株式会社BSクリエイト
岩崎 宗之
POSTED | 2020.02.11 Tue |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:ECサイト運営 創立:11〜14年 決裁者の年齢:40代 商材:BtoB |
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経理、人材派遣、開発まで店舗ビジネス事業を一括支援
「楽しい」を生み出し続ける会社でありたいTopics
今回は、飲食業・サービス業を中心に事業の総合サポートを行う株式会社BSクリエイトの岩崎氏にお話を伺いました。業務の一括サポートを取り行っている同社の企業の経緯から今後の展望まで伺います。
株式会社BSクリエイト 社長 岩崎 宗之氏のONLYSTORY
【経歴】
1979年高知県高知市出身。小学校では軟式野球、中高社会人でサッカーに励み高校ではインターハイ出場。マルチメディア専門学校HALに進学のため大阪に。
20歳の時に在学時のアルバイト仲間が飲食・サービス業で起業したためパートナーとして協力。開業2年で6店舗に展開し既存事業を委託経営として任される。それらの顧客・求職者募集などの販促活動や間接事務経理のノウハウを主軸に事業化。各種EC事業の開発運営を強化し2012年に法人化し現在に至る。
忙しい日々の業務を一括でアウトソージング
–株式会社BSクリエイトの事業内容を教えてください。
岩崎氏:弊社は店舗ビジネス事業者が本業に専念できるように、業務の部分的・全般的サポートを行っています。
具体的には、バックオフィス業務や人材派遣、集客・販促、シンプルな販促物の製作・提供、Web・ECの開発から運営代行まで支援できます。例えば、バックオフィス業務では企業の事務や経理、雑用などを含めてアウトソーシングしています。
–同業他社と比較した際の御社ならではの強みはどこにあるとお考えですか。
岩崎氏:部分的には秀でている企業がほかにもあると思うのですが、それをトータルでできること、つまり多岐に渡る業務を一括して任せられることが弊社の強みですね。
また、現在は企業の抱える課題を突き詰め、最適なサービスを提案するコンサルティングサービスも行っているのですが、飲食業やサービス業を展開してきた経験から「現場目線」を持った提案ができる点も弊社ならではの特徴の1つだと考えています。
中小企業である自分たちへのニーズに応える
–起業のきっかけを教えてください。
岩崎氏:同級生が商売を始めたのでその手伝いをしたことが起業のきっかけです。そのため、自分自身が意思を持って起業したというよりも、今のパートナーの事業を手伝うなかでいつの間にか起業していた形です。
–起業してから特に印象に残っている出来事はありますか。
岩崎氏:今に至るまで2度ほど中枢メンバーの離散があったことですね。ただそのようなことが起きても、なんとかして前に進むしかありません。そう思って乗り越えてきました。
この経験から、求めているものが同じでなければ組織の運営はうまくいかないということと人も組織も局面によって関わる人が変わっていくので、「変わっていく」という前提で意図的に組織を変えていく必要があることを痛感しました。
–印象に残っている案件は何かありますか。
岩崎氏:案件ではないのですが、大きい仕事のコンペティションで大手企業と競合し、弊社が大手企業の半額の提示だったにもかかわらず負けたことがありました。なぜ負けたのか、理由が判然としなかったのですが、ネームバリューのような目に見えない要因が働いたことが理由だと考えました。
私たちのような小さな企業が大手企業と競う時、何で勝負できるのか。私たちには何が必要とされているのか。その答えになる点に注力するようになったきっかけでもあります。
「楽しい」を提供していきたい
–今後の短期的事業展開の目標を教えてください。
岩崎氏:今後、BSクリエイトの中にあるポスターラボというコンテンツを分社する予定なのですが、その会社で年間1億円を売り上げることが短期的な目標です。
BSクリエイトそのものを大きくするというよりも、1億から5億円の売上が上がる会社を多数作り、事業運営ができる人材を多く輩出することをこの3年で目指しています。
–4年以降の中長期的な目標はなにかありますか。
岩崎氏:私自身、楽しいことが好きなんですね。そのため、世の中に楽しいことや笑顔を増やすことのできる事業を展開していきたいと思います。例えば、日常に必須なものではなく、非日常的なちょっとした贅沢を感じられるような飲食・宿泊サービスを提供していきたいと思います。
–ありがとうございます。最後に読者の方へのメッセージをお願いします。
岩崎氏:まず経営者の皆さんに向けては「お互いに楽しいことを生み出していきましょう。」とお伝えしたいです。
そして学生の皆さんには、自分だけでなく、「人が楽しんでいることが楽しい」と思える人間になってほしいと思います。それが提供できること自体が楽しいと思えるような生き方、働き方をしていけるようにしてもらえたらな、と思います。皆さん一緒に楽しみましょう!
執筆=スケルトンワークス
校正=笠原