCやナレーター、コンパニオンなどの豊富な人材を手配しているオフィスアルピナ株式会社の代表取締役、西氏にお話を伺います。

現在の事業内容や会社設立の経緯、今後の展望まで詳しくお聞きしましょう。

オフィスアルピナ株式会社 社長 西 陽子氏のONLYSTORY


【経歴】

1977年、札幌市出身。短大卒業後、Canadaバンクーバーへ語学留学。その留学中、英語もままならないのに日本語を教えるボランティアを始める。日本語教師を目指し、帰国後日本語教師の資格を取得し日本語教師としてタイに飛ぶ予定が、JR北海道のキャンペーンガールとして活動することになり、研修を受けたことで、マナーや言葉を伝える楽しさを学ぶ。

その後は地元にてテレビリポーター・ラジオDJなどを経て、上京。自信がナレーターとして活動する中、友人の言葉がキッカケとなり、2014年キャスティング事務所『オフィスアルピナ株式会社』を設立。現在は、MCやイベントコンパニオンのキャスティングのほか、学校や企業様への研修事業にも力を入れている。2017年度ミスユニバース・エリアディレクター。2018年4月より武蔵野学院大学・非常勤講師としてキャリアデザインを担当中。

洗練された女性スタッフを多彩なイベントへ


オフィスアルピナ株式会社では、CAさんのような「洗練された教育を受けた女の子」を60名揃えています。私たちの仕事の舞台は展示会やセミナー、イベントなど。ジャンルとしては、IT系や医療系、漫画系ジャンプフェスタなどさまざまです。これらの舞台へ、司会や受付、イベントコンパニオンの人材を手配しています。

具体的にはどのようなご依頼をいただくかというと、「MC1名とコンパニオン3名」といった複数人のご希望や、「ナレーター1人だけ」のご依頼など。その他にも、コンパニオンや受付、商品説明が上手な女の子など、こちらもイベントやニーズによってさまざまですね。

こうしたお仕事をさせていただく中で私が1番大事にしているのは、「クライント様と同じ気持ちになって動く」という姿勢です。司会やリーフレットの配布、美容商材のサンプリングなど、どんな仕事においてもクライアント様の心に寄り添うことをモットーとしています。

そのため、一番初めにクライアント様がどんなイベントを作り上げたいのか、どんな想いでセミナーを開催するか、などの「想い」を伺います。この想いをベースに、オフィスアルピナ株式会社のメンバーがクライアント様と同じ気持ちでお仕事できる環境を作るのは私のお仕事であり、やりがいです。

その結果、クライアント様からは「おかげで朝からスムーズにセミナーが開始できました!」と喜びの声をいただけ、メンバーたちも「すごくお仕事楽しかったです」と報告してくれます。こうしてみなさんがハッピーになってくれるのが、私の幸せですね。

このようにして良いご縁を繋いでいくためには「どんな話でも聞く・どこへでも会いに行く・相手を受け入れる」、この3つの気持ちが大切だと思っています。

起業を通して学んだ、走り続けることの大切さ


人見知りで臆病なくせに昔から好奇心は旺盛で(笑)、短大を卒業してからバンクーバーへ留学しました。

そこには世界中の人たちが集まっていて、年齢も人種も様々。だけど、何処へ行っても〝気の合う人がいる心強さ”や〝様々な国の人たちと共感できる喜び”を感じたことを覚えています。

私自身英語もままならないというのに、バンクーバーでは日本語を教えるボランティアを始め、帰国したら日本語教師の資格を取ろうと決めました。

日本語教師の資格を取得後に教師としてタイに飛ぶ予定が、JR北海道のキャンペーンガールとして活動するようになったんです。このキャンペーンガールの活動の中で、人前での話し方や立ち居振る舞いなどの研修を受け、言葉を伝える楽しさを学びました。

伝える楽しさを知った私は、地元札幌でTVリポーターやラジオDJの仕事をするようになりました。そのとき東京で声優事務所を営んでいる方とお仕事をする機会があり、「東京でも一緒にお仕事しましょうよ!」と、お声かけいただいて。これが、私と東京を繋ぐきっかけでもあります。

私は地元も家族も好きだったので、正直はじめは東京に行くのをためらっていました。そんな中、長期出張に呼んでいただいたことをきっかけに東京と札幌を行き来するようになったんです。2つの拠点でお仕事を続けてきましたが、「もう拠点を東京に移しちゃおう!」なんて勢い任せで東京へ。

上京してから3年後、起業のきっかけとなったのも友人からのある言葉でした。私がMCで入るとき、「コンパニオンで入れる子いませんか?」、「ナレーターさん探せませんか?」と相談されることがあり、いつも仲間に声をかけていたんです。

それを見た友人が「手間のかかる事なんだから、事務所形式にした方が良いんじゃない?」と後押ししてくれたんです。

そこからは現役で展示会などに出ながら、屋号をつけて事務所を運営していました。周りはそんな私を受け入れてくださって、毎週30名以上必要なお仕事のお話が舞い込んでくるなど驚くほど忙しくなったんです。

嵐のような日々が過ぎていく中、あるクライアント様からの「大きい仕事だと取引が難しくなるから、法人にしてほしい」というひと言で、法人設立を決めました。

さすがにプレッシャーが大きかったのか、週に2回も救急車で運ばれたり、「何で始めちゃったんだろう」と1人で泣いたりしたこともありました。ですが、周りの方の支えや励ましで壁を乗り越える事が出来ました。あの時会社を作ってよかったと心から思います。

新たな挑戦。人を育て、信頼できる人材を現場へ


これからの目標は、今年始めた「企業の研修事業」を増やしていくことです。以前から企業様に世代間ギャップについて尋ねられることも多く、新入社員と上司の溝を埋めるための研修である「研修事業」を始めました。

実は今年の4月より大学の非常勤講師として携わらせていただくことになり、大学生の考えを直接聞けるようになりました。双方の生の声を聞ける環境になりましたので、これからは「教育・社会・自己のあり方・コミュニケーション・マネジメント」について深く追求していきたいと思います。

また、最近では「人材育成事業」にも力を入れていますので、マナー講師をするベテランメンバーが新人を育てる流れができました。個々のスキルがみるみるうちに上昇し、今では胸を張って「CAさんのような女の子が60名揃っています!」と言えます。

関わるすべての方が喜び合える職場で人材募集


お仕事をしていく中で重要視しているのは、「直観」です。お仕事をいただいたときに起用したいメンバーを即座に思い浮かべ、セッティングすると必ず上手くいきます。
「案件も人材もすべてご紹介で繋ぐ」、「お仕事をくださる側と、お仕事してもらうメンバー両方が喜びあえる時間を作る」という信念のもと、お仕事をしています。だからこそオフィスアルピナ株式会社をリピートしてくださる方が多く、女の子同士の連帯感や協調性も高いのでしょう。

最後になりますが、オフィスアルピナ株式会社には、大学生から50代までの幅広い年齢層の女性が在籍しています。この記事をお読みの方の中に、「懇親会での司会が欲しい」「展示会や企業の顔として受付が欲しい」「コミュニケ―ションスキルを磨きたい」、「マナーを身に付けたい」、「何かのお手伝いをしたい」という気持ちを持っている方がいれば、是非一緒に働きましょう!

執筆:ことばし 東保希美

オフィスアルピナ株式会社の住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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