株式会社ベストライフ
瀧北富明
POSTED | 2019.09.25 Wed |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:建築・不動産 創立:9〜10年 決裁者の年齢:70代 商材:BtoC |
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屋根外壁塗装と無料の被災調査で建物を守る
被災調査から修繕まで、火災保険の有効利用をサポートTopics
今回のインタビューは、建物被災調査と屋根外壁塗装を行う株式会社ベストライフの瀧北氏にお話を伺います。火事だけでなく、台風や大雪、落雷の被害に対応できる火災保険の有効利用についてお話を伺いました。
株式会社ベストライフ 社長 瀧北 富明氏のONLY STORY
【経歴】
1953年、京都市出身。1978年、龍谷大学経営学部卒業。同年、ワタベウエディング株式会社入社、外商部として京都市山科区と滋賀県を担当して美容室を訪問していたが、過労のため、レントゲン検査で、胃に穴が開いていることが判明し、即入院。
それを契機に退社し、療養後、1980年、株式会社ゆうせん京都放送所に入社、1987年茨城管理部 水戸~渋谷~大宮等、営業活動をしておりましたが、ブロードバンド立ち上げに参加し、その時に下請け業者に誘われて、住宅用太陽光発電の設置販売で独立し、屋根に設置するため、屋根が傷んでいると雨漏りの原因になる為、屋根外壁塗装~リフォーム全般へ変遷していきました。
建物被災調査から修繕まで全てをサポート
–株式会社ベストライフのサービス内容をお伺いします。
瀧北氏:弊社は、建物被災調査のできる屋根外壁塗装業者です。特に屋根外壁塗装に力を入れており、ホームセンターの指定業者として住宅のリフォームを請け負っています。
建物被災調査というのは、火事や台風、大雪、落雷などの災害に見舞われた際に、その被害が加入している火災保険に適応されるかを調査する事業になります。あまり知られていませんが、火災保険は火事以外の災害にも対応できるんです。
例えば、築10年の家であれば少なくとも十数回は台風や大雪に遭っているはずなので、弊社が無料で建物を点検し、もし被災が見つかった場合は火災保険の有効利用を提案します。
火災保険は住宅ローンのセットとして加入される方が多いので、保険の条件にまで目を通す人は少ないのが現状です。知識の有無によって受取額に大きな差がついてしまったり、保険金が出なかったりするので、お客様にとって損のないようにアドバイスをしています。
–火災保険利用の提案後はどのような関わり方をされていますか。
瀧北氏:保険会社は保険金支払いに後ろ向きなことが多いので、弊社がその交渉に携わることがあります。
その後保険金が支払われた場合には、工事内容について弊社がサポートをします。
もちろん保険金の使途は自由なため、修繕工事はしないということであれば弊社にサポート料金をお支払いいただくだけとなるので、お客様には不利益が一切ありません。
–同業他社との違いや強みはどこにありますか。
瀧北氏:捏造まがいの被災調査ブローカーも残念ながらいる中で、確かな建物被災調査から屋根外壁塗装の修繕まで、弊社で全て請け負えることが強みです。
また、ブローカーや保険代理店と関わっていないため、例えば借り換えに関して優良な金融機関を直接紹介するなど、お客様に対して適切かつ最善の対応ができています。
裏切られても人を信じ、ともに歩みたい
–会社を運営するにあたって、どのようなことが大変だと感じますか。
瀧北氏:会社は人で成り立つと考えているので、やはり大変だと感じるのは人事ですね。
弊社はホームセンター指定業者のため、あまり立地を考慮しなかったところ、人材募集の点で苦労しています。
また、経費をかけてやっと採用ができても、仕事を教える手間や支払った給料などの投資に見合う成長が見られなくて辞めてもらったケースや成長した段階で計画的に辞められてしまうこともありました。
その時は、裏切られたという想いだけでは済まず、業績も悪化してしまいました。
しかし、やはり人を信用することが何よりも大事だと思っているので、今後業績や売り上げ単価が上がってまた新たに人材を採用する必要が出てきた場合でも、過去の経験に引きずられることなく一緒に歩んで行きたいと思います。
2年で粗利を5倍にする異業種交流会を設立
–今後の展望をお聞かせください。
瀧北氏:最近、信頼できる協業先とともに客単価と購買頻度の上昇を目指す異業種交流会を立ち上げたところで、2年で粗利を5倍にする目標を全員で掲げています。
当面はこの異業種交流会に力を入れようと思っており、中・長期的に弊社や交流会の規模が拡大していくことを目指しています。
–社会にとってどんな企業でありたいと考えていますか。
瀧北氏:どんどん移り変わる世の中を思えば、5年先も塗装事業を続けているかは分かりません。どんな事業内容でも、お客様に喜んでもらえる企業でありたいと考えています。
また、66歳になった私は、同年代のほとんどがリタイアしている中で、悪あがきと言われても最後の最後まで目標に向かって突き進む「現役」でありたいと思っています。そして、いつまでも必要とされる人間でありたいです。
–ありがとうございます。最後に、読者へのメッセージをお願いします。
瀧北氏:屋根外壁塗装の際には、ぜひ弊社へお問い合わせください。また、家の健康診断の意味で、一度建物被災調査をされてはいかがでしょうか。
執筆=増田
校正=米山