株式会社スマートエナジー
大串 卓矢
POSTED | 2015.09.24 Thu |
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TAGS | 従業員数:101〜300人 業種:その他 創立:15年以上 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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STOP地球温暖化!
再生可能エネルギーの活用で環境負荷低減をTopics
株式会社スマートエナジー 社長 大串 卓矢氏のONLY STORY
環境問題のプロ集団
株式会社スマートエナジーは環境負荷の低減を目指し、太陽光や水力など再生可能エネルギー事業の
企画・開発・設計・運用管理、環境エネルギーに特化したファンドの組成・運用などを行うプロフェッショナル集団だ。
国内外の地球温暖化防止関連制度に精通しており、多様化する環境ニーズに沿った最適なコンサルティングサービスを行っている。
2016年の「電力自由化」を見据え、競争を勝ち抜くためのノウハウを提供し、地球環境保護につながる社会的意義の高い業務を遂行する。
大串卓矢社長は「環境問題への取り組みに終わりはありません。
だからこそやりがいがあり、おもしろいんです。」と、笑顔を見せる。
ビジネスで社会的課題を解決したい
スマートエナジーは07年、幼少の頃から環境問題に関心の高かった大串社長が東京都港区で設立した。
「私の幼少時は公害が社会問題化していました。私もぜんそくで幼稚園には3分の1くらいしか通えませんでした。その影響から大学では農学部林学課で環境を学び、ビジネスで環境問題を解決したいと考えるようになりました。」
会計士の資格を取得後は、監査法人に勤務。ベンチャー企業の経営者と話す機会が増えたことで、環境ビジネスでの独立意欲が高まったという。
起業後はメガソーラーを中心とする再生可能エネルギー事業やCO2・省エネルギー事業、環境ファイナンス事業などを通じて、地球温暖化問題の解決のために奔走する日々が続いている。
多彩なノウハウで事業者を支援
主軸となる再生可能エネルギー関連事業では、メガソーラーなどを設置する土地の選定から発電所の運用、保守・メンテナンスまでをワンストップで行う。
顧客には設備メーカーの選定や効果的なパネル配置、施工方法など発電事業に関するノウハウを提供。地権者や電力会社との交渉をはじめ、売電先の開拓や資金繰りのサポートも行う。
電力小売事業の新規参入者へのコンサルティングや、省エネ設備導入に対する補助金申請業務などの支援体制は万全だ。
また、人材を育成するためのセミナーや、環境に配慮した「スマートシティ」構想の推進など、将来に向けた投資も積極的に行う。
「発電設備の企画・運営・保守で全国シェア10%を早期に達成したいと思います。環境負荷低減と経済性を両立させ、発電設備の効率的な運営をサポートするのが我々の使命です。」
環境を軸に“幸せ”の定義が変わる
2016年に電力の小売りが完全自由化され、私たちの一般家庭でも使用する電気をどの企業から買うかが選べるようになる。
発電事業に参入する企業数は2015年8月12日現在734社あり、今後も新規参入企業は増加することが予想される。
「電力が自由化されれば、中小規模の発電施設が全国各地に建設されます。これらの運営やメンテナンス業務で新たな市場が生まれるでしょう。ここに我々が入っていき、新規参入企業のサポートをしていきたいと思います。」
エネルギー需給で転換期を迎える日本において、大串社長は“幸せ”の定義を環境で測る時代の到来に期待する。
「活発な経済活動は総じて環境に負荷をかけがちです。そうではなく、環境に配慮した経営を続けている企業にお金が流れる仕組みを作りたいですね。幸せの追求が結果として環境への配慮につながることが理想です。」
編集後記
今回、お話をお聞きして大串卓矢社長の環境問題に対する想いを感じ取ることができた。
環境に優しい値段が高いモノを買うのではなく、地球に優しいモノは安く買える等、意識しなくても環境に配慮できる社会を目指す大串社長やスマートエナジー株式会社に今後も目が離せない。