マジセミ株式会社

寺田雄一

セミナーをエンタメに!課題を解決する本気のセミナー

エンジニアの請負構造に改革もたらし、幸せにしたい!
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今回のインタビューは、IT業界のセミナー運営を通じてIT企業のマーケティング支援を行うマジセミ株式会社の寺田氏にお話を伺いました。展開する事業内容や起業の経緯、今後のビジョンまで語っていただきます。

マジセミ株式会社 代表取締役所長 寺田 雄一氏のONLYSTORY

セミナーの企画、集客、運営すべてやります


–まずは、マジセミ株式会社の事業内容を教えてください。

寺田氏:弊社はIT業界のセミナー運営を行っている会社です。言い換えるとIT企業のマーケティングやブランディング支援をワンストップセミナーサービスという形で提供している会社になります。

具体的には、企画から入り、私たちが運営している媒体やリストを使って集客をし、当日の受付や司会、アンケートの実施、問合せの対応、セミナー後にアポイントを取るところまですべてを行います。

つまり、セミナー主催者であるクライアントは登壇とプレゼンテーションの準備さえしていただければ、セミナーが実施できるようなサービスですね。

–セミナーをご依頼しようとしても「ターゲットを集客できないのでは」「企画が立てられないのでは」といった不安を持たれる方は多いのではないでしょうか。

寺田氏:そうですね、なので弊社ではお客さまのそのような不安を解消するために、3つのポイントをご用意しています。

まず1つ目が、集客保証サービスです。こちらは商談保証と集客保証の2つがあります。商談保証は、例えば20名のセミナーで3件の商談を保証するもの。集客保証は40名のセミナーで申し込んだけれど実際20名しか集客できない場合は20名分の料金だけしかいただきませんという内容です。

続いて2つ目が、コンサルティングです。単に集客をしますというのではなく、私たちは企画から行うので、お客さまの製品で弊社のリストから集客がどれくらい見込めるのかをきちんと分析しお伝えします。また、1回限りのセミナーではなく、長くブランディングしていけるようなご提案を心がけています。

そして3つ目が、無料のセミナーです。とくに新規のお客さまの場合ですと私たちのリストにある方々とどれくらいマッチングするか分からないので、そこを分かった上でセミナーをスタートさせるために、1回無料でセミナーをさせていただきます。基本的にその後4回続けてやっていただくようなサービスになります。

–それなら安心ですね。続いて、業界内での強みや他社との差別化ポイントについて教えてください。

寺田氏:ゲストが本当に役立つセミナーを作っている点ですね。IT業界のセミナーの内容は一方的に行う製品紹介が多いのですが、それだとゲスト(セミナー参加者)にとってはつまらないものになってしまいます。

ゲストがセミナーに来てくれるということは、何かしらの課題を抱えているということ。その課題が解決できればきっと楽しいと感じてくださいます。だからこそ、クライアントの商材を使って本気でゲストの課題を解決できるセミナーを企画していることが弊社の強みですね。

また、当日の司会や受付を担うキャスト(スタッフ)も評判がよく、ホスピタリティの高さにも高評価をいただいています。

これからはセミナーをエンターテイメントとして確立させていきたいと考えていますので、課題解決のためにゲストとクライアントが一つの方向を向いて、私たちキャストがそのサポートをさせていただくという一体感を作りたいですね。その上ゲストにも質疑応答などで発言していただく参加型を目指し、「つまらないセミナー」をなくしていきたいと考えています。

IT業界の多重請負構造を変えたい


–起業に至った経緯を教えてください。

寺田氏:私は、小学生の頃からパソコンオタクでした。なので将来は絶対にプログラマーになると決めて、野村総合研究所に入社しました。当時エンジニアは花形な職種でしたが、3Kや7Kと言われた時代もあり、そういうネガティブなイメージが長らく続き、それをとても悲しく感じていました。

実際に不幸なエンジニアも多く、野村総合研究所にいた頃からもっと直接的にIT業界全体を変えられないかと思っていました。


なぜエンジニアの仕事がつまらないのかと言うと、やらされる仕事だからなんです。つまりIT業界は、多重請負構造なので、下請けは元請けの指示に従わなければならず、創意工夫の余地がない。そこを改善したいと思いました。だから小さな会社でもお客さまから直接発注がもらえればやりがいを持って仕事ができるだろうと考えていました。

ですが小さい会社は技術を持っていてもマーケティングが得意ではありません。日本はいまだに「いいものを作れば売れる」という考え方があります。でもそうではなくて、ビジネスにはマーケティングが必要なんです。

私は中小のIT企業が自分たちの商品サービスのブランディングやプロモーションができるようなサービスを作りたいと思い、マジセミを始めました。

–なぜ、セミナーに特化した事業なのでしょうか。

寺田氏:私は野村総合研究所で10年間は社内ベンチャーをしていました。その時に限られた資金の中で、如何にマーケティングして、ブランディングしていくのかといろいろ考え、一番効率がいいのは2つだと気づいたんです。1つはWeb、そしてもう1つがセミナーです。

セミナーのいいところは、直接顔を合わせて話をすることで、信頼関係が生まれることです。物を売る、物を買うということには、やはり信頼関係が関わってきますので、それを構築できるセミナーが強みだということがわかりました。

Webの支援をしている企業さんはたくさんいらっしゃいますが、セミナーをやっている企業さんがいらっしゃらないので、我々はセミナーを支援しよう、サポートしようと思いこのサービスをはじめました。

エンジニアの楽園を目指して


–今後のビジョンについて教えてください。

寺田氏:今後はより多くのIT企業のサポートをしていきたいので、セミナー件数を増やしていきたいです。昨年のセミナー数は年間300回でしたが、今年は年間600回、2020年は年間2000回という目標を掲げています。

あとはIT企業以外にも、多重請負構造の下請けで困っている企業のサポートや、今後日本ではベンチャーや中小企業の数がもっと増えてくると思うので、そういう方たちへのサービスを広げて行きたいですね。

–社会的にどういう会社でありたいとお考えですか。

寺田氏:そうですね、エンジニアが幸せになるような社会、業界を作っていきたいですね。エンジニアの楽園というのが、人生の一つのテーマなので。

–エンジニアの楽園、素敵な言葉ですね。ありがとうございます。では、最後に読者の方にメッセージをお願いします。

寺田氏:どうしても本当に人が集まるのか、どういう人が来るのか、商談につながるのか、どのようなオペレーションなのかというのを一言では語り尽くせないところがあります。なのでセミナーを考えている方がいらっしゃれば、サービス内容にも自信がありますので、ぜひ体験していただきたいと思います。

ご連絡お待ちしております。


執筆=山田
校正=笠原

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