株式会社アレシア

國崎 槙史

一期一会を大切に、就活でのミスマッチをゼロに

採用コンサルと化粧品で楽しく生きるちからをつくる
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今回は、一期一会を大切に、学生と企業の就活ミスマッチゼロを掲げる株式会社アレシア取締役の國﨑氏にお話を伺います。学生への思い、新しい就活イベント「ペルソナ」、女性社員の声から生まれた化
粧品ブランド「vivarca」などについてお聞きしました。

株式会社アレシア 取締役 國﨑 槙史氏のONLY STORY


【経歴】

1988年北海道生まれ。2011年北星学園大学経済学部卒業。中学から陸上競技をはじめ、高校・大学では全国大会出場実績を持つ、部のキャプテンを務める。新卒では「ツルハホールディングス」へ入社、マネジメント経験を経て念願の夢だった人材業界に飛び込むため上京。「株式会社Take Action'」では外付けの人事として採用におけるブランディングから入社までのフローの構築・運用を手掛ける。クライアント13社採用実績前年比平均288.4%を達成し、自身の事業を立ち上げるべく「株式会社アレシア」に入社。人財事業を立ち上げ、担当するクライアントのインターンシップでは動員実績前年比269%の300名超 の動員に成功等の実績を残す。自身の就活失敗の経験、さらには中学時代に友人を亡くした事が影響し「一期一会」の大切にした「就活のミスマッチ撲滅」サービス(https://alesia-persona.themedia.jp/)を展開中

学生と企業のマッチングは一期一会の出会い

–株式会社アレシアの事業内容からお聞きします。
國﨑氏:人財と化粧品の2軸で事業を展開しています。
人財の事業は、新卒を対象としたコンサルティングで、私自身のコンサル経験を活かして、大手の媒体を使わない採用方法を提唱しています。

これは1年後を見据えたコンサルから始まり、当社運営の就活イベント「ペルソナ」や、LINEを使った仕組みで学生との連絡をより密にするもので、内定後も同期の結束を高め、行動力のある社会人になってもらうための内定者研修を当社が企画運営しています。
もうひとつの化粧品事業は、当社が開発したブランド「vivarca」のOEM販売を展開しています。
–人財事業からお尋ねしますが、御社コンサルの強みとはどういうところでしょうか。
國﨑氏:第一は、圧倒的な実績です。小売業や外食産業の新卒採用は以前から苦しい状況でしたが、今の売り手市場ではさらに困難さに拍車がかかっています。そうした企業をお手伝いさせていただいた結果、エントリーが前年の30人から数百人へと伸びた例もあります。
もうひとつは、私たちの考え方です。それは、就活のミスマッチをゼロにするという信念であり、この事業のモラルです。就活のアドバイスはその学生の人生を左右するものですから、当社のサービスにはこの想いが色濃く反映されています。
–コンサルを受けた企業や学生の反応はどういうものでしょうか。
國﨑氏:エントリーが10倍に増えた企業は、多くの学生に出会えるので、それだけ企業が求める条件に見合う人財に出会う機会も多くなり、その企業の発展に資することにもなります。

急激にエントリーが増えると、喜びを超えて驚愕する方が多いのですが、それほど評価していただいているのだと思います。
学生に対しては、コンサルの一環として、キャリア面談をしています。その面談を受けた学生の反応が、当社のFacebookにレビューとして数多くアップされています。

こうしたレビューの多くは2、3行だと思うのですが、当社面談後の感想は実に細かく書かれていて、学生にとって実りのあったことがうかがえ、これは大変うれしいことですね。
–ペルソナとはどういう就活イベントでしょうか。
國﨑氏:大人数相手の話では企業の想いは伝わらないので、ペルソナでは学生を20~30人とし、学生から企業へ1社に限り、想いを書いたカードを渡すことができます。

企業側にはアプローチしたい学生5人までを、順位をつけて指名できるドラフト制度を設けています。連絡のルートは当社で用意しますが、以後は当事者同士でやりとりしてもらいますから、企業と学生だけで話し合いができますね。
–先程、國﨑様が信念と言われましたが、もう少し伺いたいと思います。
國﨑氏:私は「一期一会」の出会いを大事にしており、これは私の信念、哲学であるとも言えますね。

私の仕事は学生と企業のマッチング、つまり一期一会を提供することでもあります。そう考えれば、本気で学生と取り組む姿勢のない企業とお付き合いすることはできませんね。私たちは単なる採用屋ではありません。
現在、1時間の面接のために、わざわざ東北から来ている学生がいて、次回で5回目にもなります。そういった学生を見て、私を頼ってくれることを思うと、この一期一会を大切にして、自分の価値観を曲げるようなマッチングだけはするまいと思います。
–化粧品事業についてお聞かせください。
國﨑氏:この事業は、当社の女性派遣社員の声から生まれた事業なんです。化粧やメイクに頼らず、生き生きした素顔で働ければ、女性の社会進出の手助けにもなるという想いから、スキンケア商材の「vivarca」というブランドを誕生させました。

こうした社員の声が形になるのも、一期一会だと感じています。

ミスマッチゼロのため意に沿わない斡旋はしない


–入社の経緯はどういうものでしたか。
國﨑氏:私は当社6期目に、人財事業立ち上げのために入社しました。

もともと人財に関わる仕事をしたいと思っていたこともありますが、外食産業などでは1年以内の離職率が50%超という数字を見て、これでは学生の人生も壊れてしまう危惧を感じ、ミスマッチのない一期一会を大切にしたコンサルをすべきだとしたのが入社の動機になります。

自分で主導すれば、意に沿わない斡旋を強いられることはないと考えたんです。

–この事業を始める転機となった出来事はありますか。

國﨑氏:きっかけは二つあります。一つ目は自身の就職活動です。私が就職活動をしていたころは、就職氷河期だったので、安定した会社に行きたい、という安易な考えでいました。

しかし、入社をして大きい会社だから安定しているというのは幻想にすぎず働くことの現実を見せつけられました。就職活動のタイミングで気が付ければもっと良い選択があったのでは、と思ったんです。

もう一つは、前職の人材コンサルでの経験です。その時は、今のような一期一会の信念はなく、自らがミスマッチを生んでいたと思います。契約に至っても、離職率は高く、学生の立場になったときに、こんな状態ではいけないと思ったことが大きなきっかけですね。

こうした経験から、今あるミスマッチを1%ずつでも減らしていければ、日本企業や日本に貢献できると考えた結果、今の事業があります。少しでも多くの若者が働くことに楽しさを見出すことができたらいいですよね。

夢に向かって全員で同じゴールを目指す


–長期的な展望をお聞かせください。
國﨑氏:当社の長期目標に「楽しく生きる、ちからをつくる」というビジョンがあります。

このビジョンをもとに、人財では「ミスマッチゼロ」、化粧品では「キレイが人をつなぐ。」をキャッチコピーとしています。このコンセプトに沿った事業ができれば、結果として「楽しく生きる、ちからをつくる」ことができると思っています。
–2,3年の短期ではどうでしょうか。
國﨑氏:当社は現在8期で、今期から3か年計画がスタートしています。派遣業がなくなったことで、人財と化粧品の2本柱体制となるので、今期が正念場とも言えます。その中で来期2000万、3年目3000万の純利益を出すことが目標です。
3年目には、アレシアと聞けば「あの人財の…」、vivarcaと言えば「キレイが人を…」とすぐに思い浮かべてもらえるような認知度を、特に学生さんから得たいと思っています。
–最後に、読者の方へメッセージをお願いします。
國﨑氏:私は甲子園を目指して頑張る高校球児のような組織を作りたいと思っています。道や意見は違っていても、夢と目標に向かう生き方を互いに尊重し、つらくて苦しいときでも、全員で同じゴールを見据えて頑張る会社にしたいですね。
執筆=増田
校正=勝野

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