セルプロモート株式会社

林 亮太

「新しい働き方、ぜんぶ受け入れます」体制、始動。

既成概念壊す鍵は、“人財”にあり
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今回お話を伺うのは、「『これから』の可能性を追求する」をモットーに、ITと人材の力で成長を続けるセルプロモート株式会社。

システム開発力に加え、ひとりひとりの人間力が強みという同社。100名を超える社員の8割がリファラル採用で入社しているというから驚きだ。人の「可能性」を原動力に拡大を続ける同社の軌跡を、代表取締役の林亮太氏と、旧くから林氏を慕い彼のもとで力をつけた後に独立を果たしたJHR(株)代表取締役の津田大輝氏に伺った。

セルプロモート株式会社 代表取締役 林 亮太

2020 01 09  3

2011年新卒で人材系ベンチャー企業に入社、新規事業営業、IT企業のM&Aプロジェクトに参画。3年の修業を経てフリーランスに転身。中小ベンチャーIT企業の営業支援を行う。2015年からセルプロモート株式会社をメインに活動。2017年同社代表取締役に就任。自身で立ち上げた担当事業を3年で売上10億に。2019年に同社から独立。新セルプロモートを立ち上げる。

社会人に対して「諦め」ではなく、「憧れ」を持ってほしい。そしてもっとビジネスに興味を持ってほしい。ビジネスマンもスポーツ選手や有名人と同じぐらいに憧れられる存在になるべき、との思いから。『ビジネスマンを若者の憧れに』を掲げ、若者から「憧れ」られる輝いた社会人の発信に向け日々奮闘中。

システムの会社だからこそ、人間力を武器にする

―まずは、セルプロモートの事業の全体像について教えていただけますか?

林氏:現在、システムインテグレーション事業、採用コンサルティング事業、OA事務という3事業を中心に展開しています。もともとシステム開発の会社として、大手航空会社の座席予約システムや、ふるさと納税のWebシステム、ゴルフの予約サイトなど、自社開発に力を入れてきました。また、弊社は僕も含めた幹部に人材業界出身者や営業経験者が多く、その強みを生かして、徐々にソフトウェア会社の営業代行や、自社で取ってきた案件を提携先に委託する流れも増えていった。
更に、IT業界全体が慢性的な人手不足に悩んでいる現状もあったので、それならばと人材紹介業も始動しました。こうして徐々に、包括的なクライアント支援が出来る体制が整っていったというわけです。

―御社の成長背景には、「営業」や「人材」における強みがあったのですね。

林氏:そうですね。システム開発力をハードスキル、メンバーの人間力をソフトスキルとすると、うちは後者も強いのが特長です。スローガンに「『これから』の可能性を追求し続ける」とあるのですが、その言葉の通り「人としての可能性を伸ばす」ことに最も注力しています。事業計画も採用も育成も、すべてがこのカルチャーの上に成り立っております。

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たとえば津田のように、独立を志望する社員にはその夢が実現できるようにサポートしますし、彼の「可能性」を伸ばすことで結果的に事業全体が伸びた実績もありました。

採用面でもそのカルチャーが如実に表れており、社員の8割がリファラル採用で入社しているので、社員ひとりひとりを介して組織が大きくなっていると言えるでしょう。

セルプロモートが輩出する、優秀なビジネスパーソンとは

―津田さんは入社時から独立志向だったと伺いましたが、セルプロモートの魅力はどういった部分だとお考えですか?

津田氏:僕はもともと学生時代に起業して、1度は事業が軌道に乗ったものの倒産させてしまった過去があるんです。ちょうどその頃に林社長と出会い、色々と相談に乗って頂いていたんですが、ひょんなことから「うちで起業したら?」とチャンスを頂くことになりました。「失敗しかしていない」「実績がない」学生の僕にチャンスをくださるって、純粋に凄いことだと感じたのをよく覚えています。

僕の会社では20代中心の人材紹介業をやっていますが、新たに他社の人材紹介業の立ち上げコンサルティングも始めました。独立のチャンスを頂いたおかげで、今はやりたいことにどんどん挑戦できていて嬉しいですね。

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また、林社長は、一方的に指示を出すトップダウン型ではなくボトムアップ型のマネジメントなので、現場の声が反映されやすく組織もまとまりやすいです。それに、ポジションなど関係なく新入社員ともしょっちゅう飲みに行く人柄なので、自然と社員のモチベーションも上がりやすいのではないでしょうか。

社長自身があくまでも現場主義なことを社員も感じているので、相談しやすい環境が個々の成長を著しくしているんだと思います。

―競合となる他社さんと比較して、強みが表れていると感じる部分はありますか?

林氏:メンバーの成長スピードですかね。僕自身、ずっと営業をやってきた人間として強く感じることでもあるんですが、売れる営業マンは事業や商材が変わっても関係なく売ることができる。それはビジネスパーソンである以前に、魅力的な人間性があるからなんですね。

入社時はそこまで優秀でなかった人も、平均すると大体3ヶ月くらい経てば1人でも売り上げを立てられるようになるんですが、僕の理論からするとそれってつまり魅力的な人間を生み出せている証でもあるんです。人の魅力を一貫して追求している部分が、弊社の1番の強みかもしれません。

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―もともとの生産性が高い人ばかりでなくても、御社の組織風土の中なら優秀で魅力的な人間に成長できる、と。

林氏:そうですね。弊社の門を叩く人の思い描くキャリアは様々で、みんなが独立志向というわけでは当然ないですし、その人のなりたい姿を叶えるマネジメントを行ってもいます。独立したい人がいてもいいし、営業マンを目指したい人がいてもいい、ワークライフバランスを考えたいという人がいてもいい。どれが正解とかはないんです。

ただ、ひとつだけ共通項があるとすると、「現状に満足していない」という熱い想いを持っている人は、魅力的な人間になりやすい。そんな人にとっては、弊社は新しい「可能性」を提供できる場所だと思います。

組織運営のブレークスルー!「脱・巨大な村の村長」


―ひとりひとりの「可能性」を大切にされていますが、このような組織運営になった経緯を教えていただけますか?

林氏:実は、立ち上げ直後の数年間、今のように多様な人が集まる組織ではなく、もっとゴリゴリのマネジメントが主流で、画一的な人しかいない軍隊組織でした。当時は目先の業績を追うのに必死でしたし、価値観を押し付けて、付いてこれる人だけ付いてこればいいと考えていたんだと思います。

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―意外です。何がきっかけで方向転換を?

林氏:創業当初の3年間の売上目標を10億円に設定していて、ゴリゴリ頑張って達成こそできたのですが、その翌年からあまり業績が伸びなくなったんです。社員も定着せず、人が抜けては補充するような状況で。

また、もともとゴリゴリやるのが1番得意だった幹部がいまして、その人が辞めた時に、自分がその役目をやろうとしたことがあったんですが上手く出来なくて。怒ったり檄を飛ばすことが向いてないと感じたので、それならばあえて真逆をやってみることにした。

ちょうどその頃、津田たちが入ってきたことも重なって、試しにボトムアップ型のコミュニケーションを実践してみたところ、みんなのモチベーションアップにもなり、事業の幅も広がっていったというわけです。

―言うだけなら簡単ですが、実際に改革するのは相当大変だったのでは?

林氏:どちらかというと会社全体が能動的に変わっていったので大変ではなかったですが、その経験を通して考え方そのものが変わりました。

たとえるなら、自分が1つの大きな村をつくり、「その村長として君臨しなければならない」という発想で経営をしていたのが、「村は1つじゃなくて沢山あっていい」と考えるようになり、多様な人を受け入れられるようになったんです。

沢山の小さな村があって、それぞれのカラーに合った村長と村人がいる。自分は全体の「場」を提供できればいい、と今は思っています。異なる村をそれぞれの村長と村人に任せることが、「可能性」の拡大にもつながりますしね。

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津田氏:簡単そうに言ってますが、社員のために多大なるリスクを背負ってくれているなと、現場はひしひしと痛感しています。たとえば、僕は何でもやってみてミスから学びたいタイプなのですが、それを許容することって会社にとっては負担ですよね。

1度、弊社で採用したメンバーが1年間赤字を出し続けた挙句、辞めてしまったことがあったんですが、その時に出た何百万という赤字を、「津田にとって勉強になったなら投資ってことでいいんじゃない?」と言ってくれたんです。この人は言葉だけじゃなくて、本気で僕のことを信じて任せてくれているんだな、と実感しました。

目指すは究極のダイバーシティ企業

―とても大胆な変革を実行されているのですね。

林氏:まだまだ挑戦の過程ですが、「多様性」と「可能性」の拡大にはとても注力しています。昔に比べて副業やフリーランスのハードルが下がり、働き方の幅も広がりつつある中で、1つの組織だけに所属するメリットがどうしても薄くなっています。だからこそ弊社に来てくれる人に対しては、できる限り幅広い選択肢や未来の可能性を用意してあげたいんです。

たとえば将来フリーランスを目指している人には、社員でいる重要性を説いて閉じ込めるよりも、その目標に向き合って支援することを最優先に考えて接することが、将来的に繋がりの輪が広がっていくので、そっちの方が圧倒的に意味があると思っています。

1つの組織でトップやリーダーになりたいというよりは、個々人が生き生きできる環境を与えるプロデューサーみたいな立ち位置に憧れていますね。

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―具体的な取り組みがあれば教えて頂けますか?

林氏:極論を言えば「新しい働き方、ぜんぶ受け入れます」という体制に挑戦しています。「時短勤務希望」「業務委託」「子連れで働きたい」などの様々な事情を全て受け入れたいんです。

在宅のママさんが事業部長なんてことも全然ありで、副業を4つやっているプロジェクトリーダーや日本語が話せない外国人採用担当、さらには抱っこひもで営業など、なんでもいい。アライアンスや業務委託などの形式にとらわれず、仲間として優秀な人間とならどんどん関わっていきたいと思っています。
また、エンジニアを対象に導入予定のコーチング制度を設け始めました。入社時に「3年後どうなっていたいか」という面談をして、今後の転職や独立に活かせるようにするためです。

内容問わず、話し合いの結果としてその人の3年後の目標が見えたら、コーチはそれを達成するためにひたすら伴走するんです。

「目標達成のためには他の会社の方がいいのでは?」と言うことさえあります。たとえばAI特化型のエンジニアになりたい人には、適した会社を紹介したりするなど、その人にとって1番幸せな道を一緒に探し、その上で弊社で働くことがお互いの方向性とマッチしているなら是非ここで働いてほしい、というスタンスなんです。

―凄いですね。社員に対してならまだしもそうでない方にまで。

林氏:本人の強みや良さを最大限に伸ばしてあげたいだけなんです。無理に囲って飼い殺しにするとお互いにとってもデメリットな気がしていて。

僕は、自分には特別な才能があると思っていないので、逆に人のいいところや可能性に気付きやすいんです。自分にないものがキラキラして見える。

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社員に対しても、社外の取引先の方々に対しても、弊社を辞めていってしまう人に対しても、何か一緒に出来ることがあればタイミング問わず、いつでもやりたいと思っています。だからこそ、伸びる可能性がある人には、伸びるための最適な環境を選んでほしい。

津田氏:元社員・現経営者としての意見ですけど、僕は人の能力って、9割が「場数」、1割が座学で伸びると感じていて。その点、セルプロモートはとても「場数」を重視して、その人の能力が伸びるような経験をなるべく多く積ませてあげているんだと思います。これからもセルプロモートは、人の可能性によって伸びていくでしょう。

自分の「可能性」を知りたいすべての人へ。

―最後に、「多様性」と「可能性」をキーワードに拡大を続けるセルプロモートに、今後どのような方が来てほしいか教えてください。

林氏:現状を変えたいと思っている人なら誰でも大歓迎です。何かやりたいと明確に想いを持っている方も、何がやりたいか分からないという方も。後者のような方も今の時代は多いと思いますが、それも1種の「現状を変えたい」だと思います。時間をかけて、どんな可能性があるか一緒に紐解いていきましょう!

津田氏:沢山の経験を積ませてもらえるこの会社なら、たとえ自分には強みがないと思っていた人でも、数ヵ月で売上が取れるようになって、他社と比べても生産性の高い人材になることが可能です。僕はチャンスをもらった側の人間ですが、次のチャンスを後輩にも与えていきたいと思っているので、ぜひチャレンジしに来てください!

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執筆=大塚 沙央里(Nutcracker)
編集・構成=岡田 隆太郎
撮影=吉田 達史

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