株式会社unbot

中町 秀慶

中華圏に特化したWebマーケティングサービス

顧客体験から世界で一番多くの「想い出」を創造する
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今回のインタビューは、日中をつなぐウェブマーケティングサービスを展開する株式会社unbotの中町氏にお話を伺いました。「もの」を通じて日本と中国、世界をつなぐ力のあるオンラインショッピング。その運営支援を通じて国境をなくしたいと語る中町氏に同社の取り組みについてお話いただきます。

株式会社unbot 代表取締役社長 中町秀慶氏のONLYSTORY

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【経歴】

1983年生まれ、石川県金沢市出身。下関市立大学卒業。小学校4年生でサッカーを始め、6年生で石川県代表で全国大会に出場。金沢市西部の選抜に選ばれる。中学校でも石川県の選抜に選出され、中学校で石川県大会ベスト4。高校では、石川県大会で準優勝。高校2年生の時に、幼少から好きだった中国の歴史の影響と日本の隣国である中国の急激な経済成長に魅せられて、中国で発展することを志す。

そのため、大学は、国公立大学の中で中国留学や中国語学習の評価が高かった下関市立大学に進学。大学在学中に目標の1つであった中国北京清華大学等への留学を1年経験。その他、大学在学中には、6大学合同のダンスサークルや全国のサークルを集めた2,000人の共同体の副代表を務める。その経験を活かし、福岡県のショッピングモールの販促イベントを企画・運営する事業を展開。

2007年に卒業後は、東京で不動産デベロッパーのベンチャー企業に勤務した後、2009年に株式会社アドウェイズの中国法人へ転職し、日系企業の中国でのデジタル・マーケティングのディレクターを務め、2年半後に独立。2011年9月に創業し、2012年4月に香港法人、8月に上海法人を設立し、中国上海市を拠点にしたデジタル・マーケティング事業を開始。

2013年から、日系企業向けに、中国国内EC店舗運営やSNS運営を中心とした中華圏に特化したデジタル・マーケティング事業を強化。訪日インバウンド、越境ECのニーズの高まりから、2014年に、日本に株式会社unbotを設立、2015年に台湾に台湾法人を設立し、代表取締役社長を務める。

中国現地の需要合わせた戦略でマーケ支援


–まずはじめに、株式会社unbotの事業内容を教えてください。

中町氏:弊社は日本のいい物を世界中に浸透させるため、Webマーケティングサービスを展開している会社です。

具体的には、3つのチャネルがあります。1つ目が中国の旅行客が日本に来る訪日インバウンド。2つ目が日本から自社ブランドを海外向けに発信する越境EC。3つ目が中国国内から自社ブランドを中国人向けに発信する中国国内EC。

加えて、それぞれのチャネルからの流入を得るために、現地のソーシャルメディアでプロモーションをしたり、KOLと呼ばれるインフルエンサーを活用したり、データのシステムを開発したり…。そうやって、日本のブランドや商品を中国の消費者の方に届けています。

–御社の強みや差別化のポイントがあれば教えて下さい。

中町氏:やはり中国人向けのマーケティングに特化している点ですね。

まず日系企業で、中国国内に日本人が駐在していて、現地でプロモーションできるところはほとんどないんです。

同時に中国で大きく展開していることも弊社の特徴の1つで、現在約160名在籍しているスタッフのうち、150名前後が上海と北京で働いているんですね。そのため、中国の移り変わりの激しいユーザーニーズとマーケティング手法に合わせたスピード感のあるサービスが提供できるんです。

–中国で働くスタッフが多いからこそ、現地の流行を反映させたマーケティングができるということでしょうか。

中町氏:そうですね。

流行といえば、SNSからの購買率が高い中国ではECとSNSとの連携がとても重要です。しかし、SNSを専門にしている代理店とECを専門にしている代理店とが分かれていることが多い。一方で弊社は社内で、その2つどちらにも対応できるという点も強みの1つだと考えています。

それらの強みから、2017年の弊社が運営・サービス提供するEC店舗での取引実績(GMV)は、37億元(約550億円)を記録しました。

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国境の壁を壊したい。その想いから起業


–起業の経緯について教えてください。

中町氏:中国とか日本とか、そういう国境の壁を壊していきたいと思ったことが起業の理由です。

私は2004年に中国へ留学していたんですが、当時は激しい反日ムードの時期でした。北京や上海では数万人規模の反日デモが発生し、留学していた私たちにも多少の影響がありました。しかし、留学中は中国の友人やその家族、日本では考えられない程のおもてなしを受けました。

そこで「反日ムードや日本の報道で騒がれていることと中国の実態が食い違っている」ということ、「お互いにお互いのことをよく知らないことが原因で誤解しているのはとても勿体ない」ということを強く感じました。

ただ、それは政治では解決できないだろうと思いました。そのため、日本の物や人などの情報を通じて、中国の人に日本のことを、お互いにお互いのことを理解することができる世界を民間の力で作ろうと思ったんです。その想いから起業を決意しました。

–そこから、どのようにして現在の事業を始められたのでしょうか。

中町氏:私はもともと不動産のデベロッパーとして働いていました。そのため最初は不動産を通して国境が関係ないような空間を作っていきたいと思っていました。しかし、3.11の影響で日本の不動産市場全体が落ち込み、それどころではなくなってしまったんです。

その後は5回ほど事業転換したあとでコワーキングスペースのサービスを始めました。ここでいろいろな職種、いろいろな国籍の人たちが交流する空間ができたことで、見失いかけていた「国境をなくしたい」という初心を取り戻すことができました。しかし、事業拡大は難しそうだったため、他の事業展開を考えるようになりました。

そして自分や創業メンバーの知識や経験から、企業のマーケティングの弱さやECと消費者とのつながりの弱さに注目した現在の事業を始めました。

最高の顧客体験を世界に届ける


–今後の目標を教えてください。

中町氏:長期的には、クロスボーダーのオンラインサプライヤー世界No.1という立ち位置を目指します。

海外のいいサービスを日本内で販売したり広めている企業が存在しますが、その世界版のようなイメージで、日本のものを世界に、そして中国のものも世界に持っていく、そのようなサービスを展開していきたいですね。

–社会にはどのような影響を与えていきたいとお考えですか。

中町氏:弊社は「世界で一番多くの想い出を創造する会社」という経営理念を掲げているのですが、この理念を実現することで社会に貢献していきたいと考えています。

どうやって「想い出を創造する」かというと、それは最高の顧客体験を演出すること。最高の顧客体験を演出することで、その顧客体験が想い出になると考えています。

顧客体験には映画や旅行のような大きな想い出もあれば、「とても寒いなか買った自販機のあの紅茶がおいしかった」というような小さなものもある。そういうものをすべて含めた想い出の創造のお手伝いをしていきたいです。

–ありがとうございます。最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

中町氏:ありきたりな中国ECや訪日インバウンド施策に、少しでも課題を感じている企業様がいらっしゃれば、ぜひ弊社に一言お声掛け下さい。必ずお力になれると思います。

また、弊社の事業に興味のある学生さんもぜひオフィスに遊びに来てください。海外に大きな拠点を持っている会社なので、世界に繋がるような仕事が待っています。

執筆=スケルトンワークス
校正=笠原

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・会社名:株式会社unbot
・公式サイト:http://unbot.co.jp/
・電話番号:03-5413-5318

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