京南オートサービス株式会社

田澤孝雄

自動車事故時の修理から保険相談まで全てお任せ

専門用語を使わず、丁寧な対応で顧客に損のない解決へ
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今回のインタビューは、自動車事故関連のコンサルティングとボディ修理を行う京南オートサービス株式会社の田澤氏にお話を伺います。大手保険会社も信頼する、秀でた板金技術やコンサルティング方法について語っていただきました。

京南オートサービス株式会社 社長 田澤 孝雄氏のONLY STORY


【経歴】

1975年生まれ。東京都練馬区で育つ。早稲田大学政治経済学部卒 在学中より弁理士に興味を持ち、アルプスアルパインに入社2年目で弁理士登録。伝統的な知財業務の他、社内ベンチャー企業の立ち上げ、運営に関わる。30歳目前にして家業に入社。
家業のガソリンスタンド業界を発展しつつ、損保指定工場の板金事業に魅せられ京南オートサービスとして運営交代する。他に介護事業10年間運営する等、他業種を経営している。

最新設備と丁寧な事故相談で実績重ねる


–京南オートサービス株式会社の業務内容をお伺いします。

田澤氏:弊社は、自動車事故関連のコンサルティングとボディ修理を事業として展開しています。
交通事故の際、自動車のボディ修理はもちろん重要で、弊社は板金技術に相当な自負を持っていますが、それだけではなく「お客様が一番損をしない方法は何か」を常に考えて、最適な解決策や金銭面のメリットをお客様にお伝えしています。
例えば、自動車保険を使うとその後の保険料が上がってしまうので、自動車保険を使わない方がいい場合も実はあるんですね。
また、保有台数の多い法人の場合は個人より事故数も多くなってしまうので、年間を通した事故の保険支払額のマネジメントが重要になります。

–板金技術に大変な自信をお持ちのようですが、その根拠を教えてください。

田澤氏:最先端設備の導入と、その機器運用の徹底した教育を行っているためです。
レーザー計測による「3Dデジタル板金」は、1ミリ単位でボディの歪みの判定が可能です。また、普通の溶接機ではしっかり溶接できない最新の車でも溶接ができる最先端の溶接機を備えています。

–続いて、コンサルティング業務についても詳しくお伺いします。

田澤氏:コンサルティング事業では、大手の保険会社からの紹介を受けて、事故で動揺しているお客様に対して最善の対応や保険形態、自己負担額、修理方法をお伝えしています。
その際に大切にしているのは、専門用語をなるべく使わないことです。事故は人生で何度も経験するものではなく、お客様に知識がないのは当然なので、お客様の要望をよく聞きながら平易な言葉でお客様を支援することを目指しています。

–同業他社と比較して、御社の強みはどこにありますか。

田澤氏: 最新の設備により保険会社指定工場特Aランクを取得していることと、事故に関わる全てを相談できることですね。
大手保険会社からも信頼していただけていることが、実績に繋がっています。

ガソリンスタンド経営から車のボディに注目


–事業継承の経緯を教えてください。

田澤氏:大学卒業後は弁理士としてベンチャー企業の立ち上げや運営に関わり、その後29歳の時に家業のガソリンスタンドを継ぎました。
しかし、ガソリンスタンドがどんどん潰れていく斜陽の時代を目の当たりにし、危機感を抱きました。そこで将来を見据えた時に、「燃料やエンジンが別のものに変わっても、車のボディは無くならない」と思い、まずは洗車とコーティング(車磨き)を始めたんです。
当時からボディに関わる究極の仕事は板金だとは思っていたものの、自分の力だけで始めることはすぐにはできませんでしたが、そうした事業を引き継がないかという話が運良く舞い込んだため、事業内容を拡大し、板金の事業を引き継ぎました。

–コンサルを始めたきっかけは何でしょうか。

田澤氏:2012年に保険料制度が変わったことですね。
それまで事故の際の保険を使うことが当たり前でしたが、この変更により、保険を使った後の保険料が割増しになるようになった。場合によっては、事故の際に保険を使わない方が少ない出費ですむ可能性も出てきたのです。
弊社は変更以前から保険会社の依頼で保険の見積もりを作っていたため、その流れで事故の際の保険金の使用についても相談に乗るようになり、やがてコンサルティングを始めるようになりました。

モノを大切に使う文化を作りたい


–今後の展望をお聞かせください。

田澤氏:今後は交通事故以外の自動車トラブルにも対応できるよう、現在はコンサルティング事業をより強化しているところです。
例えば建築現場等から飛んできたペンキが車に付着して除去が困難になる「飛散被害」が発生した場合、保険金は出ますが、保険商品の性質上、保険会社は支払うことはできても、で交渉はできない仕組みとなっています。
こうした場合、当事者同士の話し合いで解決することは少ないため、弊社が間に入り、適正な費用を算出して解決のお手伝いをします。
サービスを行き渡らせるために、大阪にコンサルティング事業の営業所を立ち上げたところです。

–社会にとってどんな企業でありたいと考えていますか。

田澤氏:私は、ちょっとダメになったら買い替える今の風潮を変えたいと思っているんです。技術があればモノは直せるので、モノを大切に使う文化を作りたいですね。
そのためには修理のプロが必要なので、そのプロがリスペクトされる社会を作りたいと思っています。その願いを込めて、弊社は「メンテナンスで、人もクルマも美しく」というビジョンを謳っているんです。

–最後に読者へのメッセージをお願いします。

田澤氏:車の修理は汚い・キツい・危ないといったイメージを持たれがちですが、そんなことばかりではありません。若い人には、ITや大企業だけでなく、車業界にも興味を持ってほしいですね。

執筆=増田
校正=米山

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