株式会社ヌーヴェル・ヴァーグ
吉田久美子
POSTED | 2017.05.26 Fri |
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TAGS | 従業員数:6~10人 業種:卸売業・小売業 創立:15年以上 決裁者の年齢:60代 商材:BtoB |
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PRを通して、世の中に良いものを届けたい!
美容・食品・ライフスタイル分野に実績のあるPR会社Topics
株式会社ヌーヴェル・ヴァーグ 社長 吉田 久美子氏のONLY STORY
アルバイトで出会った、広告の仕事。
実は私、幼い頃から弁護士や裁判所の職員になりたかったんです。
そのため、学生の頃はずっと法律の勉強をしていました。部活も法律でした。
ですが、次第にアルバイトの方が学びも多く面白いなと感じるようになったんです。
その一つにあったのが、広告関係のアルバイトのお仕事でした。
化粧品の広告をたくさん見てモニターをするお仕事だったのですが、見れば見るほど
映画を鑑賞しているような気持ちになり、感動したんです。
この出来事がきっかけで広告業界に入りたいと思いました。
そんな時、広告業界の方に「文学をただ学んできた人はこの業界に入れない」と言われてしまったんです。
それなら他の人と差別化できるものを身につけようと思い、決めたのがもともと好きだった
書く仕事。これを機にコピーライターの学校へ、大学とダブルスクールで通い始めました。
アルバイトを経て新入社員として勤務したのも、この学校の先生でもあったPR会社です。
ここでは企業の社内報を書いたり、文章をかく仕事を経験し、異動でPRの部署に。
その後別なPR会社に転職。結婚や夫の転勤で海外や大阪に。経営コンサルタントの会社に入ったのですが、そのPR会社の同僚が立ち上げた会社を「手伝ってもらえないか」と声をかけてもらい参画。それがこの株式会社ヌーヴェル・ヴァーグです。
外から見て始めてわかる、商品の本当の良さ
PRの仕事は商品の存在をお知らせするためのお手伝いをすること。
世の中には多くの会社、商品、サービスがありますよね。
けれど、知られていないものも多いんです。
厳しいことを言うようですが、知られていないのは存在しないのと同様。
だからこそ私たちは存在をお知らせするお手伝いをしているんです。
そして、商品やサービスをお知らせする時に重要なのが、それらを俯瞰してみること。
たとえ会社さんが世紀の一品だと思っても、社会からしたらそれほど重要ではない、なんてことは実際に起こります。専門性のあるPR会社が俯瞰的に見ることでその製品の他にないポイントや、押すべき場所がわかるんです。
中でも私たちは化粧品、ヘルスケア、食品、ライフスタイルのPRを専門としています。
こだわりは女性目線のPRを提案すること。
物があふれ、差別化が難しくなっている今こそ、その商品にあったブランディング方法、PR方法の重要度が高くなっていると思います。
「洋服と部屋とメイクにお金をかけても、家でテレビを見ているだけでは意味がない!」街を歩いて誰かが振り返る、大勢の前に行ったら評価される、それで初めて価値がある。
どれだけ良い商品も、知られなかったら、見られなかったら意味がないんです。
良い商品をもっと知ってもらいたい。そんな思いで私は仕事をしています。
食べることの重要性を届けたい。食品のPRへ
現在、7割をレギュラー契約のお仕事、3割を比較的短期期間でのプロジェクトベースという割合でお仕事をしているのですが、このバランスは今後も保っていきたいと思っています。
レギュラー契約のお仕事が怖いのはマンネリ化してしまうことなんです。
私たち自身が、固定概念に縛られてしまいがちなので。
対してプロジェクトは瞬間風速的なもので、集中して新しいものへ向かって作業ができる。
どちらか一方が欠けてもいけないと思うので、このバランスを上手く保ち続けていきたい
ですね。
また、より多くのお客様とお仕事をさせていただきたいと思っています。
中でも今後拡大していきたいのが健康食品・サプリメント業界です。また農産物なども
いくつも経験しているので、もっともっと受託したいです。
食べることは、人間にとって重要なものですよね。だからこそ、なぜこの食品いいのか、なぜサプリメントが存在するのかと言った理由を様々な側面から伝えていきたいのです。
一つの考え方ですが、知る人ぞ知る商品でいいんだ、とか、いいものだからわかってくれるひとが買ってくれればいい、と思う人が日本人には多くいます。
ですが先ほども言ったように、知ってもらわなければ存在しないのと同じなんですよ。「作った商品、サービスをより多くの方に知っていただきたい」。単純なようですが、すごく大切な 役割だと確信しています。
☆取材・記事作成・構成=上村、北本、佐久間