有限会社プットイットオン
中村浩一
POSTED | 2016.09.13 Tue |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:飲食・サービス 創立:15年以上 決裁者の年齢:60代 商材:BtoC |
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あなたにとって「服」って何ですか?
着る人に豊かな心を届けるアパレルメーカー。Topics
有限会社プットイットオン 社長 中村 浩一氏のONLY STORY
有限会社プットイットオン
~代表取締役社長 中村浩一(なかむら こういち)様~
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1965年東京生まれ。
東京モード学園卒業後、デザイナーズブランド・セレクトブランド・イタリアブランドに勤務企画生産・MDに従事し、
ブランド作りを経験、その後1995年に独立、有限会社プットイットオンを設立
子供服の小売からブランド展開を行い
現在はアパレルコンサル・ブランディング・OEM・子供たちへ衣のワークショップ活動、気づけばファッションに関わり33年
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ライフスタイルの確立を目指し起業。
20年前、イタリアブランドのマーチャンダイザーを務めていた私は、同じブランドの店長を務めていた妻と、子ども服専門店都内にを立ち上げました。
販売のプロと、企画デザインの経験から。それぞれの強みを活かせば、新しいものを生み出せると思いましたし、「自分のライフスタイルを確立したい」という思いもありましたね。
私は、ファッションの専門学校を卒業してからずっと、国内のデザイナーズブランドやイタリアブランドで勤めてきました。
特に、某ブランドで接客販売を担当していた1年間は本当に濃密で、芸能人やセレブなども担当し、朝から晩まで接客に明け暮れましたね。
当時はまだ20代半ばで独身でしたから何も苦ではありませんでしたが、本当は、電車に乗らない生活がしたかったですし、大好きなサーフィンと、大好きな洋服の仕事を両立させたかった。
結婚して子どもができてからは、幼いわが子と過ごせる時間を、もっと増やしたいと願うようになったんです。
その頃にバブルが崩壊したこともあり、理想を叶えるために起業したのです。
もちろん、すべての理想を叶えることは簡単じゃありませんでした。
最初の1年間は、生活のために3つの仕事を掛け持ちして、空いている時間にサーフィンや家族との時間を楽しむという毎日でしたね。この頃は、本当にがむしゃらでした。
でも幸いなことに、1年目である程度の顧客を獲得でき、洋服へのご要望もどんどんいただけるようになっていきましたから、2年目には子ども服1本に絞り、3年目には店を軌道に乗せる事ができました。
ハートに響くものづくりで、心を豊かにする。
現在は、キッズウェア・ママサイズの「putiton」と、ベビーブランドの「green」という2つのブランドを展開しています。
都会に住んでいると忘れてしまいがちなのですが、私たち人間は、みんな自然の中で生かされているんですね。
だから、特にベビー服に関してはコットン100%の、着心地の優しい天然素材のものをご提供するようにしています。
また、デザインから製造まで一貫しておこない、大量生産はしていません。
中小企業の場合、利益率を優先してどうしても大量生産に走りがちです。
私たちは、そのようにシステマチックでロスの多い生産ではなく、自分たちが納得できるような素材や形、カラーなどにこだわって、お客様の満足度を高める事を優先したいのです。
だから、自社工場では必要なものを必要な数だけしか作りません。
それが、うちならではの強みだと思いますね。
うちのお客様は、他で売っていないものが欲しいという方が多いですし、控えめながら個性をしっかりと持っている方が多いですから、私たちが目指す「ハートに響くものづくり」を評価していただけていると感じますね。
洋服って常に身近にあるものなので、何となく選んでいる方も多いのですが、お気に入りの洋服に出会えると、パッと気持ちが明るくなりますし、心が弾みますよね。
肌触りの心地良さにフッと癒されたりもする。
洋服には、人の心をケアする力があると思うんです。
だから、接客の際にはお客様とのコミュニケーションに時間をかけて、その日の気分や心の状態を理解しながら、心が豊かになるようなカラーや素材感、着心地、シルエットなどのご提案をさせていただいています。
特に、子育てされている親御さんには、ストレスのない穏やかな気持ちでお子様と接していただきたいですから洋服を通じてサポートできるように心がけていますね。
満足度の高い服を提案できた時は、どのお客様も来店された時とは全く違う表情で帰って行かれます。
私たちの仕事は、ただ洋服を売って終わるのではなく、お客様の生活スタイルまで変えて行くこと。そこから長いおつきあいにつながっていければと思っていますね。
洋服「ファッション」が持つ力を大切に、ご縁をつないでいく。
私たちの会社が今日までやってこられたのは、たくさんのお客様とのご縁がつながってきたおかげです。
私たちの思いに共感してくださったお客様が、また新しいお客様をご紹介してくださる。
こうしたお客様との信頼関係を更に高めて行けるように、発信力を強化して、新たなご縁を大切につないでいきたいですね。
また、スポーツウェア・保育園・幼稚園・介護施設などの制服のご注文もいただくのですが、特に介護の現場では、制服のデザインひとつで作業効率が全く変わり、課題解決につながったり、胸元に付けた小さなワンポイントが、入居者様との会話につながったりします。
「制服をお願いして良かった」と介護士さんたちから言っていただくと、私たちが手がける制服が持つ力の大きさを、改めて実感するんです。
これは、日常着る服に関しても同じ事が言えると思います。
着る人の課題を解決したり、様々なシーン・家族や友達とのコミュニケーションを生み出せる服作りで学んだことを活かし、衣に携わる方々は勿論のこと関わる出会いの中での発展性で少しでも自身の経験から関わる方々にお役に立てるよう関わる方があるがままの姿で毎日笑顔が増え心が豊かで
自分らしく生きるためのライフスタイル創造をミッションとして活動しています。
それぞれが笑顔の多い豊かな毎日の創造!