株式会社あんぜんネット

大八木 誠

安心・安全な生活を創る。

不法侵入者が諦める防犯対策を一緒に考えてみませんか
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今回は『安心・安全な生活を創る』という社是の下、「セキュリティ・ソリューション」と呼んでいる、防犯対策を施すことによって犯罪の問題解決を目指す、株式会社あんぜんネットの代表取締役・大八木氏にお話を伺いました。まずは、現在の事業内容について詳しくお聞きしましょう。

株式会社あんぜんネット 代表取締役 大八木 誠氏のONLYSTORY


平成2年3月名古屋電気工学院テレビ工学科卒業後、株式会社メディアクリエーションに入社。システムプランニング部に所属し、放送局関連のスタジオ設備や中継車内における機器 の設計に従事する。

その後、平成3年7月に東海電気株式会社に移り、営業部に属してからは一貫して営業畑を 歩む。新会社設立を除いて6社の企業文化を経験していき、平成6年2月より防犯カメラの周辺に使用するいわゆるサプライ部品の製造メーカーに勤めだしてからは、一貫して、防犯カメラシステムをはじめとするセキュリティシステム(=セキュリティ・ソリューション)の提案営業を約12年にわたり携わる。


オーダーメイドセキュリティシステムで暮らしに安心を


– 大八木氏 –

「まず、弊社の基幹事業については一言で申し上げるならば『セキュリティ・ソリューション業』つまり防犯対策を通した問題解決をめざすシステムの提供を意味します。

そうした事業を通して、『安心・安全な生活を創る』という社是の下、現場指向に基づいた経験から培ったエッセンスとや提案力にあふれたセキュリティを活かしながら、お客様に安心・安全な生活を実感していただくためにお客様と一緒になって愚直に取り組む会社。それが、株式会社あんぜんネットです。

もちろん、このような事業を行っている会社様は他にもいらっしゃると思いますが、弊社には選ばれている理由があると考えています。それは、お客様からのヒアリングに重点を置いて、一品一様の設計を一緒になって取り組むところをとにかく愚直に続けてきました。くどいようですが、現場に即した提案力に溢れたセキュリティソリューションでいえば、どこにも負けないと思っています。

さらに、『未然に防ぐこと』に重きを置いていることも私たちの最大の強み。事が起きてからでは遅いので、泥棒が侵入をあきらめる防犯対策の提供が弊社の使命だと思っています。

実際には、これまで様々な場面でセキュリティソリューションを活かしていただく機会があり、防犯カメラなどが当たり前のように設置しているマンションや倉庫、変わったところでは、神社仏閣でのご相談をいただき設置もさせていただいております。近年では、一般の家庭にもセキュリティの意識が浸透してきていることから、ご家庭における防犯対策といったところでもお仕事の機会をいただくことがありますね。


こうして様々な場面で導入いただいている実績があることはありがたいことですが、弊社としてはサービスを提供し、お客様に導入いただいたところがゴールではありません。むしろ、そこからが始まり。私は “システムの設置が済んでからが、お客様との本当のお付き合い” だと思っています。

というのも、システムというものは設置後にいかにして質のいいサービスを提供できるかという点が大切で、ビジネス面から言えばその後のリピートや新規開拓にもつながります。このような考え方は、私のサラリーマン時代の経験から言えることでもありますね。

本章の最後になりますが、私はこれからもお客様からの問い合わせ、オーダーメイドの設計、完成と至るまで、お客様ひとりひとりに沿ったセキュリティの実現を目指しています。その先に、皆様の安心・安全な毎日があると信じていますから。 」

起業のきっかけは大病、テレビ工学、そしてオウム事件


– 大八木氏 –

「初めてお目にかかる方のためにも、このような事業を起こした経緯を振り返ります。現在弊社が展開するセキュリティ・ソリューション業の成り立ちの土台・原点は私自身のこれまでの様々な経験にあり、多くの方の記憶に刻まれているであろう大きな事件から起業へのシナリオが少しずつ動き始めました。

まず、私は学生時代にテレビ工学を専攻しました。その後、システムプランニング部に所属し、放送局で使用するスタジオ設備や中継車内における機器の設計に従事しました。当時はこの時の経験をさらに活かしていければと思っていたので、具体的に防犯やセキュリティ事業といったところに結びつけるイメージできていたわけではありません。その後、数社を渡り歩き、やがてセキュリティのシステム提案営業の仕事に就きました。

そうした中で、現在の仕事に携わるようになるにあたっての最大のきっかけが訪れました。それは、オウム真理教による地下鉄サリン事件です。その日の朝、営業で外に出ていた時に、異様な光景を目の当たりにしました。新宿伊勢丹付近に、はしご車がはしごを伸ばした状態で止まっており、量販店にあるテレビを観れば路上で倒れている人が、救急車に搬送されている光景に出くわし、衝撃を受けましたね。

その後、務めていた会社の社長がこの事件の後の社会を見据えて、近い分野で経験のあった私をセキュリティ機器専任としたのです。私がこれまで土台として培ってきたものが、少しずつ世間に求められるものと融合し始めたと感じましたね。

その後、別の会社に転職し、課長職になりましたが、元来、私は現場に出るのが好きだったのでデスクワーク中心の会社の中での日々にあまり居心地の良さを感じられなかった。これを解消するには独立しかないと思い、思い切って40歳で独立しました。

一見すると業界での経験や興味・関心等が私自身のモチベーションを支えているかのように感じられるかもしれませんが、実はもう少し深いところに私自身をこうした挑戦に突き動かすものがあるのです。

それは、私が生後間もない赤ん坊の頃に生死を彷徨う大病を患ったことにあります。幸い今はこうしていられますが、そこで私は命拾いをさせてもらったという気持ちが強くあり、お世話になった方やこの世の中に恩返しをしたいという想いが心の底にあるのです。

そうした強烈な実体験とそこから芽生える強い想いこそ、私が日々熱心に事業の発展とお客様への価値提供に向き合っていられる最大の理由ですね。 」

もっと身近なセキュリティで、安心安全な生活を


– 大八木氏 –

「今後については、短期的な目標として介護業界や住宅業界などの他業種とのコラボレーションを考えています。私が資格を取って、住環境コーディネーターとして業務提携する形も考えていますね。

一方、長期的な展望としては、スタイリッシュな一般家庭向けのセキュリティ製品の開発です。今はBtoBがメインになっていますが、最終的には家庭用にセキュリティグッズの提供を目指しています。

加えて、中長期的な実現を視野に入れて防犯システムを導入していただいた企業から一般家庭に至るまでの保険(セキュリティ・ソリューション保険)(仮称)の損害保険のようなイメージの保険の構築を模索しています。構築・導入が実現すると、万が一導入した製品やシステムが補償期間後、不備があったリ故障した場合、お客様側での費用負担なく、その対処にあたらせていただけるような制度の構築を模索しています。

このようなアイディア・発想は、これまで弊社がお客様とのコミュニケーションに対して愚直に向き合ってきた中で耳にしたお客様のお声から芽生えたもの。そして、お客様の安心・安全な生活の実現を心から追求してきた弊社だからこそ想いを持って実現に取り組めているものだと思っています。

現在、ある保険会社様と構築にあたって話を進めている最中ですが、料理で言えばまだまだ下ごしらえをしている段階。ここからどう料理していくかを一緒に考え、構築にあたっていける企業様とのご縁があれば、ぜひご一緒できる最良の形を念頭に置きながら実現したいです。

最後になりますが、弊社のようなセキュリティに特化した会社はまだ多くはありません。一般的にも、安心や安全はお金をかけてまで取り組まなくても当たり前にあるものといった思い込みが強い傾向にあります。しかしながら、時代の傾向としては、残念ながらお金をかけて安心安全を買わなければならない時代に入っていて、ある程度のコストをかけないと大切なものを守れないのではないでしょうか?

そのような中にあって、お客様の不安やリスクに対して愚直に向き合い、ヒアリング・提案から導入、アフターフォローまで一貫して丁寧に努めている弊社だからこそ、ご期待いただき、選ばれているのだと思っています。

毎日の生活の中で必ず、どんな場所・人にも生まれてしまう隙というものをカバーするために、防犯に目を向け、セキュリティを身近な存在においていただきたいというのが私の願い。

最初に申し上げたことを繰り返します。
「みなさん、安心安全な生活の実現に向けて一緒に考えてみませんか。」


執筆:増田晶嗣
編集:勝野、笠原
校正:山崎

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