株式会社DogHuggy
長塚 翔吾
POSTED | 2018.01.26 Fri |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:飲食・サービス 創立:9〜10年 決裁者の年齢:20代 商材:BtoC |
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日本を“どうぶつ先進国”へ!
ペット版Airbnbで人と犬の共生を目指すTopics
株式会社DogHuggy 社長 長塚 翔吾氏のONLY STORY
犬との共生を目指して・・・大好きな犬が殺処分されている現状を変えたい
私は高校生の頃から、獣医を目指していました。
というのも、幼い頃からずっと犬が好きで、近所の犬と触れ合ったりしていたのですが、中学生になるまで飼ってもらえなくて。それが逆に私の犬好きを助長し、調べていくうちになぜだか気持ちがわかったり、変化に敏感な犬に対して、より深い興味を持つようになったんです。
そんな私は、高校大学と一貫教育が受けられる獣医系大学の附属高校に進学し、獣医になるための勉強を始めました。高校在学中に大学の授業を受けに行ったり、研究室に通わせてもらったり。そのまま獣医の道を進むと思っていたのですが、高校3年生のときに受けた動物福祉の授業をきっかけに、目指す道が大きく変わります。日本では年間約1万頭もの犬が殺されていますが、海外ではほとんど殺されることがない事実から、動物福祉の分野が非常に遅れていることを知ったのです。
もともと犬が好きで、犬のためになりたいと思って獣医を目指していた私は、犬のためになることなら、もっとやるべきことがあるのではないか、そんな想いで起業することに決めました。こうして創設されたのが、株式会社DogHuggyです。
殺処分をなくすためには、殺処分寸前の犬を救うことも大切ですが、犬を捨てさせないことも同時に重要だと考えています。なので、犬を捨てる原因となる飼い主さんが一番困っていることを事業で解決していきたいと考えました。自分自身も犬を飼う愛犬家として困っていたのが「外出時に犬を預けられない」という問題でした。実際に飼い主さんにもヒアリングを実施したところ、外出時に犬を預けることに対して非常に困っているという答えが返ってきました。ちょっと家を出る時や冠婚葬祭、旅行や出張時に犬を飼っていることを理由に外出できないご家庭が沢山ある。
しかしこのままでは、犬と人が正しく共生しているとは言えないと思うのです。その障壁をなくすことで、犬を手放してしまう人を減らせるのではないか。そんな想いから今の私たちのサービスがあります。
わんちゃんの面倒を見たい!見て欲しい!お互いのニーズが一致して、初めて生まれる交流のカタチ
私たちのサービス「DogHuggy」は、いわばペット版のAirbnbです。飼い主さんが旅行や出張に行く際、犬を預けたい飼い主さんと、預かってくれる方を繋ぐプラットフォームを運営しています。
私たちが特にこだわっていることは、犬を預かってくれるドッグホストのクオリティを高く保つことです。
ドッグホストになるためには、飼育経験、犬の知識、そして犬への想いなど厳しい基準の審査をクリアしなければなりません。我が子のように可愛い愛犬を預けて、病気や怪我などをしてしまったら、元も子もないと考えているからです。基準を設けることで、安心して預けていただけるための工夫を施しています。
現在約60名いるドッグホストは、純粋に犬と触れ合いたいという気持ちから預かっています。だからこそ、家族のような愛情を持って接してくれるのです。ドッグホストの多くは、ペット関連のお仕事をしていたけれどやむを得ず離職したり、飼育経験数十年の経験のある方や小さな子供を持つお母さんだったり。
飼育経験もあり、飼い主さんの気持ちもわかる、そしてわんちゃんに愛情を注げる方ばかりです。だからこそ、飼い主さんも愛犬を安心して預けていただいています。
日本を“どうぶつ先進国”に!実現に必要な3つの要素
私たちは「日本をどうぶつ先進国にする」ことをミッションに掲げています。これを実現するためには、重要なことが3つあると考えています。
1つ目は、愛犬と飼い主さんが暮らしやすい仕組みを作っていくことです。
まずは「DogHuggy」の預かり事業のエリアをより拡大し、より多くの方々とわんちゃんにサービスを提供していきたいと思います。
2つ目は、飼い主さんへの教育です。
犬と暮らすことは経験を積まないと分からない部分もあるので、ドッグホストがアドバイスできるような環境を整え、飼い主さんのリテラシーの底上げに貢献したいです。
また、webマガジン「DogHuggy Magazine」でも、飼い主さんにとって有益な情報をお届けしたいという思いで運営しています。
3つ目は、犬を飼っていない方に「イヌ」を理解してもらうことです。
犬を飼っているとどうしても抜けがちになってしまう観点ですが、世の中には犬が苦手な方ももちろんいます。そのような方々の気持ちに立って、マナーを向上したり、逆にもっと犬のことを知っていただきたいと考えています。そうしていつかは、街のみんなが犬の家族になっていければいいな、と思っています。
ありがたいことに現在、私たちのビジョンに共感し、手伝ってくださるサポーターの方も50名を超えました。その方々とともに、セミナーを開くなど、新たな活動も行っています。
「DogHuggy」は愛犬家の皆さんと一緒に作るからこそできるサービスです。
これからも人と犬のより良い共生のために、日本を変えていきたいと思える人と、一緒に行動し共に私たちのビジョンの実現を目指していきたいと思います。
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